越後妻有里山現代美術館[キナーレ]2014冬企画展「Lights in Snowland」オープン、5名の参加アーティストがトーク

イベントリポート投稿日:2014年1月13日

越後妻有里山現代美術館[キナーレ]2014冬企画展「Lights in Snowland」がスタートしました。光をテーマに雪にアプローチする今回の展覧会。1月11日(土)オープン初日には、5人の参加アーティストがそろってオープニングトークが行われ、それぞれの作品について語りました。トークには約90名の参加者が来場、東京からもお越しいただきました。

opening

越後妻有への参加は初めてとなる大巻伸嗣さんの作品「Liminal Air Space‐Time:Wave」は、エントランスホールに展開されています。世界一軽い布を素材として、幅20mというシリーズ最大の作品となりました。「雪がつもっていくと波のようなかたちをつくりますよね。何かを覆い尽くしながら、大地の奥から出てくるエネルギーをイメージしています。」

liminal



木村崇人さんは、「地球と遊ぶ」というテーマで制作活動をされ、「うちの庭」という触って体験できる作品を展示しています。「丸いコースターをテーブルに乗せてぐるぐる探すと、いろいろな生き物が見えて、足元の普段意識していないところにも生命が動いていて、人もその中の一部なんだという感覚をここで感じます。いろいろと探してみてください。」

uchinoniwa

昨年も、松代の雪原を会場に作品「Gift for Frozen Village」で光の花畑を出現させた高橋匡太さんは、キナーレの空間全体を使い、花の色をイメージしたライトアップ「Scene with Flowers」を展開。花と一緒に撮影された記念写真をプロジェクションしています。「写真の花の色が空間ににじんでいくような感じで、ライティングをしています。真冬の雪の世界に一足早い春を届けようというコンセプトです。」
展覧会期間中、プロジェクションする花の写真を、地域の方々から募ります。花と一緒に写っている写真をぜひご提供ください。(問合せ:越後妻有里山現代美術館[キナーレ]TEL 025-761-7767)

scene

松代の犬伏集落で「創作伊沢和紙を育てる」という企画を展開されている中村敬さんは、集落の和紙職人と共同開発した創作伊沢和紙を用いた「伊沢和紙行燈」のインスタレーションを展示。創作伊沢和紙は、「伝統技法である透かし技法を流用したもの」で、2008年~これまでに制作されたさまざまな種類の創作伊沢和紙行燈が一堂に集められています。

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松尾高弘さんは、インタラクティブアート「SnowDance」と、『北越雪譜』を題材にした「Light Book-北越雪譜-」の2作品を制作されました。「雪が降っていたときに、息を吹きかけたら雪が舞いあがったりとか、車や動物が通って雪の流れが変化するとか、そういうところに美しさを感じるかなと。雪にはネガティブなイメージがあるかもしれませんが、良い部分を再発見していただけたらと思います。」

snowdance

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降り積もる雪がいっそう、展示空間を魅力づけています。ぜひご来場ください。

越後妻有里山現代美術館[キナーレ]2014冬企画展「Lights in Snowland」
会期: 2014年1月11日(土)~3月23日(日) |水曜日休館
時間: 11:00〜20:00 |ナイトプログラム:17:30 (※)〜20:00 |最終入館 19:30
※日没時間によって変更あり。
鑑賞料: 1,000 円(団体料金800円)、小中学生 600円 (団体料金400円)
※ 日中・ナイトプログラム 各1回/計 2回 鑑賞可。
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