越後妻有・雪のスタジアム 2013

妻有日記投稿日:2013年03月31日

2013年3月2日(土)・3日(日)お雛祭りの週末、関越トンネルを超えれば豪雪地・越後妻有はまだまだ雪深いなか、圧倒的な雪を体感できる冬の祭り「雪のスタジアム」が開催されました。まつだい「農舞台」周辺と、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の2会場を舞台に、さまざまな雪の魅力を引き出すプログラムを展開。2日間とも吹雪にみまわれるあいにくの天候でしたが、雪国の醍醐味、とばかりにアーティスト、地元のみなさん、こへび隊とが結集し、お客様ともども越後妻有の雪の魅力を堪能しました。

会場①まつだい「農舞台」&農と暮らしのミュージアム

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今回、日本初の試みとなった温泉水の流化式サウナとテント式サウナで構成された「雪原テルメ」では、吹雪の会場においてホッとできる憩いの場を提供。ハーブティや足湯、おしゃべりとサウナでの楽しみ方もさまざまで、お客様もゆったりくつろいでくださいました。
雪のスタジアム2013 雪原テルメ

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新潟をベースに活動する雪を知り尽くしたアーティストのグループ新潟ユニットによる「雪のギャラリーロード」では、山肌に降り積もる雪の形状や雪の性質、雪を前にした時の人間の五感の変化などを巧みに活かした力作が屋外に展開。作品鑑賞のために用意されたルートをたどって雪を踏みしめて歩く行為そのものが雪国で暮らすことであり、その先に表現行為があることを考えさせられるプレゼンテーションでした。

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まつだい「農舞台」ギャラリーの企画展出品作家による雪の特設展示室もお目見え。雪のトンネルをとおってたどり着いた先にはぽっかりと空いた空間に、2人の若手作家がたどたどしくも真摯に集落と集落の暮らしぶりに向き合った記録が残されていました。
臼田知菜美×八木隆行~芸術放浪記in 会沢~ 雪のスタジアム2013特別展 レポート

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撮影:中村脩

そして夜、高橋匡太による光の花畑「Gift for Frozen Village 2013」。訪れた人々によって次々と雪原に植えられる光の種は降り積もる雪に搔き消えそうになりながらも柔らかい情景を生み出していました。

会場②越後妻有里山現代美術館[キナーレ]

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今年もやりました、「雪の運動会」。こへび隊が中心となって新しい競技も考案し、より充実した内容で実施。各チーム、誰でも手に入れられる身近な素材を使ったオリジナル衣装を身にまとい、応援合戦にも力が入りました。
雪の運動会(こへび隊活動日誌より)

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三田村管打団?+越後つまり管打団による越後妻有オリジナル曲「かんじきダンス」の演奏も、会場を大いに盛り上げました。

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雪のスタジアムに三田村管打団?参上

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さらに、美術館の新しい企画として始まった「雪の図工教室」。第2回は前山忠氏を講師迎え、雪の運動会の会場にそびえたつ雪の壁を使って展開。
降り積もる雪とアート・ワークショップ 「雪の図工教室 私の雪世界 -雪のボックスアート- 前山忠」

会場③絵本と木の実の美術館

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「雪のスタジアム」のため特別開館した絵本と木の実の美術館では、冬の十日町の風物詩「ちんころ」づくりのワークショップが行われました。
絵本と木の実の美術館より ほかほか週末日記