エリア周遊バス・タクシー”通称バスタク”。スタッフおすすめは隠れた魅力満載の飛渡コース

2015芸術祭投稿日:2015年9月6日

越後妻有地域を10の特色あるエリアにわけてご紹介している第6回展。各エリアをミニツアー形式でまわれるエリア周遊バス・タクシーが好評です。今回は、スタッフおすすめの周2飛渡コースでめぐる作品をご紹介。

飛渡エリア 作品紹介

自然豊かな里山の中で、穴場的エリアといえる飛渡。廃村となった小貫(こつなぎ)集落の神社には推定樹齢800年の杉が今も静かに佇んでいる。ここにカナダで最も名誉あるガバナー・ジェネラル賞を受賞したレベッカ・ベルモアさんの作品「オリザ」があります。雪深い土地の短い春夏秋に黙々と農作業を続けてきた農民の姿を表現したもので、彼らを見守り続けてきたであろう杉との対話が今も聞こえてくるようです。

そのまま奥へ道幅の狭い山道を進んでいくと、今年の新作「最後に継ぐ家」が見えてきます。金を使って壊れた陶磁器を継げる「金継ぎ」と呼ばれる技法を使い、そのまま家の柱や壁を修復したもの。薄暗い家の中、僅かに光る金に目を凝らしていると、家全体が器のように錯覚しそう。


「最後に継ぐ家」中島伽耶子

さらに少しだけ道を奥へ進むと、京都精華大学有志が7年の歳月をかけて地域と育んできた「枯木又プロジェクト」が見えてきます。記憶と発動をテーマに体育館や教室、小学校近くの屋外に集落で集めた杉の樹皮や石・雪解け水を使った作品を展開しています。

飛渡地区から里へ降りてくると、少し奥まった所に大きなタワーが建っています。これはアヌサパティの「SOUND TOWER音の塔」。近づくと大小の木の鐘がぶら下がっており、鑑賞者は自由に打つことができます。


「SOUND TOWER音の塔」アヌサパティ

Photo by Gentaro Ishizuka
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