大地の芸術祭2018 特別メニュー試食会@Jean-Georges Tokyoを開催

2018芸術祭イベントリポート投稿日:2018年6月29日

2018年6月25日(月)、六本木のジャン・ジョルジュ東京にて「大地の芸術祭2018 夏の特別メニュー」のメディアご試食会を開催しました。大地の芸術祭の日帰りオフィシャルツアーでだけ食べられる、米澤文雄シェフのスペシャルメニューは、前菜からデザートまで全5品。新潟の伝統的な郷土料理とミシュランシェフがコラボレーションした、とっておきの味わいが堪能できます。

今回はまず「フレンチ冷汁」が登場。冷汁といえば味噌と出汁で味をつけた冷たい汁物で、日本の郷土料理として古くから愛されています。今回はこれをフレンチ風にアレンジしていただきました。オリーブオイルのまろやかな食感に、キュウリやミョウガのシャキシャキとした食感。ゴマとシソがふんわりと香る、暑い夏にぴったりの食欲をそそる一品です。

次にメインの「妻有ポークとふきのとうマリネ 味噌バターソース」が登場しました。じっくり丹念に熟成されたお肉はきめ細やかな肉質。旨味たっぷりのお肉は、脂身まで甘くとろける口あたりです。妻有ポークは子豚期より抗生物質には頼らず、穀物主体の特別配合の飼料を与えて飼育しているのだそう。ソースは松代の麦味噌に蕗の薹を合わせたバターソース。春に収穫した蕗の薹の豊かな香りが、口いっぱいに広がります。

合わせていただけるのは「棚田米ご飯」です。越後妻有地区には多くの棚田があり、世界でも有数の美しさ。その棚田で手間暇かけて育てられたご飯はふっくらつやつやで、噛めば噛むほど甘みが増します。新潟の誇る名産品をじっくり味わえる一品です。

デザートには「八海山甘酒のアイス」を。新潟魚沼地区を代表する地酒「八海山」の甘酒を使った、白砂糖を一切使わないデザートです。添えられた桑の実とベリーのジャムも、もちろん越後妻有で採れた素材。八海山系の伏流水「雷電様の清水」で仕込まれた澄んだ味わいがそのまま活かされた、食後にぴったりのデザートです。

今回は、特別メニューを食べながらトークショーを楽しむという企画。 大地の芸術祭のオフィシャルサポーターでもある、アソビュー株式会社代表取締役の山野智久氏をモデレーターに迎え、和気藹々としたムードの中トークショーがスタートしました。

第一回のトークショーは、米沢シェフとモデルの田中里奈さん。オフィシャルサポーターでもある里奈さんは、元からの芸術祭ファン。オフィシャルサポーターに就任してからは越後妻有に行く機会も多くなったそうです。「越後妻有は何度行っても新しい驚きに出会える、宝探しのような感覚で行ける場所。気づいたら越後湯沢の駅に降り立っていた…みたいな感じなんです」。東京からもすぐ行けるちょうどいい距離感も魅力のひとつと語ります。

そして話題は料理のことへ…「カラダに良いものをしっかりしたものをとりたいんです。」と話す里奈さんはかなりの料理上手で、自家製の味噌まで仕込むほどの本格派。その日の気分で料理のメニューを考えるのも楽しみのひとつなんだとか。「何年も行っているけどトリエンナーレの年に行くのは初めて。越後妻有ではすベてがメインディッシュ。帰り道には思い出で胸がいっぱいになっているはず。東京から越後妻有に向かうまでのワクワク感もまるごと楽しんでほしいです。」。

米沢シェフと田中里奈さんがコラボレーションした1泊2日の限定ツアー。2人と一緒に野菜の収穫から料理、アート巡りを楽しむスペシャルな内容となっています。クラウドファンディングサイト「Makuake」で申し込みができるので、こちらにも注目です。

第二回のトークショーは、米沢シェフと大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラム。 まずは越後妻有の土地の特性を語ります。そこから生まれた文化やそこで暮らす人々の話、都市やアートについての話。米沢シェフと山野氏の実体験の話も交えながら紐解いてゆきました。

そこでやはり盛り上がったのは「食」の話。米沢シェフも「食はアート。」と言います。「日本人の味覚が優れていると言われる所以は、しっかりしたおかず文化が根付いていたからだと思うんです」と米沢シェフ。丁寧に料理を作ることで日本の文化をつないできた越後妻有の人々。その文化に感銘を受け、芸術祭に携わるきっかけにもなったと言います。好きなアートについては「星峠の棚田」を挙げます。四季折々の越後妻有の魅力がつまった、訪れたならぜひ観てほしいアートなんだとか。

「いつものレストランで料理をするのとは違うテンション。妻有キッチンで普段と違うみなさんと料理し、食べていただくのをとても楽しみにしています」と締めくくりました。

限定メニューが味わえるのは、本年の新作をメインに巡るガイド&昼食付日帰りオフィシャルツアーだけ。公式サイトから予約が可能なので、ぜひチェックしてみてください。

◆カモシカぴょんぴょんコース(里山・土木編)
国の名勝天然記念物「清津峡渓谷トンネル」を改修した新作アートから始まり、越後妻有を横断するコース。ミシュラン星付きのレストラン、ジャン・ジョルジュの米澤シェフが監修したスペシャルランチがいただけます。 見学アート(予定):清津峡渓谷トンネル、磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館、星峠の棚田、脱皮する家、松代商店街、まつだい「農舞台」、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]など
≫カモシカぴょんぴょんコースの詳細をチェックする


photo by 城原幹彦

◆ジャン・ジョルジュ東京
10年連続でミシュランの3ツ星を獲得している、ニューヨーク最高峰の名店「ジャン・ジョルジュ・ゲリスティン」の東京店。六本木ヒルズのけやき坂通りに面した場所に位置しています。食材同士の絶妙なマッチングとエキゾティックなスパイス使いで、忘れられない味わいと共に記憶に残るひと時を過ごせると話題の人気店です。

【イベント詳細】
「大地の芸術祭2018 夏の特別メニュー」メディアご試食会〜スペシャルトークショー付き〜
日時:2018年6月25日(月)
会場:ジャン・ジョルジュ東京
ゲスト:米澤文雄シェフ、田中里奈(モデル)、山野智久(アソビュー株式会社代表取締役社長)、坊垣佳奈(株式会社マクアケ取締役)
大地の芸術祭2018 夏の特別メニュー:前菜盛り合わせ/フレンチ冷汁/妻有ポークとふきのとうのマリネ 味噌バターソース/棚田米ご飯/八海山甘酒のアイス

料理写真(photo by 城原幹彦)以外すべて協力提供=アソビュー株式会社
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大地の芸術祭の里スタッフ

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