雪のストーリーツアーのご報告

妻有日記絵本と木の実の美術館投稿日:2013年03月31日

2013年3月23日(土)〜24日(日)、旅全体が物語りになったツアーを実施しました。雪の世界の中で、「旅の絵本」を読み進めながら雪の魅力を体験していきました。

バスに参加者の皆さんがそろうと、絵本と木の実の美術館の「ざしきわらし」だという“ときべえ”が登場。初めて大地の芸術祭の里に来た方は、なんのことやら目をぱちくり。ときべえから「旅の絵本」を手渡され、「雪のストーリーツアー」はじまりはじまり。

物語の主人公は1匹のウサギ。ウサギは1人で旅をしていてこの雪国にたどり着きました。そこで出会った仲間と過ごすうちに、雪国で暮らすことをすすめられます。仲間は、ウサギのために雪で出来た「家」をつくってくれました。

〜ストーリーツアー プログラム①ウサギのために雪で出来た「家」をつくろう!〜

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不安定な空模様から、青空がのぞいたため外で行いました。だんだん気持ちがのってくると、みなさん黙々と造り、物語りに出てくるような雪の家ができました。

最後は、木の実や藁・竹を使って家と家をつなぎ、小さな雪の街ができました。

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ウサギは今までずっとひとりぼっちだったので、自分にとって大切な存在を探すために旅をしてきました。でもウサギには、その大切な存在が誰なのか分からないまま探していたのです。ウサギは、あたらしい雪の家の中で大切な誰かへ手紙を書きました。

仲間と造った「雪のビー玉」の中に、手紙もこっそりいれました。

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〜ストーリーツアー プログラム②雪のビー玉をつくろう!〜
少し手が冷たいけど、雪の中に花を入れて「雪のビー玉」を造ります。次に、透明のセロハンに大切な人への手紙を書いて、雪のビー玉にいれます。少し大きめのビー玉がたくさんできました。クーラーボックスに入れたら、いざ温泉へ!

松之山温泉の露天風呂で、雪のビー玉を浮かべました。初めて温泉で出会った方もご一緒に、ビー玉が溶けて温泉にちいさな花畑が出来る様子を楽しみました。(*温泉の了解を得て行っています。)
手紙が入ったビー玉も溶けて、お湯で温まりながら手紙を読んでいる姿が印象的でした。

温泉からあがったら、手紙を旅の絵本に貼り付け1人1人の「旅の絵本」が完成です。

空は夜空にかわり、いよいよ物語は終わります。
ウサギは星空を眺めていました。すると、オリオン座の下にあるものを見つけました。

「やっと会えたね、大切なキミ。これからは、ずっと一緒だよ。」ウサギはつぶやきました。

〜ストーリーツアー プログラム③夜空をみあげる
本当は、星空をながめてオリオン座の下に位置する「ウサギ座」を眺める予定でした。しかし残念ながら曇り空。
でも終わってみれば、参加してくださった方々同士が打ち解け、みんなで気持ちが1つになっているようでした。

参加してくださった皆様、ありがとうざいました。

絵本と木の実の美術館
天野季子

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