「城山クラブ」活動開始

まつだい「農舞台」投稿日:2014年12月11日

まつだい「農舞台」の周辺の里山・城山は、イリヤ&エミリヤ・カバコフの「棚田」や、田中信太郎の「○△□の塔と赤とんぼ」など、大地の芸術祭作品約20作品が点在するアートの里山です。作品を目印にこの場所を散策したことのある方も多いかもしれませんが、そこに住む草木やいきものについてはご存知でしょうか?今ではその数を減らしている赤とんぼやメダカ、ゲンゴロウなど様々ないきものが城山には生息しています。「作品だけでない城山の魅力を掘り起こそう!」と、11月24日、地元の方数名と大地の芸術祭総合ディレクター北川フラム、農舞台スタッフは「城山クラブ」を立ち上げ、城山を散策してみました。

地元の博士・松山さんを講師に、まずはビオトープに向かいました。既に風も冷たく、いきものはそれほどたくさんは見られませんでしたが、あれこれお話をする中で、「今時期にもまだオタマジャクシのままでいるオタマジャクシがいるけれど、冬の間はどうなるの?」という疑問が…。「冬の間は土に潜って越冬し、翌年にカエルにというのんびりしたオタマジャクシもいる」と教えていただきました。驚きです。



今度は山に登って、衣類の糸の原料と成った「苧(お)」についてお話を聞きました。江戸時代「苧」の生産は地域の重要な産業でした。 質の良い糸が採れる「影苧(かげそ)」を、焼き畑で育てたことなどを伺いました。



その他にも、イリヤ&エミリヤ・カバコフの「棚田」が地崩れによって今のかたちになったことや、川の護岸工事のこと、いくらでも話題が尽きず、あっという間に2時間の散策をおえました。

「城山クラブ」は、不定期で今後も開催される予定です、今後の情報をお楽しみに。また、1回目の報告はまつだい「農舞台」で展示いたします。

大地の芸術祭の里スタッフ 新井沙織



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