越後妻有の林間学校2012秋Bコース 3日間の体験

妻有日記林間学校投稿日:2012年11月30日

越後妻有の林間学校2012秋Bコースが無事終了しました。

今回は、東日本大震災の被災地である福島県福島市と宮城県石巻市、仙台市から大人、子どもあわせて約30名が参加しました。 初日の23日に 三省ハウスに到着し温泉に行って、三省ハウスの地元のお母さんたち手作りのおいしいご飯を食べ、明日からの活動に思いを馳せ眠りにつきました。

次の日の朝、あいにくの雨。

地元のお父さん、お母さんを先生にお迎えして、畑で大根の収穫と三省ハウスの「雪囲い」を予定していたので作業ができるか心配しました。しかし、朝ご飯を食べ終わる頃には小降りになり、子どもも大人も楽しんで大地の恵みの収穫と初めての「雪囲い」体験を楽しみました。

午後からは、わらアートのエキスパート、武蔵野美術大学の宮島慎吾先生による「わらアート」づくり。羊をつくりました。今日中に木で骨組みをつくりと、骨格に肉付けするための束ねたわらを20束、わらを編み込んで大人がようやく抱えられるほどの束を6束つくらなければなりません。これは、羊の毛の部分になります。グループに分かれ、てきぱきと作業しこの日の目標を達成しました。



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その後は温泉で汗を流し、まつだい郷土資料館に移動して、お弁当を食べた後、館長で舞踏家の森繁哉先生による「家劇場」の公演「開の宴」を鑑賞しました。里山に暮らす人々の年中行事を行う姿をユーモアとペーソスを含んだ舞踏で表現した舞台は、子どもも大人も里山だからこそ生まれる芸術を大いに堪能しました。

最終日はわらアートの仕上げです。午後1時には帰りのバスに乗らなければならないので、午前中に仕上げなければなりません。朝食を食べたら、集中して作業に取り組みました。昨日束ねたわらを木の骨格に縛り付け、編んだわらをぐるりとその上に巻き毛の質感を出していきます。最後に羊の顔や肢の部分に黒い棕櫚を巻いてサフォーク種の羊を表現しました。 短い時間の中でみんなよくがんばりました。

その後森繁哉先生の里山の信仰についての講話を聴き、舞踏と里山の信仰と農耕で育まれた身体についての知識を深めました。 3日間の越後妻有の林間学校を終えた子どもたちの笑顔は自信を感じさせるものでした。みんな、少し大人に近づいたように感じさせる3日間でした。

スタッフ 須田