かまぼこアートセンター フィリピン活動レポート

妻有日記投稿日:2013年07月20日

2013年7月20日(土)〜10月20日(日)、かまぼこアートセンターでは、フィリピンで開催された「Kawwanan nan Batawa(環境への思いやり)」に参加したかまぼこアートセンターの5人のメンバーの作品やワークショップの記録を展示しています(詳しくはこちら)。

活動の一環として、かまぼこアートセンターの作家、寺澤伸彦と深澤孝史がそれぞれ地元の小学校とデイケアセンター(保育園のようなもの)で実施したワークショップのレポートが、フィリピンの環境NGOコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(Cordillera Green Network)のブログにアップされています。本HPではダイジェスト版をご紹介いたしますので、ぜひリンク先のレポートと動画をご覧ください。

レポート①
「子どもたちと過ごした冒険の4日間」深澤孝史
これはとある村にできたちょっと不思議な【お店】のお話。
【お金の国】に生まれた一人の男が
山奥の村にやってくるところから物語は始まります。
男が生まれた【お金の国】はたくさんのものがあることが
【豊かさ】だと考えている国でした。
そして、みんなが気がつく頃にはたくさんのゴミと毒が
お金の国の大地を覆ってしまいました。
男は【お金の国】から逃げることにしました。
男がたどり着いたのはたくさんの島から成る国の山奥の村。
この村は豊かな自然と暖かな気候に包まれていました…
かまぼこアートセンター深澤孝史による
フィリピンの山岳地たちに住む幼稚園児へのワークショップが、
一遍の物語として収められた動画の一節。

この物語の続きは…

「子どもたちと過ごした冒険の4日間」
ーCordillera Green Network ブログ

ドキュメンタリー物語動画
「The Story of Fair Trade Work Shop」

レポート②
「木を見て森も見る」寺澤伸彦
フィリピンの山の子どもたちにとっての美術とは一体どういうものなのか? 日本のように美術という単独の授業すらない彼らにとっては生まれて初めてかもしれない「美術教育」というものの、少しの重みと責任を持って寺澤はワークショップへ臨んだ。

「自然環境」というテーマの中で視覚的な「自然の素材」を用いることではなく、感覚的で体験的なアートを「自然なカタチ」で感じてもらいたかった。

子どもたちの初めましての美術の授業は、コツコツと鉛筆で塗り絵のように塗りつぶす作業、しかし厳密に、線からはみ出してはいけないという、なんとも不思議な体験だったに違いない。

これから何ができるのか? がわからない、でも大きな絵が完成するというワクワクを携え子どもたちは想像力と興味の森へ。近くではボーダーの線しか見えなかったはずの絵が、教室の一番後ろから見ると「見えた!見えた!」と自然なカタチで拍手喝采! はたしてテーマでもある「木を見て森も見る」ことはできたのだろうか?

彼らの長い人生の旅路で、あの美術体験がきっとどこかで交わる瞬間を夢見て…寺澤は今夜もビールでグイッとやるのであった。

この物語の続きは…

木を見て森も見る
ーCordillera Green Network ブログ


こへび隊 井出 はるか