大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012 開催概要 2

プレス向け2012芸術祭投稿日:2011年10月30日

開催趣旨

2011年3月11日の東日本大震災に続く翌12日の長野県北部を震源とする地震は、越後妻有地域を直撃し、豪雪と相まって作品の約1/4が全壊・半壊・損傷を被りました。東日本大震災による地震、津波、原発事故で亡くなられた方々、今なお苦難、不安のなかにおられる人たちに繋がるべく、現地では以下の作業を続けてきました。


  • 当地域で被災された人たちの手伝いをする。
  • 芸術祭の施設、作品を可能な限り修復する。
  • 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」を開催するための準備をする。
  • 東日本大震災を、人類・文明の問題と捉え、東北被災地への資金的・人的サポートを行う。
  • 東北被災地から新潟県、越後妻有地域へ避難している人たちへ夏耕冬読の場を用意する。
  • 震災復興を手伝おうと海外から来日するアーティスト・応援者たちを支援するためのアートネットワークを組織する。
 

新潟県及び越後妻有地域は、中越大震災、中越沖地震を経験し、その過程で国内外の多くの人々の援助を受けてきました。この地域は、他の多くの地域との助けあいによって生きてきた場でもありました。「大地の芸術祭」は当初から「人間は自然に内包される」を基本コンセプトに、効率一辺倒、刺激と競争の都市中心の世界を、都市の人たちとともに見直そうとしてきました。私たちは今こそ、東北の被災地域の人々とつながり、助けあって生き、生きる証としてのささやかで明るいお祭を継続していきたいと考えております。


以上の考えに沿って、第5回となる大地の芸術祭は、「震災からの復興」をテーマに、次の点に重点を置き展開します。


  • 地域の資産を活かす。
  • 芸術祭の施設、作品を可能な限り修復する。
  • 倒壊したオーストラリア・ハウスの日豪協力による再建、東アジア芸術村のレジデンス等、外国とのネットワークをより密にする。
  • 「瀬戸内国際芸術祭」と連携し、東北支援等、国内のアートによるネットワークを強める。
  • 過去に芸術祭で行われた評価の高いイベントを再度実施し、多くの人々に見ていただく。
  • キナーレの新規展開を図り、十日町市中心部と他地域のつながりを深める。
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大地の芸術祭の里スタッフ

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