オーストラリア・ハウス設計提案公募 当選者決定

2012芸術祭投稿日:2011年9月28日

2011年9月1日から9月15日まで公募された「オーストラリア・ハウス設計提案公募」(審査委員長:安藤忠雄氏(建築家))の選考会が、9月22日(木)駐日オーストラリア大使館(東京都港区)で開催され、安藤氏、審査員のトム・ヘネガン氏(建築家・東京藝術大学教授)、北川フラム(大地の芸術祭総合ディレクター)の三者による満場一致で、154件寄せられた応募案から、アンドリュー・バーンズ・アーキテクト(Andrew Burns Architect. オーストラリア・シドニー)による設計提案が最優秀に選ばれました。

バーンズ氏の設計提案について、審査委員長の安藤氏は「三角形を作るのは難しい。難しいからこそ面白いものができる可能性がある。アプローチも面白いし、もろもろの要素がうまく収まっている。雪深いところなので、雪の対応もうまくできている。また、3メートルの雪が積もったときに、三角の屋根しかみえないようになっていて、魅力的だった。」と評価しました。

「安くて、丈夫で、小さい」防災建築という今回の公募条件を見事に満たした設計提案を果たした31歳の新進気鋭の建築家バーンズ氏は、10月末に来日し、越後妻有のオーストラリア・ハウス建設予定地(十日町市浦田7577)を訪れ、2012年7月末の竣工を目指し設計作業に取り組みます。

【公募結果概要】

設計提案公募総数 154点
最優秀:Andrew Burns Architect (アンドリュー・バーンズ・アーキテクト) 設計提案(PDF)
次点:B. A. M. F 設計提案(PDF)


佳作:
畑友洋建築設計事務所 設計提案(PDF)
Andrew Burges Architects 設計提案(PDF)
John Wardie Architects 設計提案(PDF)
佐久間徹設計事務所 設計提案(PDF)
吉田周一郎+Edward Moore Architects 設計提案(PDF)

【バーンズ氏のコメント】


「新潟県におけるオーストラリア・ハウス・プロジェクトの設計公募で選ばれ、大変嬉しく思っています。非常に尊敬している、このように素晴らしい審査委員の皆様に認められたことを大変名誉に思います。
桂離宮から地中美術館に至るまで、日本の建築は長く私を魅了してきました。国境をまたがって貢献することができることを願っております。越後妻有トリエンナーレという爽やかなアプローチで迫る、進歩的なプロジェクトに参加できるのでわくわくしています。記憶に残る空間体験と、オーストラリアと日本の文化交流のための焦点を創り出すために、トリエンナーレの主催者の皆様、オーストラリア大使館、地元集落の方々と協働できることを楽しみにしております。」

【アンドリュー・バーンズ氏 プロフィール】

Andrew Burns

1979年生まれ。オーストラリア シドニー大学、同大学院で建築を学ぶ。2007年にAndrew Burns Architect設立。Dulux Colour Awards, Saumarez Homestead Competitionで1位受賞。個人住宅の設計やChegwyn St地区(オーストラリア ニュー・サウス・ウェールズ州)の開発などに携わる。

【オーストラリア・ハウスについて】

2000年の第一回大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレから、越後妻有地域(新潟県十日町市及び津南町)で、積極的にアーティストの参加と地元住民との交流を支援してきたオーストラリアが、「トリエンナーレ開催年以外の年も日豪の交流を深めたい」と越後妻有アートトリエンナーレ2009をきっかけに誕生したオーストラリア・ハウス。2011年3月12日の長野県北部地震によって倒壊したオーストラリア・ハウスを惜しみつつも、2012年のトリエンナーレに向かい再建するために、今回の設計提案公募が行われました。オーストラリア・ハウスは、駐日オーストラリア大使館、豪日交流基金の助成・ご支援を受け運営されています。

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