2009年3月アーカイブ

こんにちは、こへび隊の山崎絵梨です。

ついにこのブログも1ヶ月!

そこで今日は特別に、誰も知らない隠れた作品をご紹介しましょう!!

 

3月18日の記事にもこっそり登場しました「こへびステッカー」です。

 

このステッカーは3年前に制作したものを今でも使っていただいています。

 

大地の芸術祭では、こへびがそれぞれ作品管理のために車で移動をしますが、

お客様の車との見分けがつかないので目印を、と制作したのがこのステッカーです。

既に会期も始まっていて、すぐに欲しい!ということでとりあえず急げ!ということで、

実は1枚1枚手描きで制作してあります。(人の手の方が早い事もあるんですね...)

 

もう一つ「こへびステッカー」には役割があります。数分でもこへびカーが停まっている

と、お客様が一緒に道に停めてしまうことがあったのです。

中には狭い道もあり、大きな車は通れなくなって...と通行の妨げになってしまう

という事態がありました。

そこでこへびの車はすぐに移動できるように、ステッカーには電話番号が書かれています。

本当は停めてはいけないことをアピールできるステッカーだと良かったのですが・・・

 

もしも、こへび車が道に停まっていても

「すぐに移動します!一緒に停めないでくださいね!」

・・・とこのステッカーのこへびちゃんが言っているので、どうかよろしくお願いします!


こへび隊 山崎絵梨

「こんにちは」「ありがとう」を自然と言えることがこへび隊の必須条件かもしれません。

 

作品管理をしている場所で、お客さんに「こんにちは」と言って、スタンプを押し、

「ありがとうございます」といって見送ります。

 

これは、ときに魔法のことばになります。このことばに、わたしは3年前の芸術祭期間中、

とてもとてもお世話になりました。

 

松代の儀明にある倉の作品管理をしていた時のこと。

「トイレに行きたい、でもトイレがこの作品にはない、どうしよう」

作品の近くのお宅の前で、「こんにちは〜」と言って、駆け込んで、お手洗いをお借りしま

した。

 

峠の小澤さよ子さんの作品場所でのこと。

「あついでしょ、キュウリ汁、持ってきたのよ」と言って、作品の近所に住むお母さんから

差し入れをいただきました。「ありがとうございます」といっていただきました。

 

「ありがとう」と言って、さまざまな場面で、助けてもらったことは星の数ほどです。

 

とくにお世話になったのが、莇平(あざみひら)です。

 

莇平では、ダンボール作品を校庭に展示するときも

「ひとりじゃ大変だすけ」と言って、いっしょに運んでもらったり。

時にお客さんと運ぶこともありました。

 

夕方、朝顔バルーンを下げる作業は毎回、毎回、奮闘しながら、いっしょに下ろしました。

ガスを入れる作業は、ただただ見ていました。

 

「雨が降りそうだ」と電話をかけてきてくれたり。

 

朝顔の成長をずっと見ていただきました。

雑草取りに水やり、肥料をあげたり。害虫駆除もありました。

 

一週間に一度の新聞配達では、行く先々でごちそうになりました。

きゅうりやナスの漬け物、ししとうの炒めに茹でたトウモロコシ。オロナミンCにあずき

バー、そうめん。


花壇づくりもありました。

 

たくさんの差し入れもいただきました。すいかにトウモロコシ、きゅうり。

...会期最後の方では、毎日、お昼ご飯のお弁当もいただきました。

 

「こんにちは」「ありがとう」が自然と言えるとたくさんの素敵なことに出会えたり、

たくさんたくさん助けてもらえるかもしれません。

 

こへび隊 杉本藍

あれから9年・・・。

そう、早いもので、初回の「大地の芸術祭」開催から、まもなく9年の月日が過ぎようとしている。

約12年前、本格的に産声を上げた、住民側としては上も下も、右も左も判断できぬまま始

まった事業。前途多難。地域のみんなは引け腰、離れていってしまう・・・。淋しかった。

 

この企画は、我々にとってまたとない絶好のチャンス。

そう言って息投合した妻有の仲間数十名。

写真コンテスト「ステキ発見」のスタッフ。

 「この企画は『トリエンナーレ』。今回で終わりじゃない。最初は我々が地域と芸術祭の

架け橋となろうぜ。」

頑張っていれば数年後、必ず地域に根を張る企画になる・・そう言って、信じて集まった

仲間・「ステキ発見」のスタッフ。

 

やがて準備が始まった。

ほぼ毎週、企画会議・賞品提供依頼・芸術祭広報などで時間を費やし、

みんなで妻有を駆け巡った。

賛否両論の中、どこまで地域が賛同してくれるかわからないけど、駆け巡った。

訪問先で門前払いもあった。

説明している矢先に「芸術祭?関係ない」と怒鳴られることもあった。

・・・辛かった。

そして、正直腹立たしかった。

私も住民なのに・・・地域の活性化のために頑張っているのに何故?

あそこに行くとこうなるとわかっていたのに、腹立たしかった。

 

でも頑張っていれば、数年後、必ず地域に根を張る企画になる。

みんなそれを信じて・・・。

そして・・・苦労が報われ、見事に応募者が集まり、賞品もほぼ目標としていた数をそろえ

ることが出来た。みなうれしかった。参加・提供してくださった皆さんに、感謝の気持ちを

届けたかった。

ステキな妻有写真マップが完成した。みんなで夜の市内へ繰り出した。

 

・・・そして迎えた「越後妻有トリエンナーレ2000」。



あれから9年。「必ず地域に根を張る企画になる」

何をいわれようとも、そう信じて参加してきた。

そして今、当時理解しえなかった方々も協力者として大勢参加し、

「越後妻有トリエンナーレ2009」が始まる。

芸術祭を軸として、越後妻有は地域活性化の源である、交流拠点として動き出した。

これからはもっと、地域の「ステキ」を発見できるだろう。

 

私はもう長いこと、当時の仲間と会っていない。今、どうしているだろう。

・・・逢いたい。

 

                                      

案山子隊の子ども

 

 十日町市枯木又は、市の中心部から約20km離れた山の中にあります。とはいえ、

 夏には南魚沼市六日町に通じる道路が開通し、高速六日町インターまで15分 

 新幹線浦佐駅まで20分くらいでいけてしまうので、最高のところだと思います。

 

枯木又では、平成7年から都市住民と協力して、「枯木又エコ・ミュージアムの会」を作り、

地域全部(地域の自然・文化そのもの)を博物館としてとらえ、活動してきました。

枯木又エコミュージアム詳細はこちら )

 

そして今年は、大地の芸術祭に参加することになり、旧枯木又分校で作品展示があります。

先日も、制作を行う京都精華大学の方々を交えての打ち合わせがありました。

地域の住民としても、見学に来てくれた人たちに何か歓迎の気持ちを伝えたいと考えて、

芸術祭の期間中の土・日には、枯木又特産の「古代米黒米」を使って作った「黒米そば」の

お店を出そうと準備を始めました。

黒米そばは、十日町の小嶋やさんとの提携で出来たものです。近々乾麺も作って、お土産にも

出来るようにしたいと思ってます。今年の夏は忙しくなりそうです。

 

山間地の過疎集落としては、結構活発に活動していると思いますが、それでも会の設立当時の

18戸から現在は10戸に減ってしまいました。亡くなってしまった人もいますが、山を降りていった 

人たちも大勢います。

 

私は自然がいっぱいあって、人が少ないこんな枯木又で暮らして、とてもいいと思っているのです

が・・・。どこで暮らしても与えられた条件の中で一生懸命生きて生きることが大切だと思っていま

す。

たとえそれが実を結ばないことがあっても、全力で生きることの中に人生の目的とか幸せというよう

なものがあるのではないかと思います。これからも楽しんでやって行きたいと思っています。

 

皆さんもぜひ一度来てみてください!

 

 

                        枯木又エコ・ミュージアムの会 事務局長  山田栄            

初めての新潟・越後妻有は雪が溶けはじめて、ふきのとうがおいしそうな顔を出

していました。

今回、私が越後妻有に行ったのはゼミのためにという些細なことでしたが、

妻有のことは2年ほど前から何度も耳にしていたので、調度良いきっかけでした。

話には聞いていても一度も行ったことがない新潟を寒いだの、雪が凄いだのと好き

勝手に想像していましたが、いざ妻有に着けば驚くほど暖かく雪が早くから溶け

はじめているせいでスキーも出来ないといった感じですこし拍子抜けでした。

 

暖かいのは気温だけではなく、東京から一緒に新潟に行ったAFGのスタッフさ

んやこへびの人たち、妻有に暮らす人たちはあったかい人たちばかりでした。

たった2日間の旅だけど、まるでずっと前から知っていたような溶け込みやすい人たちで、

それが私は一番嬉しいことでした。

さらに、妻有にはあったかい温泉もあったかいご飯も一緒に迎えてくれていました。

素晴らしすぎる、越後妻有。


もちろん、私はただ観光に行ったわけではありませんから、今年の越後妻有アート

トリエンナーレを支えるお仕事を手伝わせてもらいました。

2日目に生け花の展示を行うための空き家を掃除しましたが、これがなかなかに重

労働。残された古い家具を運び、不要な薪を外へ運び、雪囲いを外す。力仕事で

すが精一杯に掃除を楽しんだ満足感が残っています。

また、この日は廃校のシンポジウムにも参加し、地域で実際に活躍する人々の会話を聞く

機会がありましたが、静かに沸き上がるパワーを皆さんから感じました。


私が妻有に来て、常に感じていたことは他人との交流です。

そこに住む人々の感じ考えていること、AFGのスタッフさんやこへびの人々の思いを

きいて、人と人が交流することを望んでいる人たちがここに集まっていると感じましたし、

私もきっとその内の1人なんだ!ときづいてしまった越後妻有の旅でした。


こへび隊 越知翔子

人と人がいて、山があって川がある。見上げれば空。太陽と月。空と大地。大地と人。つながって、つながって、連鎖して、循環して...

いいサイクルの中にいる気がしました。誰しもが本能的に、心地良いと思える条件が揃っている。地方にはそういう魅力が溢れているんだと、やはり思うのです。

妻有では、そこにスポットライトをあてて、尚且つ、それに現代のスパイスを加える。それは主張しながら、周りのうまみもひきだし、混ざり合って魅了する。

 

逃してしまいそうな、見逃したらもったいないこと。空、風、雲、月、太陽、季節のかおり...。

今、都市はいろんなことが、大きくなりすぎて、機械的になりすぎて、本当はとってもシンプルないろんなことがわかりにくく、見失いやすい。そんな気がします。

シンプルにシンプルに!

たのしいはうれしい。

たべるはいきる。いきるはたべる。

 

 

些細なことで、笑っていたいです。意味など考えず、感じるままに生活したいです。アタマよりカラダ。おおきなこころと笑顔を。

 

そんなわたしのテーマに通じる場所だと、行ってみてやはり感じました。

今回初めてこへび隊として合宿に参加して、初めて妻有に行きました。

楽しい、おいしい、きもちいい。この素敵な三拍子が揃った2日間でした。

私の向かいたい方向です。

まだまだ知らないことだらけで、ふわふわした存在ですが、自分なりのアクションをおこしながら、こへび隊としての関わり方も探してつながっていけたらと思います。いい連鎖を創れる気がします。

 

たくさんの方々にお世話になりました。ありがとうございます。たくさん方々と出会いと美味しいごはんなどなどを楽しみに、また参加します。

 

こへび隊 山田奈都子

こんにちは。こへび隊の小野です。

今日は先週末に一泊二日の日程で行われたこへび合宿の報告をします。

なお、今日の簡単な報告に続き、明日からの二日間は、今回、初めてこへびの活動に参加した二人にバトンタッチしたいと思いますので、お楽しみに。今日の記事はサラッと読み流してください。

 

 

出発は土曜日の午前8時。今回は、新人こへびを含む、合宿参加者5名(日曜日にさらに1名合流)に、空き家作品「夢の家」の運営の話し合いのために妻有へ向かうこへび、芸術祭のスタッフを加えた、総勢10名での出発となりました。

 

お昼に現地に到着して、腹ごしらえをした後、午後の作業に取り掛かります。

その日の午後の作業は、こへびの宿舎、三省小学校での工具類の整理整頓。一見どころか、どこまでも地味な作業ですが、とても大事な仕事です。妻有のいたるところでで作品の製作作業が行われる季節の前に、しっかりとしたリスト、貸し出し体制を作っておかなければいけないのです。

工具部屋の隣の食堂では、夢の家チームが、集落の方と話し合い。お菓子を持ち寄り、楽しそう・・。

 

1日目は、この作業で終了。後はいつも通り、温泉に入って、おいしいご飯を食べて、語らって、就寝です。ただ、夜の三省小学校の雰囲気も、去年とは変わってきました。食堂のあちらこちらで、作家、スタッフの方々が打ち合わせをしている姿が見られます。芸術祭まで4ヶ月を切っているのですね。

 

2日目の午前は、松代の蓬平集落で空き家の片付け。今回の作業は、展示室になる部屋から家具等をどかすまでです。家具をどかす作業は、わりとすんなりいったのですが、二階に残された薪を片付ける作業が大変でした。ちなみに、この空き家は夏には、生け花を展示する家になるそうです。

 

 

 

  蓬平空き家全景.JPG

 

 

蓬平空き家作業.JPG 午後は、中里エリアの作品をいくつか見たあと、この春から廃校となる清津峡小学校でのシンポジウムに参加しました。シンポジウムでは、芸術祭との関わりの中で廃校や空き家を活かしていこうとしている集落の方々が、それぞれの想いや苦労等をお話されました。

 

今回の合宿は、少々慌しい日程でしたが、芸術祭に関わる多くの人と触れ合う機会となりました。

それぞれの形で妻有に関わり続け、芸術祭を支えている、こへびのお兄さん、お姉さん、そして、地元の方々・・・。僕は2006年より、無我夢中でこへび活動をしてきましたが、何に導かれ、支えられ、憧れてきたのかが、少し見えてきた気がします。

そして今回は、二人のメンバー初めて活動に参加しました。僕自身にこへびとして、脱皮しなければいけない時がきているのだなぁ、などと感じています。

 

それでは、明日からは、先週末が初めてのこへび活動だった二人に、この合宿を振り返ってもらいます。お楽しみに。

 

こへび隊  小野立

十日町市は、JR東日本に信濃川の水を取られ、東京電力に清津川の水を

取られている。一つは東京の山手線を動かし、一つは関東を支えている。

その二つが中里地域を直撃している。


「大地の芸術祭」で作品を創るアーティストは、その事実を知らないことが多い。

少なくとも地域の悲憤は届いていないと思う。が、なぜか彼らが提示する作品に

そのことが見えてしまうのは、私の思い込みの強さなのか、それとも彼らの感性

の成せる業なのか、或いは北川フラムさんが言う「場」に設置された作品の持つ

「力」なのか?

 


ポチョムキン.jpg

カサグランデ&リンターラが設置した「ポチョムキン」(作品詳細はこちら)

この作品は清津川と釜川の合流点にある。わたしはこの名を聞いたとき、

大画面を真二つに割って真っ直ぐに向かってくる、あのエイゼンシュテイン作

「戦艦ポチョムキン」を思い出していました。

「ポチョムキン」の方は、河川敷に広がる棚田の向こうに、まるで戦艦の

横っ腹を見せて停泊している。


清津川に新しいダムの建設ばなしが、何年か前に持ち上がったとき、多くの

地域外の人達の助力と地域をあげて反対したことを知ってか知らずか「ポチョ

ムキン」は停泊している。いつの日か清津川に水が戻り、進水できるのを待って

いるかの様に。



2000年第1回「大地の芸術祭」の時、「ポチョムキン」の下流にクリスチャ

ン・ボルタンスキーが設置した今はない「リネン」という作品が思い出されます。

大雨風の夜、暗闇に光る稲妻の中に、この無数の白い「リネン」が揺れながら

浮かび上がって来ました。 それは、一瞬の劇場でしたが、水を求める自然と

人々の魂の浮遊だったのか、水から切り離された地域へのレクイエムなのか、

複雑な感動が身体を突き抜けたことを思い出します。



もう一つ今はない(ない作品を多く紹介して申し訳ありませんが、想像力を!)

片瀬和夫作「夜釣師」。「リネン」の直下流の白い石河原に、清津川の方へ

倒れ掛かった「黒い釣り小屋」から糸のない釣竿が出ていました。まるで無数の

『石を泳ぐ魚』がいるかのように。正直見るたびに切ない思いがしました。

清津川と釜川の合流点に立ったアーティストは、見えている清流と見えない清流を

五感の中で深く捉えている気がします。そんな清流に足を遊ばせながら、

あなたの五体で感じください。お待ちしています。

(なお、『石に泳ぐ魚』は柳美里さんの作品内容とは関係ありません。言葉どおり

  のイメージとして、場の状況と私の感覚に近いので無断で題名をお借りしたまで

  です。)



                                                           なかさとレポーター 三左

こんにちは。前回にひきつづき、アートネットかわにしの渡貫です。

今日は、4月4日(土)長安寺で行われるグラスハープコンサートの紹介です。


ミュートスが、「なかまの家」のなかま達と現在作品制作しています。

作品は、光の館などがあるナカゴにできます。作品説明とお手伝い募集をかねて、

今回のコンサートが企画されたようです。グラスハープとは、音がひびくよう]

特別にしつらえられたコップに水をはり、フチの部分を指でこする楽器です。

ちょっとした水の量や部屋の湿度などでも音が変わってしまうそうで、とても

繊細な楽器のようです。でもその音色は、とても澄んでいて美しく響きます。


寺の住職も、実はアートネットかわにしのメンバーで、私も顔を出すつもりです。

皆さん、ぜひ遊びに行きましょう。


個人的な話ですが、3月27日には、新潟市である水と土の芸術祭の企画発表会で

大地の芸術祭の代表?として応援スピーチを行ってきます。頑張ってきます!

 

小荒戸.JPGはじめまして。私は十日町市小荒戸に住む主婦です。

 

小荒戸では、今花づくりに燃えています。

えっ?花?まだ残雪も多いし、フキノトウが顔をだしたばかりなのに、どんな花?と

思うでしょう。そうです。花といっても芸術の花。

7月から開催される大地の芸術祭に向け、作家のキジマ真紀さんの構想する「花」の

ワークショップに、みんなで協力しているのです。

 

初めは「どっけんが(どうやって)作ればいいんだ」と困った顔でしたが、キジマさん

たちの指導をうけながら、1回2回と会合を持つうち、みんなすっかりはまってしまい、

笑顔と真剣な目とおしゃべりで、集落センターの会場はにぎやかな熱気に。

キジマさんの大きな目がさらに大きくなるような作品も出現。ほめられるとますます

のめり込み、家に持ち帰って作る人も。小荒戸んしょは、すっかり花づくりに魅了

されています。

 

材料はモールやフェルトの布・みかんや玉ねぎの入っていた網袋などなど。身近にある

ものなら何でもOK。ユリの花が好きな人は「こんなユリがあったらいいな」という

思いで、世界に一つだけの自分のユリを作りました。

そのほか、幻想的なボタンのカラフルなチューリップの花など。

 

7月には、キジマさんの作った作品と一緒に、「ビニルハウス」の中に飾られます。

みなさん、ぜひ7月には小荒戸まで足を運んでください!お待ちしてま~す!!

 

こんにちは、こへび隊の杉本です。先日にひきつづき、こぼればなしをしたいと思います。

本日、大地の芸術祭作品鑑賞パスポートの前売り販売開始にちなんで、パスポートのはなしをします!?

 

会期中、こへび隊は、作品の管理が主な仕事になるのですが、そこでいろんな人と接します。家族連れのお客さん、作品の近所に住むおじさん、おばさん、アーティストのみなさん、バスツアーのご一行さん、建築や美大の学生さん...。

 

作品管理の場所は、エリアごとですが、その中で、ぐるぐる回します。わたしは松代エリアだったので、莇平の明後日新聞文化事業部、田野倉の斎藤美奈子さんの作品、蓬平の古巻和芳さんの作品、室野の大谷俊一さんや豊福亮さんの作品、桐山のマーリア・ヴィルッカラの作品、儀明の中村敬さんの作品をぐるぐる日ごとに管理しました。

 

すると、昨日、違う作品場所で会ったお客さんと遭遇することが多々あり、「きのう、○○の作品場所にいたよねー」「そうですねー」といった会話が飛び交います。

 

また、トリエンナーレ王がいまして、会期中晩頃になると現れます!

330作品の全てにスタンプが押してあるのです!!

わたしは二人、出会いました。

 

 

 

さてさて、今年の大地の芸術祭では、何人のトリエンナーレ王に出会えるでしょうか。

330全作品といかないまでも、自分の好きな作品に出会って、自由にあーだこーだ話ができると楽しいと思います。あーだこーだ話は、ぜひぜひ、おすすめします。

 

でも、まずは作品鑑賞パスポートを買わないとはじまりません!?

 

こへび隊 杉本藍

こんにちは。こへび隊の小野です。                  

 

昨日の杉本さんの記事では、妻有に行く際のこへびの持ち物リストが紹介されていました。当然、私も同じような荷物で妻有に向かっているのですが、一つ、杉本さんの持ち物リストに加えなければいけないものがあります。それは地図です。

 

 

こへびカー.JPG 

妻有での主要交通手段は車です。それはこへび隊とて例外ではなく、夏の芸術祭の期間中は10台ほどのレンタカーがこへびの宿舎に用意され、普段の週末の活動もレンタカーを借りて、東京-妻有間を往復します。

 

 妻有に通い続けているこへびは、東京の道も妻有の道も知り尽くしているのですが、妻有での運転歴の浅い僕は、そうはいきません。道の分からない場所へ行くことになるたびに、芸術祭アートマップ(¥100)でお勉強しなければいけません。マップを忘れたときに、「じゃあ、明日の朝は~に集合ね」などと道の分からない場所を指定されると、新たにマップを買うしかなく、これまで僕は二年半で5枚以上のマップを買ってきました。

 

 そもそも、こへびの誰もが運転できるわけではありません。免許を持っているのはもちろんのこと、芸術祭のスタッフの運転テストを受けなければ、こへびカーの運転は許されません。そんなに厳しいテストではないのですが、学生には完全なペーパードライバーもいるので、念のためですね。

 

 運転が出来るのと出来ないのとでは、こへびとして活動していくときのスタイルに、大きな違いが出てきます。運転できるのは幸か不幸か、という話題が時々持ち上がるのは、そのためです。

 当然、運転するほうが心身ともに負担は大きいです。が、運転できるメリットも大きいのです。特に長く滞在する際には、自分の裁量で動けること、自分一人の時間が作れることは、非常に大きなことです。自分の移動を誰かに委ねっぱなしという状態は、なかなか辛いものだからです。「運転手はモテる」という説もありますが、それだけ、運転手は頼られてしまうし、運転しない人は頼らなければいけないということでしょう。僕の場合は、運転で株を下げることのほうが多いので、この説は必ずしも正しくないのですが・・・。

 

 今週末は、僕も妻有に行ってきます。地元ブログのほうでも記事になっていましたが、水がたくさん流れる信濃川を見るのが、待ち遠しいです。芸術祭と関わる中で、信濃川の水量と東京の電車との関係は意識させられてきましたから、それが一時でもひっくり返っている様子は、ぜひ見ておきたいです。

 週末の作業内容は、空き家、作品の雪囲い外しに廃校シンポジウムへの参加。僕の運転の機会もありそうです。

 

こへび隊  小野立

こんにちは、昨日、大学を卒業しましたこへび隊の杉本です。

 

今週末の合宿で、はじめて妻有を訪れる友だちからこんなメールがきました。

2122日に新潟にいくけど、服装とかどんなの持って行けばいいのかな?」

 

このメールに3年前、はじめてこへび合宿に参加した日のことを思い出しました。

わたしも持ち物をたずね、

「雪掘りは汗かくけど、足はすぐ冷たくなるから、タオルと靴下は多めがいいよ」と

アドバイスをもらい、いっしょに合宿に行く友だちと相談して、

多めに多めに靴下8足!用意しました。

 

合宿当日の集合時の朝、一泊二日なのに妙に大きいカバン2つを見て、

「何が入ってるの?」と尋ねられ、「タオルと靴下が...」と答え、二人で笑われました。

苦いしょっぱい思い出です...。

 

 

ここで、妻有のもちものを紹介します。

 

防寒着

タオル

洗面用具

軍手

作業着

雨具

保険証

 

妻有のセミプロの必需品(三種の神器)は、軍手、長靴、手ぬぐい!!!

 

あと、作業した後、だいたい温泉に入るのですが、「さっぱりした後、長靴をはくのはイヤ!」とサンダルを持ってくる人も多いです。わたしもそんなサンダルの愛用者です。

 

夏は日差しよけの帽子と虫さされの薬もお忘れなく!

 

軍手の話はまた今度!!

 

こへび隊 杉本藍

 

 こんにちは。こへび隊の小野です。

 今日は、2月に行った空き家の実測作業を紹介します。

 

 ご存知の方も多いと思いますが、大地の芸術祭の作品の中には、空き家そのものを一つの作品、ミュージアムにしたものがたくさんあり(「空き家プロジェクト」)、2009年の芸術祭でも、多くの空き家に、アーティストによって新たな生命が吹き込まれる予定です。今回の空き家の実測は、その使用する空き家の図面を作成するための作業で、その図面をもとに、アーティスト達はプランを練るわけです。

 

 今回の作業は、空き家プロジェクトを担当してきた、こへびのお兄さんに声をかけてもらい、お手伝いすることになりました。建築のいろはも知らない僕は、もちろんアシスタントです。こへび隊には、僕のように様々なお手伝いをしているこへびの他、それぞれのプロジェクト、集落を担当しているこへびもいます。一口に「こへび隊」と言っっても、その妻有へのかかわり方は、人(ヘビ?)それぞれなのです。

 

 作業は、二人一組で、一組はひたすら空き家の内部を測量、もう一組はひたすら、写真を撮り続けます。写真は部屋の全体像が分かるように、一部屋平均で8枚は撮影します。

 作業内容はシンプルですが、各空き家、それぞれに増改築が多くされていることもあり、つくりが複雑で、作業もそうは簡単にいきません。僕は写真を担当していたのですが、完全にすべてを写すことは不可能な中、何をどこまで写せばよいのか分からなくなってきてしまいました。

 

 空き家プロジェクトが「空き家に新たな生命を吹き込む」ものだとすると、僕らは、死んでいる家の中で、数時間作業をしているわけです。寒く、薄暗い空き家での作業は、少々辛いものでした。ただ、古い家を隅々まで見るというのは、その不気味さも含め、楽しいものでもありました。空き家といっても、家具や日用品もかなり残されたままなで、生活の痕跡のようなものが感じられるので、色々とイメージが湧くのです。

 

 

 

  空き家実測2.JPG 

 作品となる前の空き家を知っていると、アーティストが、どのようにその家を活かし、どのような生命を吹き込むのか、非常に興味深いものがあります。アーティストがどのように仕事をしたのかが、よく分かると思うのです。僕個人としては、今回作業をした3軒の中でも、特に二ツ屋集落の本当に大きな空き家が、どのような作品になるのかに注目しています。

 

 作業自体は、非常に地味なものでしたが、作業後の温泉とみんなでの鍋も含め、実り多き冬の妻有でした。

 

こへび隊 小野立

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは!こちら新潟県十日町市鉢から発信しております。

先日、2月20日から22日まで第60回十日町雪祭りが開かれました。十日町雪祭りは一箇所でやるだけでなく市内一円に各広場がもうけられております。その中でも、ずば抜けて元気な地区・鉢でも石仏広場として毎年参加しております。おおきなかまくらを作り(今年は雪が少ないのでテント対応でしたけど)、その中でお客様と地域の真生会メンバー(20歳~60歳までの会)との和やかなトークなどで賑わいました。

土曜の夜にはミニステージショーや大花火大会もやりました。花火大会は企業からの寄付を一切募らず、村の人達に呼びかけてのほのぼのとしたものです。鉢の花火はわりと知らない人達が多く、『昨日、メイン会場と反対側で上がっていた花火は何処だい?』とよく言われました。

また雪像でも今年で6回目となる、東京からの雪像作成部隊(水内貴英とゆかいな仲間達)が来てくれました。我々は若者のエネルギーをもらい、彼らはひと時の第二のふるさとに癒されて喜んで帰りました。
来年の雪祭りの際には、手作りの暖かい石仏広場に是非、遊びに来てください。

また今年は第4回大地の芸術祭の年ですが、鉢も第1回目から参加しておりますが、今年は今から1番人気と噂されている鉢・田島征三 絵本と木の実の美術館が芸術祭初日から、オープン(開館)致します。

「ちからたろう」「かちかちやま」などで有名な絵本作家・アーティストの田島征三さんが、廃校となってしまった鉢の小学校をまるごと美術館にするんです。今夏は絵本展示だけでなく、大きな木造校舎そのものを使って色んな仕掛けをして行く予定です。(詳しいことは、またのお楽しみ。)校内でレストランもあります。(変わったメニューもあるよ)

私は、村人と鉢に来たお客様と自由にお話が出来る広場にしたいと思っています。特にお年寄りに刺激をあたえ、ぼけずに健康な有意義な毎日を暮らして頂きたいと願っております

村の人達も絵本作家・田島征三さんもスタッフ一同もスクラムを組み頑張っておりますので、是非、皆さん気軽に遊びに来てください。
(追伸、日本一おいしいおそば『妻有そば』の会社に勤務しております。宜しく!)

鉢未来フォーラム21会長
尾身  浩より

                   

 

3月12日付け新潟日報に「JR発電所停止 大河の流れに何を学ぶか」と題した社説が掲載されました。この中で、2000年「大地の芸術祭」で製作されたオル・オギュイベ作「いちばん長い川」(作品情報はコチラ)が、一連の違法取水の象徴として、『まるで電柱が川の水を吸い上げているかのように見える』と記しています。

 

 このような感慨をこの作品が与えたことに正直驚きました。同時に場(JR宮中ダム直下の左岸)に設置されたアート作品は、作者の意図とは別に時を越えて見る人に強いメッセージを発信するのだと思いました。

  そして、オギュイベ作品では、詩人の大岡信が、信濃川沿いにある高校生から募集した詩の中からいくつか選出し、作品である廃電柱の一本一本に一節を刻みました。日報社説は、この中から

 

    当たり前の(よう)に川が流れている もしかしたら、川は流されているんじゃないのかな 

 

を紹介し『当たり前の流れが戻った信濃川から、何を学ぶべきかが問われている』と記しています。 

 この地域に人が住み始めた太古から、越後妻有地方の暮らしと文化に決定的な影響を与え続けている大河信濃川を、オギュイベ・大岡両氏は、現場に立ち一瞬にして鷲づかみにしたようなものです。

 

 

                   

 

 この作品の近くに、ホン・スンド作の「妻有で育つ木」(作品情報はコチラ)が設置されています。

社説に言う『石ころだらけの河原』に、『七十年』さらされてきた地域と人々の暮らしと文化の危うさを、2000年以来空中で育つ雪椿に見るのは私だけでしょうか?

しかし、この空中の雪椿を10年間枯らさずに黙々と育ててきた地域と人の力もすごいですね。このことだけでも十分にドラマだと思います。

 

さて、この作品の近辺にはジャウマ・プレンサ作「鳥たちの家」(作品情報はコチラ)があります。朱鷺が十日町市に2度にわたり飛来したことに思いを致すと、この作品の『鳥は傷つきやすい自然の象徴であり、空と大地の架け橋をあらわす』とのメッセージ性にも、いたく感心してしまいます。

 

今はありませんが磯辺行久氏の2000年「川はどこへ行った」、2003年「信濃川はかつて現在より25メートル高い位置を流れていた―天空に浮かぶ信濃の航跡―」も信濃川を鮮やかに浮かび上がらせた作品として記憶に鮮やかです。

これらをアーティストの感性の成せる(わざ)と言うにしても、アート作品の持つ力と言うにしても、大河信濃川が「大地の芸術祭」に与えたインパクトの強さに驚かざるを得ません。

"ミオンなかさと"周辺には『当たり前の信濃川』から『学ぶ』きっかけになる作品がこのほかにもありますので、ドライブや散策のルートに入れてみてはいかがでしょうか?

 

           

                                       なかさとレポーター 三左

 大地の芸術祭への関わりは、第1回が開催された翌年(2001年)に職場の異動で、

十日町地域広域事務組合へ派遣されてからです。それまでは芸術祭に関し、

特別な感情もなく、しいて言えば否定的でさえあったかも知れません。

 

人間おもしろいもので、それが自分の仕事となると見方が全然違ってくるもので、面白みとか芸術家との付き合いとか興味がどんどん湧いてきて、仕事が楽しくなってきました。自分では、てっきり第2回の芸術際までその職場で働けるものと思っていたのですが、翌年の異動で松之山町役場に戻ることになり、残念な気持ちとある面ホッとしたことを今でも覚えています。

 

その後、我が小谷集落では第2回、第3回の芸術祭の作品誘致に手上げをし、第2回目はカナダの作家リンダ・コビットさんの陶器作りや、旧松代町から松之山町への入り口(池尻)に建てられた、看板を兼ねた巨大なジョン・クルメリングさんの作品、3回目では北欧の国ラトビアの作家、ビクシェさんの家具をモチーフとした作品など、多くの関わりを持ってきました。

 

最近は私の母校である旧三省小学校が、第3回芸術祭からこへび隊や芸術家、一般の皆さんの宿泊施設として利用されており、大変喜んでいます。過疎で少子、高齢化が進む小谷集落において、芸術際は大きな刺激材料であり活性化の源となっています。

 

今年の夏開催される第4回の芸術祭を大いに期待しています。

 

 

松之山小谷 相沢 秋男

blog「大地の芸術祭のまわり方」の管理人T.S.です。


このたび初めて、こへびに加わって現地の作業を手伝ってきました。

今回はいつもとちがって人のお金(しかも大地の芸術祭の運営費)で越後妻有まで行かせてもらったので、こちらのblogに原稿を書くことになりました。

ところでみなさんは、「鉄パイプに貼り付けたガムテープをはがす作業」をしたことがありますか?適当に鼻唄まじりでかたづく仕事だと思うでしょう?
そんなことはありません。けっこう辛気くさい作業です。

上手に進めるにはいくつかコツがあるので、読者のみなさん、これはけっして人ごとではなく、いつか自分の役に立つことがあると信じて、以下の文を読み進めていってください。

 

農舞台のすぐそば、いわゆる「カバコフの棚田」に設置されていた木村崇人さんの雪アート「冬の風見鳥」の撤去作業を3月8日(日)に行いました。
(作品の写真はhttp://yuki8154.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03 「晴れ、時々曇ったり。里山アートを楽しむ。」に載っています)


作品のうち、鳥の絵が描いてあるパーツは、前日に木村さんたちが取り外していたので、この日の作業は地面に刺さった長さ2mほどの支柱200本を引っこ抜き、泥を洗い落として、貼ってある白い荷造り用ガムテープをきれいにはがす、というものでした。


木村さんを含めた10人ほどで9時前から作業開始。小雨まじりの前日とはちがってこの日は曇り空で、そう寒くもなく、まずまずの作業日和です。
支柱を横からコンコン叩いたりしてから手で引き抜き、そりと軽トラックで農舞台の下の作業場へ運ぶ。ここまではつつがなく終了。

 

20090311-01.jpg

20090311-02.jpg

200本すべて運び終わってから、各自おもむろにガムテープをはがし始めたのですが、これがところどころこびり付いて、きれいにはがれてくれません。

 

20090311-03.jpg古いセロハンテープを使おうとしたときにテープが縦に裂けて端の方が残ってしまう現象に似ています。

木村さんによれば、今回の作品制作では価格の異なるガムテープを併用したそうですが、どうも安いものほどはがしにくいようでした。

ガムテープを付けたままではいけないのか、と疑問に思う人もいるでしょう。

実は、この鉄パイプ、建設会社からの借り物なので、原状に復して返さないといけないのです。

 

みんな悪戦苦闘するなか、誰かが「水洗いしたあとの方がはがしやすい!」ことを発見。


そこで、そりに水を張って、鉄パイプをしばらく漬けおきしてから、はがすことに。これでだいぶ作業がやりやすくなりました。欲を言えば、ぬるま湯を使いたかった。
はがしかたにしても、ガッと一気に引きはがすのではなく、少しずつ丁寧にむいていった方が、結果的に速くきれいに仕上がることを、各々が会得していきます。いやあ人間ってすばらしい。

 
20090311-04.jpg 20090311-05.jpg

 

わずかに残った部分は、指先でむしり取るよりカッターナイフでこそげ落とした方がはるかに楽。


20090311-06.jpg

こんな具合で、テープはがしには昼食をはさんで2時間半ほどかかりましたが、午後の作業は午前中の2倍近いスピードで片づけることができたような気がします。


みなさんも、「鉄パイプに貼り付けたガムテープをはがす作業」をするときには、ぜひこの記事の内容を思い返して、スムーズにやってみてください。


――そんな作業しねえよ。普通。

 


written & photographed by T.S.

こんにちは。もうすぐ若葉マークが取れるこへび隊の竹中です。

前回に引き続き先週末の十日町です。

 

高速のトンネルを抜けるとそこは一面銀世界?ではなくて

春はもう訪れているのでした。雪のうっすらと残る信濃川。

どっかの焼酎のCMみたいだなとか思いつつ、

山奥にあるうぶすなの家で腹ごしらえをして一休み。

いつきてもここはいい所だ。なんか理想の田舎という感じがして素敵だなあ。

暖かい母ちゃん達に見送られながら、川西という町の雪祭り取材へ。

 

雨がパラパラと降ってくる中、会場の小学校に到着。

小学校の入り口にずらっと並ぶ白テントの屋台。ラーメンの赤い旗。

焼き鳥の甘く香ばしい臭い。

アスファルトのうえを奥に進むとありました。雪が。

4tトラック13台分くらいの雪の上で、

地元の高校生、小学生、おじちゃんおばちゃん達が巨大なオールで羽子板をしていました。

ちなみにこの雪は、前日に近くの畑から8時間かけて持ってきたとのこと。

 

みんな他のこへび隊員は挨拶に行ってしまったので、

僕は気になっていた屋台の取材へ。

なんとそこで驚いたのが

ラーメン¥200

たこ焼き¥200

アメリカンドック¥100

ビール¥250

チョコバナナ¥100

その他焼きそば、焼き鳥、玉こんにゃくもありました。

後で区長さんに聞いたところ、今日は前夜祭で特価になっているということでした

 

あとはゆっくり温泉につかって三省に帰るだけ。

素敵なこへび取材でした。

 

竹中想

こへび隊・新米の藤本です。

 

今日は、週末に行われた「うぶすなの家・ひなまつり」の模様をレポートしま

す!(といっても、私は男です。すみません。)

 

東京から車で約4時間。

小雨が雪に変わったお昼頃、「うぶすな」のある願入(がんにゅう)に到着。

駐車場は早くも満杯の上、ひっきりなしに訪れるお客さんに、地元のお母さん

たちも大忙し。活気に溢れた、暖かい場に迎えられました。

 

 

様子.jpg

 

 まずは、1階のひな壇を拝見したのち、ひなまつり定食に甘酒で一杯(美味!)。

 つづく2階では、蝋燭に照らし出された最古のひな人形を前に「秘密の?お茶会」に参加。

 着物を凛と着こなす地元学生さんのおもてなしを頂戴しました。

 ちなみに、和服を着ると、所作や言葉遣いはもちろんのこと、人格も変わるそうです。。。

     *     * 

今回展示された、大小あわせて10を超えるひな壇は、どれも、芸術祭エリアの蔵から集められた、いわば地域の財産。

ただ、「お雛様」と一口に言っても、その装いやお顔はほんとに多種多様。

職人や地域によっても作りが異なるのだと思いますが、

津南辰ノ口で見つかった明治のものや、十日町の大火を免れた大正のものなど、今回のように並べてみるとまるで時代とともにお雛様が変身していくようです。

 

さて、ここでクイズです!!

写真のお雛様は、それぞれ「どちら(どの時代)」のご出身でしょうか?

(江戸/大正/昭和のいずれか;正解は後ほど)

 

 


ひな人形.jpg 

 

でも、かつてひな人形はとても贅沢で貴重なもの。

江戸時代には、その大きさに応じて税金!がかけられたほどだとか。

そこで、人形が用意できないお家では、「吊るし飾り」と呼ばれる代用品が作られました。

着物や布の切れ端など、あり合わせの素材で作る、いわば日本の伝統的なパッチワーク。

シンプルななかにも、色合いや造形のアイディアが込められた、これぞまさしく庶民のアート。

古から人間が持つこうした創造力や感性は、妻有の現代アートにもつながっている気がします。

  *     *

またこの日はちょうど、TBS系列「はなまるマーケット」の取材で、

岡江久美子さんもご来場されていましたが、入れ違いでお目見えできず、残念。

その模様は、3月20日(金・祝)にON

AIRされるそうですので、乞うご期待ください!

外の雪景色や静けさと、屋内の彩りや賑わいが絶妙なコントラストを醸し出す、とても素敵なイベントでした。

 

では、最後にクイズの正解です ; 左から順に、昭和→大正→江戸でした。

時代を遡るほど、かえってお鼻が高くなって、異人さんのように見えるのは、 ちょっと不思議な感じがします。

 

 

 こへび隊 藤本剛史

 

 

 

はじめまして十日町市川西地区の渡貫文人です。

自分は第一回の大地の芸術祭から多くの作家・作品と関わり、楽しんできました。
以来、芸術祭に関わった集落で声を掛け合って、「アートネット川西」という組織を立ち上げました。今回は、われわれアートネット川西で作品を制作するまでに至りました。
今年の芸術祭に向け、今まで以上にワクワクしています。

さて我が川西地区は7日・8日は、かわにし雪まつりで、住民が一緒になって楽しんでいます。大地の芸術祭のPRのブースもあり、作品の協力を求めていました。
雪まつりでは、「トキメキ」の文字をかたどるキャンドルアートがとても綺麗で幻想的でした。

また、川西での活動状況をお話したいと思います!

渡貫文人

 

  ポスター使用画像1.jpg 

 

「第21回雪原カーニバルなかさと2009」が、なかさと清津スキー場で3月14日に開催される。

「なかさと元気印」という村おこし団体(結成当時は中里村でした)が細々とはじめたこのイベント。リフトが増設される前後は一時「3万本のスノーキャンドル」がキャッチコピーでしたね。行政主導でないということは続くのですね。楽しんでるっていいことだ!

 

15時からスノーキャンドル設置が始まります。誰でも参加できるのでどこかの列に並べばOK。18時から点火になります。

点火時間になると、ズラーッと撮影隊が自慢の写真機を並べてシャッターチャンスを待っています。『待ってないで点火したら』とも思うんですが・・・・

 

昨年、私の娘と弟の娘と姉の娘の息子3人を連れて行きました。

娘と姪は一生懸命「火がつきにくい」と言いながら点火していましたが、突然後ろを振り向いて「すごーい」。

雪原に広がる夕暮れと闇の間の青白さの中にスノーキャンドルの幻想的な炎が揺らめいています。二人は雪の淡く光る白さの中に棒立ちになり、目に涙までためています。『これは明らかに私の感激性DNAがコピーされている!』と自信を持ったものです。何の根拠もありませんが・・・・

 

こんな時「いい娘二人が、相手がいないのかね~」などと言っては、どれ程ヒンシュクを買い、一生口を訊いてもらえないかもしれませんので、ここはじっとがまんでした。

が、あちこちでカップルが仲良く撮影会をしていたので、これを見させただけでもグーッと思うことにしました。

 

今年は結婚して33年目?『ここら辺の記憶がないのが玉に瑕なんですねー。かと言って聞く訳にもいかないし・・・』になるので、カカア『元へ我妻』を連れて行って、スノーキャンドルの炎の中で接吻でもするかな♪♪『腕を組むことはもちろん手も握って歩いてくれないから無理だろーナ』

 

あの姪の息子が、今年も来たがっている!

『全く、幻想的な感激など関係なしとばかりに、キャンドルを集めて

♪も~えろよもえろ~よ♪とキャンドル焚き火に火付きキャンドルサッカー!』

 

北川フラムさんのように「やがてミロとなる一人の子どものために」とはいかないが、このチョロチョロ動き回り喋りまくる少年『一人のベロ(舌)のために』14日は付き合うか!!

 

                             なかさとレポーター 三左

 

 

 

 

  3月6日その2.jpg

松代では、来週3月14日~15日に迫った雪祭りの準備が行われています。例年2メートルもある積雪が今年は20cmくらいしかなく、いま大型ダンプカーで雪を搬入しています。

 

 

 

3月6日その3.jpg

急峻な松代城まで、雪で作られたいくつもの障害物を乗り越えて競争する「のっとれ松代城」。

 

参加する戦士には、県内外から、400名を超える応募があります。 

 

今年は小雪につき障害物が少なく、比較的楽なコースになる反面、スピードが勝負になるのかなと予想されます。

 

メイン会場のステージでの歌謡ショーや演舞、

雪上みこし合戦、さらなるお楽しみは、郷土色ゆたかな「食いだおれ横丁」。この2日間は、多くの人手で賑わうと予想されています。

 

 

この雪のイベントは、豪雪地域にあるなかで、雪を克服し、元気に春を待つことを目的に始まったものですが、最近はあまり豪雪にならなくなり、むしろ雪不足という状態になっています。十日町市内各地でもいろいろな雪のイベント開かれており、冬季国体も開催されましたが、いずれも雪不足で苦労しました。

 

大地の芸術祭雪アートプロジェクトでも雪を楽しむ企画があり、雪が少ないと出来ません。

この地域ではやはり、ある程度の雪が降ったほう(ほどほどに)が、良いのではと思うのは私だけでしょうか。

 

 

「まつだい冬の陣」につきましては、松代支所内025(597)2220へ照会下さい。

 

 

以上、まつだい案山子隊 高橋嵩一

今週末

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はじめまして。こへび隊の杉本です。

 

今週末、妻有では、2つのイベントがあります。1つは「うぶすなの家ひなまつり」で、もう1つは「かわにしほんやら雪まつり」。 

 

month03-photo2.jpeg

「うぶすなの家ひなまつり」は、今年で2回目の試みで、十日町の願入集落の

「うぶすなの家」にて、地域の骨董屋さんからお借りしたひな人形を眺めながら、

お母さんたちの手料理をいただくイベントです。

 

 

昨年は地元のお母さんたちに着物をきせていただいて、ちょっと贅沢で大人なひなまつりが体験できました。なぜ着物かといいますと、十日町はかつて着物で栄えたまちだからです。

 

 十日町の市街地には生糸工場があったり、養蚕を行っていた集落もあります。松代の蓬平集落は2006年の古巻和芳+夜間工房さんの作品《繭の家(209)》で、養蚕業を復活させ、以来、ワークショップやグッズ販売などを行いながら養蚕を続けています。もちろん、作品も公開しています(5月〜10月)。集落のお母さんのおもてなしがとってもあたたかい作品場所です。

 

 「かわにしほんやら雪まつり」は「人が元気」「自然が元気」「地域が元気」を合い言葉に 川西4地区9会場で雪まつり広場が展開されるというものです。芸術祭ブースでは数名作家さんがつめて、地元のみなさんと交流する予定です。今年から、新企画「仮想恋引きレース」があったりとイベントが盛りだくさんなようです。

 

地元の雪まつりは、去年、十日町の名ヶ山集落の雪まつりにお邪魔して、ピンホールかまくらのお手伝いをして以来。川西のお祭り、楽しみです。

 

 

雪景色(3.jpg 雪には縁が深く、「4メートルの雪」をどうしても見てみたくて、2006年の会期直前の冬、大学1年の春休み、はじめて妻有に行きました。かんじきに感動し、スノーダンプのセミプロになるべく、その冬は通いました。今では、かんじきがなくても雪山を登れるようになりました。

 

 「うぶすなの家」「かわにしほんやら雪まつり」に思いをはせ、今週末の天気模様を気にしつつ、この現地模様は、また来週!地元のみなさん、バトンタッチです!!

 

 

こへび隊 杉本藍

こんにちは。本日もブログを担当する、こへび隊の小野立です。

 

今日は昨夜行われた「大地の芸術祭サポーター会議」をレポートしたいと思います。

サポーター会議は、月に一度行われている、大地の芸術祭のサポーター(スタッフ、こへび、ファン)の情報交換の場です。場所は東京、代官山のアートフロントギャラリー(以下アートフロント)

 

 18時。所用があって、早めにアートフロントに到着です。アートフロントには受付のようなものがなく、ドアを開けるとすぐにフリースペースのような空間があって、いつも、そこで誰かが何らかの打ち合わせをしています。昨日も数組のアーティストであろう方々が、それぞれスタッフと打ち合わせをしていました。

このオープンな雰囲気はとてもステキなのですが、初めての時は、扉を開けると、そこでいきなり真剣な打ち合わせをしているわ、誰も応対してくれないわで、非常に戸惑ったのを覚えています。

 

18時50分。次第に人が集まり始めます。人が集まり始めるとフリースペースに椅子と机が集められ、会議がスタートします。

 

19時。15人ほどが机を囲んで、雪アートプロジェクトの様子などが、実際に参加したこへびから報告されます。雪アートプロジェクトは内容も充実し、盛況だったようです。そのほか、NPO理事会の報告、今後のイベントの告知などが淡々と。

ちなみに、パスポートがいよいよ3月中旬より発売されるとのこと。県の事業として始まった芸術祭も、行政とNPOの共催のような形となり、パスポートの売り上げが重要な運営の基盤となるそうです。今年の夏は、例年以上に「パスポートをいかに買ってもらうか」という問題が議論されそうです(文化をどう支えるのかという問題ですね)

 

20時。総合ディレクターの北川フラムさんが到着。「それではフラムさん、お話を」「ちょっと一服させてよ。着いたばっかりだよ」というのは、お決まりのくだり。ここ数回の会議では、フラムさんが大地の芸術祭の背景にあるものについて話をしています。テーマは「文化、芸術によるまちづくり」。地域づくりにおける文化、アートの力について話をした前回に続いて、今回は地域というものをどう考えるかということを主眼に話をされました。その語りに、皆、耳を傾けます。「何分あるの?」「30分でお願いします」というやり取りで始まったお話が終わるのは70分後。これも、いつものお決まりです。

 

21時10分。サポーター会議終了。いつの間にか机を囲む人が10人ほどは増えています。皆、仕事帰りに駆けつけるのです。

会議終了後、その場は一気に賑やかに。各々、挨拶を交わし、それぞれの活動の相談に突入するからです。人の紹介、活動への勧誘等も同時多発的に行われ、この時にいろいろなことが動き出す感じです。

昨夜、僕はいくつかの話をして、10時ごろに帰りました。まだまだ人はたくさん残っていたので、昨夜のアートフロントは遅くまでガヤガヤしていたのでしょう。

 

来月からは、サポーター会議も「大地の芸術祭2009」モードに突入するのでしょうか。会議がどんな雰囲気になってゆくのか楽しみです。

 

こへび隊 小野立

こんにちは!昨日に引き続き、こへび隊の小野立です。

 

今日は、僕の、この秋冬のこへび隊としての活動を紹介したいと思います。今のうちに書いておかないと、機会がなくなってしまいますからね。

改めて振り返ると、僕は去年の10月から今年の2月にかけて、6回妻有へ行っていました。その内訳は以下のようになります。

 

10月①・・・ロ・マン24参加

10月②・・・萱刈り

11月①・・・萱の手入れ&作品冬支度

11月②・・・萱の手入れ&作品冬支度

1月 ・・・空き家測量手伝い

2月 ・・・冬アート設置&萱の手入れ

 

 ロ・マン24というのは、松代で行われている10人でリレーしながら24時間走り続けるという、バカらしいけど楽しいスポーツイベントです。僕もこへびチームの一員として参加しました。書き出すと長くなるので、詳細は今年の大会前後に。

 

 

 

  IMG_0504軽.jpg 萱は、大地の芸術祭の空き家作品で使うものです。今年の夏の必要量は60万本!みんなでススキの群生する高原へ行き、ひたすらに刈りました。現在、刈った萱は妻有内の廃校の体育館に保管しています。萱にまつわるあれこれも、このブログで紹介したいですね。とにかく悪戦苦闘なのです。今年の夏、屋根となった萱を見たら、僕は少し感動するでしょう

 

 

 

IMG_0520軽.jpg作品の冬支度は、豪雪地帯の妻有ではとても大事なお仕事で、各空き家、作品が大雪にやられないように策を講じます。「積もった雪でつぶされる」、「溶けていく雪に引きずられる」、「雪で木材が腐る」といった、作品によって異なるそれぞれのリスクを予防していくのですが、どんな構造の作品にどんなリスクがあるのか、どういった対策を立てればよいのかが分からない素人の僕は、「こんな簡単で大丈夫?」と「なんでここまでするの?」の繰り返しです。三年手伝っても、いまだに理屈が分からない冬の支度も少なくありません。奥が深いです。

 

 見ても分かるとおり、やっておかなくてはいけない準備や片付けのお手伝いというのが、僕のこの秋冬のこへび活動です。2006年からこへび隊のメンバーとなりましたが、夏以外はいつもこんな感じで、感覚としては、「家の仕事の手伝い」です。季節ごとにやらなければいけないことを、当たり前のこととして、みんなでやる感覚です。

 

 特に何が得られるというわけでもありませんし、作業も地味です。毎回、特別に仲良しなグループで作業をするわけでもありません。でも、不思議と足を運んでしまいます。きっとそれは、大地の芸術祭を支えたいという気持ちはもちろんのこと、緩やかなつながりである「みんな」で、黙々と(時に和気あいあいと)、みんなのための仕方のない仕事をする心地よさを感じていることに理由があるのでしょう。うまく言葉にはできませんが、東京で一人暮らしをしている僕には、とても大事な時間です。自然、温泉、おいしい空気、米、酒という魅力も大きいのですがね()

 

 以上、僕のこの秋冬の活動の紹介でしたが、もちろん、こへび隊のメンバーがみんな同じように活動しているわけではありません。本当にそれぞれのスタイルで各自が活動しているのがこへび隊です。そして、とにかく通って何かを手伝うのが、僕のスタイルというわけです。

 

今日はこれから、大地の芸術祭のサポーター会議があります。明日のブログでは、サポーター会議のレポートをしたいと思います。

 

こへび隊 小野立

 こんにちは。こへび隊の小野立です。

本日より、妻有の皆さんとこへび隊によるブログ「妻有日記 へびのあしあと」が始まります。

スタートにあたって、私から、このブログへの心意気と位置づけについて、少しお話させていただきます。
 
このブログが目指すのは、地元の人たちとこへび隊の声を通して、大地の芸術祭、妻有の「今」を多くの人に知ってもらうことです。

 そもそも、大地の芸術祭というまちづくりのプロジェクトを形作っているのは、大地の芸術祭に関わる(巻き込まれた?)個々人の驚きや戸惑い・喜び・切なさ・共感といった、人やものとの出会いが生み出す感情です。こへび隊という、多種多様で流動的なメンバーで構成されるあいまいな存在や、現代アートという何の意味があるか分かりにくい(ごめんなさい・・)ものがプロジェクトの中心に据えられているのも、そのためです。私が2006年にこへび隊メンバーになってから大地の芸術祭という試みに感じてきた、何とも言えないドキドキ・ワクワク・ハラハラもたぶん、ここに理由があるのでしょう。

 とはいえ、こうした表情や個々人の想いが、「今ここ」にいない方には届きにくいというのが現状です。また、広い圏域に多数の集落が点在する妻有では、ちょっと離れた場所で起きていることも、なかなか耳に届かなかったりします。そこで、芸術祭に関わる面々の生の声を多くの人に伝えていくために立ち上げたのが、このブログというわけです。今後、このブログには、たくさんのこへびや地元の人々が登場し、作品制作やイベント・地元の行事で感じたこと、妻有や芸術祭への想い、日々のよしなしごと(?)などを書き込んでいく予定です。妻有で起こっていることを言葉にするのは、とても難しいことです。まとまりきらない想い、あまりにたわいもないように見える活動報告・・・。このブログを読んでくださる皆さんには、そのすべてが大地の芸術祭であり、妻有なのだと思っていただきたいです。

 形式としては、一週間のうち3日間(月・火・水)がこへび隊、後半(金・土・日)が地元からの声といった具合で進めていく予定ですが、今年の夏にどのような形のブログになっているのかは、正直、見当もつきません。そういった試行錯誤も、芸術祭そのものであり、このブログならではのお楽しみです。

 2000年に始まった大地の芸術祭も今年で10年目となりました。これまでに妻有で生まれた、たくさんの出会いは、様々な形で少しずつ妻有の地に根を張り始めています。そして、きっとこれからも、大地の芸術祭を動かし、妻有を元気にしていくのは、さまざまな人たちの出会いとそこから生まれる素直な感情なのだと思います。このブログが、妻有の元気を伝える場になることを祈りつつ、「妻有日記 へびのあしあと」、スタートです。

こへび隊 小野立