Roooots リデザインプロジェクト 2012 審査結果発表!

お知らせプレス向け2012芸術祭投稿日:2012年3月24日

Roooots 越後妻有の名産品リデザインプロジェクト 2012」では、2011年10月から2012年1月にかけ、現代アートによる地域再生に取り組む越後妻有地域(十日町市・津南町)の食品、お菓子、お酒、着物、グッズなどの名産品13品のリデザイン案を公募し550点の応募がよせられました。厳正なる審査及び越後妻有のメーカーのみなさまとの協議により、13品目、25作品の商品化が決定いたしました。(PDF版はこちら


審査員

佐藤 卓 氏 (グラフィックデザイナー、佐藤卓デザイン事務所 代表)
小野塚 秋良 氏 (ファッションデザイナー)
北川 フラム  (大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 総合ディレクター)
林 千晶  (株式会社ロフトワーク 代表取締役)



Roooots商品として展開:食の部

越後妻有の自然の恵みをふんだんに使った特徴ある食品やお酒、7品目のパッケージデザインを募集。受賞した作品は、コンセプトともに審査員から高く評価され、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」の開催に合わせて商品化される予定です。


特別本醸造 苗場山



雪のめぐみ (designed by ゼロバイゼロ)

クリエーターの一言:

越後妻有、苗場山に降る白雪は、山中でやわらかな水となり、それがおいしいお酒となってわたしたちの手元に届きます。その一連のストーリーをワンカップにギュッと詰め込みました。このプランでは、ワンカップの側面に水玉(パンチング)模様を施し、これにより苗場山に降り注ぐ雪を表現しています。側面同士の重なりあいにより、モアレ模様が発生します。この模様は、商品と人の位置や角度、ボトル中の水量(空気と水の屈折差)によって繊細かつ多様に変化します。これにより、苗場山にぱらぱらと降る雪をアニメーション的に表現するとともに、お酒の甘さを視覚的に際立たせます。



竜ヶ窪の水



竜ヶ窪天然水:伝説を伝えていくということ(designed by ハム)

クリエーターの一言:

竜ヶ窪のストーリーでの涌井さんの「昔の人々は様々な伝説を作ることでこの場所を神聖化し、守ってきた」という言葉になるほどと思い、伝説という形にして沢山の人に知ってもらうということは、その場所を大切にし守っていくということにつながっているのだと気づかされその思いをデザインにしました。



しそ・くるみ味噌



シンプルに、味噌 (designed by kehoii)

クリエーターの一言:

「伝統」からイメージするのは、落ち着きや重み、時に複雑さ。では「新しい」は、無邪気や軽み、簡単さで表現してみてはどうだろう? 生まれたての「新しさ」の表現は、誰にでも分かりやすい色、線を使ってみた。これからの次世代を背負って行く、子供達が描いた様に。



豚ジャーキー



豚ジャーキー (designed by 永井弘人・安井隆人)

クリエーターの一言:

「高貴な豚さん」 というコンセプトで制作しました。 豚ジャーキーの様々な面で優れた高級豚肉でありながらも、お酒の場を賑やかにする“おつまみ”でもあるという点から、品・格調の高さがありながらも、親しみやすさ・ユニークさを合わせ持つ、「高貴な豚さん」というキャラクターをつくりました。商品名とキャラクターをパッケージに大きくのせ、認知と印象づけを機能させたデザインを表現しました。



豚カレー



豚カレー(designed by 石見美和)

クリエーターの一言:

テーマは「とにかく豚なカレー」妻有ポークを使ったその名も「豚カレー」というネーミングの潔さがパッケージにも現れるように、商品名を堂々と見せるデザインにした。輪郭を柔らかくしたり、素材感のある紙を使用して、優しい味わいを表現した。



米粉・おからクッキー



米粉・おからクッキー(designed by 牧 恵子)

クリエーターの一言:

自然にできあがったような素朴なクッキーそうだなあ、と思ってもらえる見た目を目指した。控えめだけどその場所で実直に生きている越後妻有の人たちの空気がわかるもの



手繰りそば



魚沼 手繰りそば 布乃利つなぎ(designed by 黒栁 潤)

クリエーターの一言:

商品の由来でもある着物の「織り」と、日本の包装礼法のひとつである「折り」をつなぎ、コンセプトとしました。織物組織のように折り重なった表面と、海藻をつなぎとしていることを伝える新緑のラベルは、和紙の質感と相まって丁寧につくられた蕎麦であることを伝えています。



Roooots商品として展開:装の部

着物の町・十日町で昔から受け継がれてきた伝統的な着物の技術と先端の繊維加工技術を活かした、新しい布製品のデザインを募集しました。受賞した作品は、コンセプトともに審査員から高く評価され、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」の開催に合わせて商品化される予定です。


新製品プロデュース – 妻有の新しい名産品



Tree Poncho (木になるポンチョ)(designed by 松本健一)

クリエーターの一言:

せっかくの芸術祭で雨が降っていたら、少し悲しい。でも雨が降ることは大切なことで、自然の恵みである。そこで、芸術祭を訪れたひとたちに、雨を少しでもポジティブな状況に変えられるものを作るのはどうかと考えた。人が着用すると、木のように見えるポンチョ。雨が木に降り注ぐ光景を再現。芸術祭の「人間は自然に内包される」という考えをこの商品に込めました。色は3色。丸めて、袋につめると葉っぱの形状になり、持ち運びも便利に。ショップで販売する際には、木にぶら下げるイメージです。雨の日の芸術祭で沢山の人に着てもらえる状況そのものが、アートになるようなイメージです。子供サイズも作って、親子で大きな木と、小さな木が並んで歩く光景も楽しいなと思いました。



新製品プロデュース – 妻有の新しい名産品



尻処 (designed by 熊谷英之)

クリエーターの一言:

芸術祭で歩き疲れたとき、ちょっと座る時にお尻の下に敷く、お尻の置き処です。生地には、妻有の自然を感じるモチーフをインクジェット染色した上に、撥水加工を施します。ぎりぎり座れる大きさφ200というサイズにすることで、バッグに入れて持ち歩きやすく、芸術祭の時だけでなく、普段から持ち歩き、ちょっと腰を下ろすときに使えます。



風呂敷



しょくぶつ (designed by Jerky)

クリエーターの一言:

越後妻有の四季折々の植物を表しています。目や口を付けることによって植物も生き物だということを表し、赤、緑、茶、白の色で四季を表しています。



風呂敷



TANADA (designed by emoriasuca)

クリエーターの一言:

今年(2011年)の夏、大地の芸術祭の里を訪ねたときに見た棚田がとても美しく、印象的だったのでそれをモチーフにデザインしました。



風呂敷



ピクニック祭り (designed by カヤヒロヤ)

クリエーターの一言:

いつもは静かに見守っている里の妖精が祭りに合わせて自分たちも楽しもうと、ピクニック祭りをしている様子を表現しました。



風呂敷



豚カレー(designed by 白須賀 毅)

※本来、食の部・豚カレーに応募された作品でしたが、審査員の強い推薦により風呂敷として採用されました。



風呂敷



火焔式土器柄 (designed by 照井 正邦)

クリエーターの一言:

越後妻有で発掘された火焔式土器を展開して、デザインしました。大ビンなどを包むと、土器の図柄が引き立ちます。オシャレなスカーフにも使用できます。



風呂敷



キョロロロロ (designed by しんじろう)

クリエーターの一言:

十日町市松之山地域に田植えの時期に南国から渡ってくる真っ赤なアカショウビンをモチーフにデザインしました。



手ぬぐい



生きもの手ぬぐい(昆虫) (designed by トリゴエモトコ)

クリエーターの一言:

生きもの手ぬぐい<昆虫>バージョンです。越後妻有の里山で生きている昆虫をイメージしました。クワガタやカマキリやセミなどなど・・・。



浴衣 / 妻有を旅するバッグ

採用作品なし



ハンカチ

採用作品なし(風呂敷・手ぬぐいの採用作品から展開する予定です)



新設・特別枠:はっぴプロジェクト

はっぴを着て、ハッピーになる。名付けて、ハピコレ。公募作品の審査過程で、審査委員の小野塚さんよりいくつかの応募デザインを「はっぴ」に仕立てて、大地の芸術祭を盛り上げようというアイディアをいただきました。従来の「はっぴ」のデザインを覆す斬新な「はっぴ」を小野塚さんが監修して製品化します。今回のRoooots プロジェクト「装の部」応募者の中から、特にユニークなデザインを提案した以下2名のクリエイターとコラボレーションします。


採用クリエイター



Jerky



採用クリエイター



terai mariko



作品賞

デザイン、コンセプトともに審査員から高く評価されましたが、技術面やコストなど諸事情により商品化が実現できない作品6点に、今回は「作品賞」を授与することになりました。




着物の茶室 (designed by 黒栁 潤)

クリエーターの一言:

越後妻有の着物技術を用いた、テント式の移動式茶室を考えました。主客ともに着物の中に入ってしまうことで、洋服を着ていても伝統的な日本の礼法の中に収まることができます。着物でできている一畳というごく小空間は、主客の息遣いや心意気、また外の雨音・木漏れ日などの様々な現象を意識化させてくれるのではないでしょうか。また、パッケージとして同素材の極小バックに入れることを考えています。





竜ヶ窪天然水 (designed by Gustav Klim)

クリエーターの一言:

『りゅうがくぼてんねんすいかぁ。』
『よく読めたね。』






おにぎりポーチ (designed by 加藤圭織)

クリエーターの一言:

越後妻有の人々と出会い交流したあたたかい気持ちをそのままに、人から人へ、世界中が、おにぎりを通じて繋がっていったら素敵です。






棚田帽(タナダボウ) (designed by akane)

クリエーターの一言:

棚田をモチーフにした帽子。棚田の四季を表している。






Tsumari Tights (designed by 佐々木辰憲)

クリエーターの一言:

普段着物を着る人にもあまり着物は着ないという人にも、すぐに取り入れられるデザインで和柄の持つ可愛らしさや雰囲気を取り入れられるアイテムを目指してデザインしました。






TSUMARI TEGAMI (designed by 松本健一)

クリエーターの一言:

布の切れ端を利用して、全て違う柄のポストカードを作れないかと考えた。(厚めの紙に布を貼り、色々な形で切り抜く)妻有から、文化と自然の便りを届ける、をテーマにしました。




まつだい「農舞台」賞

特別枠として、まつだい「農舞台」ミュージアムショップ(NPO法人越後妻有里山協働機構)がセレクトしたデザイン。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」の開催に合わせて商品化されます。




Tsumari Lace Stole (designed by 松本健一)

クリエーターの一言:

全てレース素材のストール。雪の結晶をモチーフにしたものと、葉っぱをモチーフにした2種類のデザイン。






つくしづくし (designed by しんじろう)

クリエーターの一言:

ツクシが土手や野原やあぜ道ににょきにょきと生える様子をデザインしました。素朴で可愛らしい雰囲気をそのままに、漢字で「土筆」と書くように1本だけ筆を紛れ込ませました






きのこと鳥 (designed by naginohi)

クリエーターの一言:

動物たちにもさまざまな恵みを与えてくれる越後妻有の豊かな自然をイメージして、おいしいきのこをモチーフにデザインを考えました。






自然の顔 (designed by zuca)

クリエーターの一言:

虫食いの穴が人の顔に見える落ち葉を集めた手ぬぐい。この顔は、自然と共に生きる越後妻有の人たちの喜怒哀楽をイメージしました。






里山・棚田 (designed by 土田菜摘)

クリエーターの一言:

自然そのままのように見えながら、実際は人の手で長い時間かけて作られている風景。そのやさしさ、柔らかさが感じられるようなものに仕上げられたと思っています。






野へ山へ (designed by terai mariko)

クリエーターの一言:

持ち歩いて楽しいふろしき




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大地の芸術祭の里スタッフ

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