2018新作参加作家、クリスチャン・ボルタンスキーが 越後妻有を視察

2018芸術祭投稿日:2018年3月18日

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」に新作を展開するクリスチャン・ボルタンスキーが、雪融けの越後妻有へ視察に訪れました。

現代アートの巨匠、クリスチャン・ボルタンスキーと越後妻有の関係は古く、大地の芸術祭 第1回の2000年から作品を展開してきました。 ユダヤ系の家庭で生まれ、ホロコーストの体験を聞いて育った彼は、亡くなったユダヤ人たちのアイデンティティを取り戻そうとするかのように、古着や写真などを使い「人間の不在」をテーマにした作品を数多く発表しています。


▲「最後の教室」(2006年) photo by T. Kuratani ※ジャン・カルマンとの共作

大地の芸術祭2006年で制作されたジャン・カルマンとの共同作「最後の教室」は恒久設置となり、10年以上経た今も多くのファンを魅了し続けています。その「最後の教室」の2Fに、今夏、ボルタンスキーの新しい作品を展開します。 新作は、骸骨やコウモリのような生き物が踊り、幻想的な影絵が死を連想させる、ボルタンスキーの代表作の一つです。


▲2018年新作イメージ

今回、その現地視察のためフランスから本人が来日。「最後の教室」の制作当初から手伝ってくださり、今も作品の管理受付に携わってくださる地元の方々を訪問しました(トップ写真)。2006年の制作当時、ボルタンスキーは「最後の教室」こと旧東川小学校の卒業生である彼らから当時の学校の思い出を聞き、この作品が生まれました。そんな彼らとの久々の再開は懐かしく笑顔溢れる時間となりました。

≫「リネン」(2000年)photo by 安齋重男

≫「夏の旅」(2003年)photo by安齋重男 ※ジャン・カルマンとの共作

≫「最後の教室」(2006年)photo by T. Kuratani ※ジャン・カルマンとの共作

≫「No Man's Land」(2012年)photo by Osamu Nakamura

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