新作作家、国松希根太の作品プランをご紹介

2018芸術祭投稿日:2018年4月15日

昨年の冬プログラムにも参加している国松希根太が、今夏開催される大地の芸術祭2018へ参加することが発表されました。

北海道を拠点に活動する国松希根太は、北の大地で暮らし、自らの体験から表出された作品は地平線や水平線、山脈といった風景の中に存在する輪郭を表現します。 昨年、まつだい「農舞台」のギャラリーで開催された彼の個展でも、中央に置かれた木の質感の見せる稜線が鑑賞者自身の記憶の中の風景を呼び起させました。


▲2017 年1月まつだい「農舞台」ギャラリー冬企画展「国松希根太「北の地平線」展」より(photo by Osamu Nakamura)

今回、国松希根太が作品を設置するのは、千手神社の一段敷地の低い土地にある相撲場跡。 冬の視察時に川西エリア内のいくつかの場所を見て廻り、地元の方から昭和32年の相撲時の賑わいの様子をみせていただいた後、 「周囲の土地から一段低い場所にある千手神社の土俵がとても興味深くなってきた」と話しています。


平成9年まで豊作や無病息災を祈念した奉納相撲が行われていたこの場所。 国松希根太は奉納相撲が行われていた時代の賑やかな光景の写真にインスピレーションを受け、静謐な空間を引き立たせつつ、かつての 賑わいの痕跡を浮かび上がらせるプランを提案しました。


▲2018新作 作品プランイメージ

作品制作時から地域の方々と川石を協働で選び・設置するなど、住民同士の交流 の機会をつくることで、作品空間が再び地域の人々の集うコミュニケーションの場となることを目指します。



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