絵本と木の実の美術館より ほかほか週末日記

妻有日記絵本と木の実の美術館投稿日:2013年03月09日

3月2日(土)、3日(日)に特別開館イベント「ほかもちん」を開催しました。

悪天候の中、冬眠中の絵本と木の実の美術館 へ来て下さった多くの皆様、 ありがとうございました。

「ほかもちん」ってなんですか?とよく聞かれます。

ずばり、「ほかほかを、お持ち帰りできる」イベントという意味です。今年も、十日町の冬の風物詩「ちんころ」作りと、藁の座布団「さっぺし」作りを行いました。もちろん、お持ち帰りできます!

私は「ちんころ」をお客さんと一緒に作りました。柔らかい米の団子を練りながら、たわいもない「ちんころ」トークが始まります。かわいらしい「ちんころ」が出来上がってくると、みなさんの顔がほころびます。知らないお隣さん同士なのに、いつの間にかみんなで楽しく作ることが出来ます。改めて、「ちんころ」いいです。優しく人と人とを繋げます。

「さっぺし」作りは地元「鉢」集落から2人のエース(尾身孝さん、尾身富治さん)が駆けつけてくれました。藁を扱うのは力がいります。1つ完成するとじんわりとした達成感があるようです。孝さんと富治さんの昔の話を聞くことが出来るのも、貴重な体験です。

ehon201303

東京からはるばる一家で来てくれたご家族は、たっぷり2日間絵本と木の実の美術館を味わってくれました。小さなお2人は、藁で遊んだり、冬眠中のバッタリバッタにまたがったり、ちんころをじっくり作ったり、、ゆきだるまを2つ作ったり。2人の小さな記憶の引き出しに、雪国での思い出が残っていったら嬉しいです。

ehon2

ひっそりとした校舎が、久しぶりに人の温もりであたたかくなりました。校舎も、流木オバケも、木の実たちも、喜んでいたと思います。 そして、「チチチ」「ぴぴ」「プピプピ…」とおしゃべりしていた気がします。

絵本と木の実の美術館 天野季子

コラムをもっと読む