2009年4月アーカイブ

こへび隊の橋本です。

 

おそらく、だれでも自身の中に大切な「あのときの自分」といったものが住んでいるものだろうと思います。僕の中にも大切な「あのときの自分」がたくさん住んでいます。楽しかったとき、うれしかったとき、悲しかったとき、悔しかったとき、情けなくなったとき、怒りを抑えることができなかったとき、などなど・・・。でも、3年前の、あの2006年に、こへび隊としてはじめて妻有にやってきて、結局4、5ヶ月間滞在していた「あのときの自分」はいまだによくわからない、やっかいな「自分」として僕の中にいます。ほんとうによくわからないんです、あのときの自分。ひとつの思い出としてきちんとした形になってくれない。その時々によっていろんな表情をもって姿を現します。おもえば、2006年以降の3年間、他の人々がそうであるように、僕の生活にもいろいろありました。多くの人たちと出会いました。そして別れもたくさんありました。今年の2月に兵庫から東京にやってきました。その間、3年前の妻有の自分は、やっかいな相談者としてそばにいて、ときたま僕をチクリチクリと刺してきました。ほんとうは部屋にこもってダラダラ過ごしたいのだけれどもそうはさせてくれない・・・。

 

 妻有には2007年の夏にポツンと1回行ったきりで、つい3週間前にかなり久しぶりに日帰りで行ってきました。そして今回は1泊2日で。目的は3年前に担当した作品、ボルタンスキー+カルマンの『最後の教室』のメンテナンスです。作品の状態もそうですが、やはり3年経過した後の現在の妻有の自分もメンテナンスが必要だということに気がつきました。土地勘や、作業の進め具合などいろいろと自分に欠陥があるのに気づき、今回の作業は中途半端に放り投げた状態で帰路についてしまいました。現地のスタッフの方々ごめんなさい。あぁ不甲斐ない。次回は気を入れなおしてがんばりますので。

 

もともとこれといった何の能力も持ち合わせていない僕ですが、帰りの車中でふと、3年前の自分はよくもまぁあんなに失敗を繰り返して周りに迷惑をかけながらもがんばることができたなと思いました。やはり楽しかったんだと思います。周囲に自分とは全く異なった生き方をしている人がいて、そんな人たちと一緒に汗水流して、泥にまみれて、ときには地元の人たちとぶつかりあって。そんななかで、少しでも自分にできることを手探りしながら発見する。そんなことを不器用ながらも知らず知らずに実践していたあのときの自分に、やっかいな存在だと思いつつも結局はこの3年間お世話になってきたんじゃないだろうかと改めて思います。

 

最後に今回の作業でうれしかったことをひとつ。『最後の教室』が地元の方々の「作品」になりつつあることを知りました。2006年の冬から、作品を管理し続けてこられ、今回の作業でもご一緒してくださった地元の御二方の献身をはじめ、作品の玄関前では市が開かれていたことなど今回妻有に来るまでは恥ずかしいことに知りませんでした。

 

僕は3年前のように滞在したり、頻繁に通ったりということはできそうもないですが、可能な範囲で妻有に通いたいと思っています。3年前に妻有でこへび隊をしていたみなさん、また妻有で会いましょう。まだ妻有に行ったことはなくて、どうしょうかと考えている方は決心するのにかなりの勇気が必要かもしれませんが一度妻有に来てください。妻有で何ができるかなんて考えることはどうでもいいことなんですから。

 

                                                  ―橋本博人

 

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昨日に引き続き、「あいに染まるラブ染め」ワークショップの様子をレポートします。

 

<手順5

染めた布を空気にあてます。

 

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 最初はなんだか緑色に近いです。 

 

 

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 よく絞った布をぱたぱたと風に当てます。そうすると・・・。あいに染まった~!!!

 

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 ふたりでパタパタ。 染まった~!

  

<手順6

あいに染まった布を30分程乾かし、色が出なくなるまで水洗い。

 

 

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みんなの手もあいに染まります。

 

 

<手順78910

熱い湯で洗い、水ですすぎ、色止め用の定着液に浸す作業。

しっかり絞ったら乾かして完成!

 

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物干し竿はすっかりあいに染まった浴衣でいっぱいに! 

 

当日は天気に恵まれ、作業もスムーズに進行しました。おかげで2日間でたくさんの浴衣と座布団カバー、地元の方に持参していただいたハンカチや綿のバッグなどがあいに染まりました。途中、近所の子供たちも怖いもの見たさに(?)のぞきに来たり、賑やかになり思い出もいっぱいできたワークショップでした。

夢の家では、愛に染まった座布団がお客様のお尻の下に収まることを、あいに染まった浴衣に宿泊のお客様が袖を通すのを待つばかりです。たくさんの人が私も染めた浴衣を着てくれるといいなー。

 

中村恭子

はじめまして、こへびの中村恭子です。

 

4/1819の二日間、マリーナ・アブラモヴィッチ作「夢の家」の宿泊用浴衣の、藍染ワークショップを行いました。2000年からたくさんの方に着ていただき、色あせてしまった浴衣を染めるため、管理人さん、現地の方々(お子さんたち)、そしてこへびのみんなで作業した、その名も「あいに染まるラブ染め」ワークショップの様子をレポートします!

藍染先生(?)として東京から道具も持参してくれた遠藤君手作りの、あいのこもったレシピと手順に沿って、写真とともにワークショップの様子を追っていきます。

 

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love005.jpgのサムネール画像まず、藍やソーダ灰など染料のもとを用意し、水をよくかき混ぜながら染料を入れて行きます。

藍を完全に溶かして染料の完成。

 

<手順1

水に入れ絞っておいた布を藍の染色液に入れます。

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染まる前の浴衣。

 

 

 

 <手順234

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あいの中で5分間ジャブジャブしたら取り出し、しっかり絞ります。そのあと、水に通して、再度絞ります。

 

 

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 三省ハウスの管理人飛田さんも様子を見に。(自分の洋服の染まり具合を確かめに。笑)

 

 

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                                                  後編に続く・・・

4月12日より、雪どけを待ちベリースプーンかわにしの活動が開始されました。
 
ベリースプーンは、川西のナカゴグリーンパーク内にて、ブルーベリー・ラズベリーなどの栽培と

ジャムの販売・喫茶などをしている施設です。私は設立当初からお手伝いをさせていただいて

います。 

 

本年は、例年よりも暖かくて、ベリーちゃんたちの育ちがよく、すでに花が咲いています。
 
ジューンベリーというベリーは、その名のとおり6月初旬から実の収穫ができます。
 
一昨年、ジューンベリーでケーキを作り、結婚式でウエディングケーキを作ったカップルがいました。
 
とってもおめでたいベリーちゃんです。  とっても甘くて、酸味が少ないので、あまぁぁぁい新婚さん

にぴったりです。


 
今年もまた、ベリースプーンかわにしのお姉さまたちが、皆様のお越しをお待ちしております。

 


                                     ベリースプーンのヨーコおばさまより。

こんにちは、先週末の萱作業で、一足先に日焼けをしました杉本です。

昨日につづいて、高倉についてのお話をしたいと思います。

 

去年の9月下旬、菖蒲高原で大量の萱を刈り、2tトラック2台と、車3台で連なって、

保管場所の高倉小学校の体育館へ向かっていたときのことです。


「ごめん、先導できなくなった、犬伏から川西に向かう道を上って、赤い橋が出てきたら、

渡って、右に曲がると、坂道になっていて、そこを上ると高倉の集落だから、集落に入った

ら、小学校分かるからね」と電話で指示されました。

「はーい、わかりました」と言ったものの、内心ちょっと心配でした。

 

行ってみるしかないので、車を走らせ走らせ、山道を行くこと30分。

「ねえ、けっこう走らせてきたわよ、もうそろそろじゃない」

「そうですね、でも赤い橋、見えてこないんで」

 

そんな会話を繰り返すこと2〜3回。

目の前に見えてきた赤い橋!しかも渡ってからの右はうねうねした坂道になってる!!

これじゃん!!!

 

そして、赤い橋を渡りました。トラック2台と車2台、引き連れて。

渡ってから、

「あっ、違う」ということで、Uターン。車はできましたが、トラックはムリです、

そのうしろの連なってる2台の車も赤い橋の上で立ち往生しています。

 

ということで、5台いっせいにバッーーーーークッ!!!!!!

 

気を取り直して、ふたたび、いざ出発。

 

少し走らせると、高倉の標識が!

赤い橋を渡り、右に曲がると、「ようこそ、高倉へ!」の看板が!!

 

集落へ入ったあとも、小学校の場所がわからず、集落の方に聞いたりしながら、

やっとこなんとか無事に高倉小学校へ辿りつくことができました。


赤い橋を意識すると、けっこう妻有中にあるじゃんということに、

この頃、気がつきました。(特に、高倉の道は多いような気がします。。)

 

こへび隊 杉本藍

はじめまして、こんにちわ。榛葉敦美です。

 

今回、私は土日を利用して、茅の手入れをしに、川西にある高倉に行ってきました。

 

ちょうど、私たちがいった週末は桜が満開で、雲一つない晴天に恵まれました。

 

まず、高倉小学校の体育館にしまってあった茅を、全部外に出す作業から始まり

ます。

 

体育館の中は埃っぽく、茅の量もハンパないので全てを出すのに一苦労です。

 

途中、近くのお家で飼われている柴犬のナナが茅運びを手伝ってくれました。

茅をくわえて歩く姿に癒されます!

          

 

茅は10月に刈ったままの姿をしているので、茎についた葉を削ぎ落とします。

 

指と指の間を使って削ぐのですが、軍手を2枚重ねても茅が侵入してきます。

そのうち摩擦で軍手が何度も破けてしまうほどでした。

 

それから、なんといっても作業をし終わったあとの夕飯が美味しいです!

三省の食堂で皆で食べるご飯は格別です!

 

 

この茅が多くの人の手によって作品の一部に生まれ変わるのかと思うと、

今からとても楽しみです。

 

2日間通して作業をしても、まだまだ山のような茅が残っています。

この作業を終わらせるには多くの人が必要です。

このブログを見て、興味を持っていただければ幸いです。

 

こへび隊 榛葉敦美


   

雪解けの季節になりました。

スタッフ一同、始動の時期ですね。水野です。

 

芸術祭に参加して9年、わたしにとって妻有は「初めて」がたくさんあるところです。

初めての、田植え・雪道運転・雪おろし・アーティストと作業・地元の人と作業・

山菜料理・ウサギ鍋...

 

そして先日、初めて車がスタックしました。

作品設置にお借りする空家の片付けをするために、

ハイエースをバックで玄関につけようとして。

なんでもないところでぬかるみにはまり...

いるのは自分ひとり。20分ほど格闘。ヘンな汗でてきた。でも抜け出せず。

 

隣家の方が軽トラックで帰ってきたのを見て言いました。

「助けてくださーい」。

 

おじいちゃんとおばあちゃんは、早かったです。

雪囲い用の板を持ち出し、手には何かの「道具」とスコップ。

スタックしているタイヤの周りの土をスコップで掘って平らにして板を渡し、

「道具」を板の上に水平に載せて動かす。

...そして分かりました、ジャッキアップですね、これ。


タイヤが浮いたところで別の板を渡してエンジン始動、

ものの5分でハイエースは救出されました。

 

「今の時期は土がぬかるんでるからねぇ」

「そうですね...

「あんたあんまり大きい車運転しない方がいいかもね?」

「そう思います...

「今初めて気づいたけど農家って道具が何でもあるんだねぇ」

「そう思います...!」

 

こんな調子でこへび隊として活動している時からいつも地元の方に助けられ通しです。

わたしは本当に9年前から何も変わってません、すいません。

 

ですが自分が何もできない、というところから始めるしかありません。


はじめてみて初めて、素通りしていた里山に色々な生き物がいて花が咲き、

風景が変わってゆくその豊かさを知りました。

住み続けること、工夫を凝らして生活をする姿に、

たくましさってこういうことなんだ、と思いました。

知ることは楽しいことですね。道のりは大変ですが。

 

スキルもなく。すぐ泣いたりして根性にも疑問、未だに運転技術も上がりませんが、

一歩一歩進んでいきますのでもう少し宜しくお願いします。


アートフロント 水野真弓

こんにちは、埼玉在住のこへびの入江真裕です。

妻有に行くのは、平均すると2か月に1回くらい、仕事をしながら週末に行っています。

きっかけは2006年の芸術祭を見に行った時、

とても感動して帰り際にそのままボランティア登録をしてきました。

 

何にとても感動したのか...?

今更ながらに振り返ってみると、

 

作品は私にはよくわからない「なんじゃこりゃ??」というものもありました。

しかし、その場にしばらく立ちつくしてしまう作品もあり。

そして山間に点在する美しい棚田の風景。

どの場所でもあたたかく迎えてくれた地元の方々。


こういうことを全部含めて、自分の中にふだんの生活では埋もれている

「新しい気づきの感覚」が生まれていることにとても感動を覚えたような気がします。

 

私は今、2009年の芸術祭に向けて開館の準備を進めている

「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」のホームページの作成と管理をしています。

URL http://www12.ocn.ne.jp/~ehon2009/

こちらでは、作品制作の様子や、開館記念スペシャルチケットの発売のお知らせなどを掲載

しています。

これからも田島征三さんとたくさんの人々が力を合わせて新しい発想の美術館を作っていく

様子を更新していきます。

 

今でも妻有や田島征三さんの作業場に行くたびに、子どものころに「何か自分が見たことが

ないものがあるかもしれない。」と隣の町に向かって自転車をこいでいた時のような感覚が

よみがえり、わくわくしています。

 

こへび隊 入江真裕

商店街で映画の撮影が始まり、地域の人たちと炊き出しを始めました。

 

スタッフルーム商店街にあるためか、沢山差し入れがあり、

コシヒカリや山菜、新鮮な野菜を使ったお料理はスタッフや出演者に大変喜ばれました。

ふだんは冷たいロケ弁ばかりだそうです。

 

それから温泉が喜ばれました。皆さんほとんど睡眠もとらずにお仕事されていて、

深夜に松代の浦田までお風呂に入りに行ったりしました。

4月16日で撮影は終わりましたが、また6月に夏の撮影があるそうです。

 

シャッター街と化してしまった商店街が再び活気を取り戻す・・・

そんな映画のストーリーさながらに、

今年の夏はうちの商店街もにぎわいをみせるでしょうか?

 

エキストラは地域の人たちばかり。顔なじみがスクリーンに大映しにされることを思うと、

芸術祭期間中の上映が楽しみです。

 

 

樋口通子

 

連日、暑くて乾燥した日々が続いて、山火事などが相次ぎ大変でしたが、やっと松代にも

雨が降りました。これでようやく畑仕事が始められます。

 

フキノトウやウドなどの山菜が出始めていますが、今年は雪が少なかったので

期間が短く、山菜取りは忙しくて大変です。

 

今年は芸術祭の年ですね。私は第一回目の芸術祭から、こへび隊のみなさんたちとも

おつきあいしていて、いろんなこへびさんたちを我が家にもお迎えしてきました。

時には、30人以上も来て、飲んだり食べたり・・・。ふすまを取り外すどころか、

うちの前にまで人があふれて大騒ぎ!なんてこともありました。

 

今年もすでにいろいろな取り組みが始まっています。

私の住んでいる松代駅前商店街も、夏には「夕焼け商店街」として出店などが

並ぶ企画があるようです。

 

先日も作品を出品する学生さんたちに会いました。

一生懸命に制作に取り組んでいる様子を見て、芸術祭にかける意気込みを

感じました。

 

作家さんやこへびさん達はじめ、いろんな人たちが妻有に入ってきています。

またまた今年も、たくさんの人たちとの出会いがありそうで

今から楽しみにしています。

 

松代は遅めの桜が今まさに満開!

春本番。いよいよ畑も田んぼも芸術祭も・・・始まります!!

 

                                         萬吉  関谷有子

 

 

こんにちは。こへびの小野です。


今日は、先々週に行った夢の家の開館作業の様子をレポートしたいと思います。

 

雪囲い外しなどは、すでに終わっていたので、今回の作業は、畳の敷きなおし。


集落のお母さん2人(夢の家の管理人さんです)、先日ブログにも登場した三省ハウスの


飛田さん、そして、こへび3人の計6人での作業です。

 




まずは、居間の掃き掃除。そして、冬の間、外しておいた畳を敷きなおします。


準備前の夢の家は、ガランとした印象です。

 

夢の家開館準備①.JPG

 

部屋も同様です。

 

夢の家開館準備②.JPG 

ほら、すっかり夢の家。


名物の箱型ベット()の位置は、畳にしっかり跡がついているのでバッチリです。

 

夢の家開館準備③.JPG

 

スーツも忘れずに準備します。

 

夢の家開館準備④.JPG

 

結局、作業は2時間ほどで終了しました。


「今日は人がたくさんでよかった」とは、集落のお母さん。


確かに、管理人のお母さん達だけでこの作業をするのは、なかなか大変でしょう。

 

 

夢の家と言えば、強烈な色彩や神秘的な仕掛けが印象的ですが、


化粧を落として、ひっそりと雪の中に佇んでいる冬の時間があっての夢の家なのかもしれま


せん。それは、この家の「夢の家」ではなかった時間があっての夢の家と言い換えてもいい


でしょう。そんなことを少し感じさせた今回の作業でした。

  

 

こへび隊  小野立

 

 

※夢の家の一般公開は5月2日から。宿泊は4月25日から。

「こへび隊」「協働」って何だよ?

 

そんなこと考えてる人いるでしょう?

 

答え:妻有に行ってとにかく活動する。それで分かる。

 

といっても、いろんな事情や気持ちの問題、いきなり行けって言われてもなぁ・・・。


と最初みんな思うんですね。活動しても分からないっていうのもある。


そもそもそんなこと考えるな!とフラムさんに怒られそうですが。

 

まあ、とにかく、ちょっと考えてもいいんじゃないかなぁ、ブログだし。


なので書いてみたいと思いました。


でもこれがうまい言葉をつかってフラムさんのように説明できない。難しい。


だから自分のことを書いてみました。 

 

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こんにちは。松本勇馬です。


作品のメンテナンスと作品制作をちょっとやっているこへびです。


かれこれ10年こへびをやっていて、新潟~東京の二重生活。


僕の普段の生活はこんな感じ。


東京:イラストの仕事と映画の仕事をほんのちょっとやっている。


妻有:冬、ビル3階くらいの空き家作品の屋根に登って雪を下ろす(空き家は20軒以上あ

る)、夏、草刈り機で暑い中広大な場所を草刈り(すぐまた伸びる)、すぐに汚れる野外作品をぞうきんがけ(でも周囲には水道なんて無い)、芸術祭のことを地元のおじいちゃんに説明して、一緒に作業してもらう(でも相手が理解してくれてるのか分からない)


そんな楽しげなことを妻有の人と笑い飛ばしながら協働してる。

 

何でそんなことをしているのかってみんな思うでしょう?


無駄なこと?  それ効率悪くない? 地元民とか、作業って面倒くさくない? 定職に就


いてまじめに働け? 不真面目に遊んでるの? 生活を真剣に考えろ? あなたがやらなく


ても他にやる人いるんじゃないの? そもそも何であなたがそれをやっているの?

 

たしかに思う。たまに。でもまた妻有に行く。


文章にすると苦痛な修行か、罰ゲームみたいな義務をとりつかれたようにやってる感じに聞


こえるかも。


それでも10年も通ってる。自分の地元群馬県に帰るよりずっといっぱい行っている。

 

どこか良いとこあるのかって?


僕の体中から声が聞こえるんです!


「体中筋肉痛でクタクタになるまで1日生きたよっ!」

「本気で怒って、悩んで、泣いて、笑ってうれしかったぞっ!」

「信じられないけど、出会った人を本当に好きになったよっ!」

「君がいてくれて本当にありがとう!って出会った人が思ってくれたよ。それが伝わってきたよっ!」って。

                                                    

                                                    ―松本勇馬

 

勇馬さん雪下ろしイラスト.JPG 

       

こんにちは。

こへび隊の平丸陽子です。私は、2000年から松之山上湯集落にある、

マリーナアブラモヴィッチの「夢の家」の作品制作のサポートまた運営

の一部のサポートを、2003年には新たに制作された、ロビンバッケン

「米との対話」、ローレンバーコヴィッツ「収穫の家」、ジャネットローレンス

「エリクシール」の3つの作品制作のサポートなどもしています。

 

 

4作品は、毎年4月下旬〜11月下旬まで上湯集落の方達によって運営されています。

私は、その中でも作品の一つである、松之山の草花を使いつくる、ドライフラワーの

制作や、これもまた作品の一つである薬草酒の制作を、管理人さんや集落の方々と共

に毎年作っています。これまで、草花や、薬草などといった自然のことに全く興味が

なかったわけではありませんが、そんなに興味も知識もない私ですので、ほぼ集落の

方々頼みです。

 

私は、作家から黄色い花が欲しい。青い花が欲しい。赤い花が欲しい。

との作品条件に合わせ、管理人さんなどに「赤い花は、いつ?どこに?なんて名前の

花?」と?だらけの質問攻めです。6年経った今、花のことなどは、少しずつ見て分か

るようになってきましたが、薬草はまだまだです。

 

 

先日、松之山の雪の中の「夢の家」に行ってきました。暖冬と言われていて

今年の雪は少ないよ。と言われて行きましたが、例年に比べるととても少ないかと思

いますが、私にとってはまだまだたくさんの雪が家のまわりに積もっていました。

この雪がとけて暖かくなると、草や木が一斉にみどり色になり、たくさんの花も次々

に咲き始めます。

 

今年も、もうすぐ上湯の作品作りがはじまります。

 

まずは、作品の家の開館準備から。

 

 

こへび隊 平丸陽子


 

夢の家開館準備③.JPGのサムネール画像  

上湯.JPG

みなさまどうも。昨日に引き続き、うぶすなの家の水落静子です。

本日は、珍道中後編をお届けします!

 

 

31日の夜は、いよいよ7時半から、唐櫃(からと)公堂にて報告・交流会。

石井さんからは、スライドを使って、大地の芸術祭や瀬戸内芸術祭の報告がありました。

 

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私は「うぶすなの家」にかかわり始めて、「こんな料理でお客さんは本当に喜んでくれるんだろうか」「どうやってお客さんをお迎えしたらいいんだろう」・・そんな不安が、次第に楽しく忙しい日々になっていったこと、何よりも自分たちが楽しむことが大切!!ということをお話しました。 

 

報告会の後は、豊島のお母さん方の手作りアイスクリーム・米粉ドーナツなどをいただきながら、夜のおしゃべりを楽しみました。

「ご招待はできませんが、第四回の大地の芸術祭にぜひツアーを組んできてください。私たちが今度はご案内します。待ってますね!」

ということでお別れしました。

 

 

4月1日は、9時に宿を出発。多田さん小島さんお母さんたちと、感謝感謝のあついあついお別れのあと、海上タクシーで直島のベネッセハウスと地中美術館へ!

モネ、ジェームス・タレルらの作家と、建築家安藤忠雄さんのコラボレーションには、「うわーっ!!」「ほーーっ!!」と言葉にならない声が漏れ出すばかり。

「どのくらいの広さがあるのかな?土の中なんだよね??」

ただただ驚くことばかりでした。

 

 

 

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昼食はベネッセハウスでいただき、係の方に「写真とってもいいですか?」と聞いてからお料理をパッチリ。これは私たちの勉強です。おいしかったしステキでした。

 

      ベネッセハウスは年中無休・朝7時半~夜10時まで見学できます。家プロジェクト・地中美術館は月曜日がお休みです。香川大学の学生が経営するカフェは、土日のみオープンです。

 

 

 

DSCN0212.JPGまたまた海上タクシーで、今度は犬島に上陸!「精錬所」など作品を見学し、帰りの時間を気にしながらも、ゆっくり説明に耳を傾けました。

犬島から岡山港、そして岡山駅にはタクシーで向かいました。お土産を買う暇もなく、石井とおるさんとお別れして、新幹線で十日町へ。・・・たどり着いたのは午後10時ころ!!

 

いままでのほかにも、たくさん案内をしていただきました。

まだまだ、いろいろな思い出もあるのですが、ざーーーっとお話してみました。

 

新潟県の十日町から、まさか瀬戸内海の直島・豊島に行くことが一生のうちにあるなんて、

思ってもみませんでした。

そこを訪れたら、「『うぶすなの家』に行ったときにはお世話になりました。」とお声かけいただき、

「えーーっ!そうなんですか??」とみんなでびっくりすることだらけでした。

 

きっと今年もたくさんの人々が越後妻有の大地の芸術祭にきてくれるんだろうなー。ここを訪れるのは一生に一回だけかもしれない。訪れた人が楽しい気分で過ごしてもらえたら、私たちもきっと

楽しいはず・・・と思いました。

 

 

DSCN0119.JPG3日間案内をしていただいた石井とおるさんの「未来の森」の本のイラストは、今年、鉢集落の

旧真田小学校で展開される「絵本と木の実の美術館」の作家田島征三さんから寄せられた

ものでした。

私もとっても楽しみにしている美術館だったので、石井さんと田島さんが知り合いだったと知って、

またまたびっくりしてしまいました。

 

こんな驚きと喜びあふれるつながりが、これからもどんどん広がっていったらいいなぁ・・・

そんなことがしみじみ思われる旅でした。

 

 

 

 

はじめまして。うぶすなの家の水落静子です。

3月末に豊島・直島に行ってきました!!

 

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「うぶすなの家のお母さんたちをご招待したいとのお話がありますが、行けそうですか?」

そんなお誘いをいただき、来年の瀬戸内国際芸術祭に向けて、旅費の積み立てを始めた

ばかりの私たちは、「行く!行く!!」のふたつ返事。

 

女6人のあわただしい旅が始まりました。

 

3月30日~4月1日の2泊3日。招待してくださったのは、農事組合法人てしまむら・香川大学

古川研究室。

「越後妻有の地で何が起きたのか?大地の芸術祭(越後妻有)発うぶすなの家から

お母さんたちがやってくる」という報告・交流会へのご招待だったのです。 

 

 

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30日朝7時56分ほくほく線十日町駅を出発し、その日の午後にはもう直島に到着しました。

月曜ということで、本来休館だったのですが、「家プロジェクト」や「ベネッセハウス」を見学させて

いただきました。

そして海上タクシーで豊島(てしま)へ・・・ この日は民宿でゆっくりくつろぎました。

案内の方に作品・作家さんの説明を聞くとなるほどと思ったり、いろいろなエピソードを聞けて

とても楽しかったです。

 

 

DSCN0130.JPG翌31日は、朝8時40分に宿を出発し、はじめに多田さんのいちご農園に行きました。

 

案内人の石井とおるさんから「子どもたちが安心して食べれるように、農薬も体に害のないもの

を使って作っている」とのお話しをうかがいました。

いちごのおいしい食べ方も教えてもらい、おなかいっぱい食べさせてもらいました!!

 

 

 

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次は「豊島事件」の現状を見学!石井とおるさんのおだやかな口調にもかかわらず、心が重たく

なったのと同時に、「なんて豊島の人たちは団結力・行動力があるんだろう」と感動させられました。

 

 

午後は来年瀬戸内国際芸術祭の作品ができる場所で、「小島のおじちゃん」に出会いました。

「自分たちが楽しんでやらにゃーな」という言葉が私たちと共振し、私たちも今年の第四回芸術祭をがんばろう、楽しもう!と改めて心に誓いました。

 

 

さてさて、内容盛りだくさんの珍道中。メインイベントの報告・交流会については、明日おはなし

しま~す!!

 

みなさま、お楽しみに♪♪♪

 

 

                                 

 

 

 

 第1回大地の芸術祭準備とその進行には、本当に信じられないほどの数とパワーの「こへび」と

称するアートと地域づくりに燃えた若者達が、この妻有の山野にまさに徘徊した。

都会からさらわれるように吸い寄せられるように憑かれたように若者たちが集まってきた。

 

彼らが里山で畑仕事をしている腰の曲がった年寄りに、現代アートを語りかける。この交流なくして、今の大地の芸術祭はないと言っても過言ではないと思っている。当時数多くのドラマを作ったこへび達は今どこに行ったのでしょうか?

 

 第4回の大地の芸術祭を前にして、「こへび」は若者だけでなく、決して若くない。

むしろ老人に至るまでの年齢の幅を持ってきている。それだけに多彩な才能が集まってきている。

こうして、私が今様のブログと称する日記を書くことができるのも「こへび」のお陰である。

 

 

 「こへび」進化論については、調査研究してみたい人に任せるとして、こんな「こへび」もいると紹介し皆さんのご協力をお願いしたい。

 

 奥平百合さん。関東の方から来て、松代に住み着いて飲み屋(ちゃもっこ屋鄙歌)を開店し、中学校で美術を教えていた。一度飲みに行ったが、閉店で飲めなかった。開店している方が少ないと言う話もあったが・・・・。

彼女が関わった市中心部の商店街で市民参加で行われたパフォーマンス「銀河」は、多くの参加

市民に感動を拡げていた。

 

その彼女が、今はヴェトナムにいる。ここら辺が「こへび」の多様性というか、土着農耕民には理解?の面もあります。

 

 が、彼女からSOSメールが今年1月23日に-にいがた青年海外協力隊を育てる会-に

来たそうです。以下は会報からの抜粋紹介です。

 

 

 

 私の任地は、聴覚障害、視覚障害を中心とした障害児の学校です。ここで、4歳から20歳にいたるまでの子供に図工、美術の授業を行っています。ここへ来て、学校内に図書室のないことに大変驚きました。聴覚障害児には、外世界からの「お話」がとても貴重です。

 

自らの意思で学びたい!楽しい!これはなんだろう?と思ってもらえるよう、是非、図書室を作りたいと思っています。ベトナム国内にはなかなかよい絵本が見つかりません。絵本が欲しい!というのが結論です。写真のたくさん入ったもの、図鑑、紙芝居、折り紙、工作、料理の本などもあると嬉しいです。日本語の本でかまいません。ご協力のよろしくお願いします。

 

(著者注:なお、現地で日本語を学ぶ大学生に勉強を兼ねて翻訳してもらうことを計画しているとのこと)

 

 

 

 このSOSを受けて、

 

 -絵本・図 鑑等募集のご案内-

 

1)      募集物品:学童期の子供むけの書籍

  (例)絵本、図鑑、料理の本、工作の本、折り紙の本、ナショナルジオグラフィック、ニュートン、紙芝居、その他(美術系の図書や資料)

   *ただし、次の物はお受けできません

    ・傷みの程度が強い本

    ・国語の教科書や文庫本等、文字のみで構成される本

    ・その他、青少年の健全育成上不要と考えられるもの

 

2)      募集期限:平成21年5月頃

 

3)      募集窓口:にいがた青年海外協力隊を育てる会事務局

          (株)アルファブライト内

 

お問い合わせ Tel.025-268-0200 Fax.025-260-1226

       E-mailn-sodaterukai@alpha-bright.co.jp

 *集まった本は、当会が責任を持って現地へ送ります。 

 

 

ということなので、協力できる方はよろしくお願いします。

 

なお、この会の会長は大地の芸術祭を応援し、第1回の閉会式の日、土砂降りの雨の中で「カントリロード」を「こへび」と熱唱したあの平山征夫さん(前新潟県知事)です。

 

元「こへび」も平成23年にはヴェトナムから帰って来ます。

またひとつ「こへび」が進化するのでしょうか? 

 

                                                      

                     なかさとレポーター 三左

こんにちは。こへび隊の小野です。

 

気がつくと、この「へびのあしあと」もスタートから一ヶ月。これまでの記事数が33本と、着実に更新も重ねています。日によって、これほど趣の異なるブログも珍しいかと思いますが、読んでくださっている方には、そのごった返し感も含めて、楽しんでいただけているでしょうか。

 

さて、ここで少し、今後のこのブログの方向性についてお話したいと思います。

これまで、このブログのこへび記事は、こへび合宿やイベント参加者による現場レポートがほとんどでした。でも、それは、こへびの一側面。今後は、長く妻有に関わるこへび隊メンバーの声を、もっと伝えていきたいです。

 

「こへびは、パッと来て、パッと帰っちゃう」。妻有では、そんな言葉を耳にします。組織()の性格上、仕方のない部分もあるのですが、確かに、こへびと妻有の皆さんとの関わりは、その日、その作業限りになりがちで、「こへび隊=地元と仲良し!」とは、必ずしも言えません。

しかし、その一方、ある作品、集落、プロジェクトの担当こへびとして、現地在住のスタッフとして、芸術祭参加アーティストとして、また、こへびや芸術祭の枠を超えた友人として、多くの()こへびが、妻有と長く深い関わりを持っています。

そんなへびたちの声は、まさに、この10年、妻有で起きてきたことの生き証言。各々、夏に向けて忙しいと思うのですが、それぞれが歩んできた道、現在地を語ってもらいたいと思っています。

 

善は急げ!

さっそく、次回は、上湯集落の「夢の家」といったら、この人、平丸陽子さんに記事をお願いします。

 

 

 

こへび隊  小野立

こんにちは。こへび隊の小野です。

今日は先週末のこへび合宿で行った、鉢集落、旧真田小学校での作業を紹介したいと思います。旧真田小学校は、この夏、絵本作家の田島征三さんによる「絵本と木の実の美術館」としてオープンする小学校です。

 

午前9時、こへび隊5名が小学校に到着すると、そこはモノの山。体育館いっぱいに、人体模型や地図といった学習教材、ロッカーや机、楽器などが溢れかえっています。これらを「学校に残すもの」、「他の場所で保管するもの」、「捨てるもの」に分類、整理するのが、今回の作業です。

モノの多さ同様に僕たちを驚かせたのが、集落の方々の多さ。30名近くは集まっていたのではないでしょうか。

 

 

真田大掃除①.JPG 

9時過ぎにさっそく作業スタート。分類はすでに前日までに出来ていたので、それぞれのものを、ひたすらに指定された場所に運びます。皆、怒濤の仕事ぶりで、人が、モノが、動く動く。

 

 

 

真田大掃除②.JPG結局、作業は11時ごろには完了。予想に反し、あっという間の作業でした。

作業している最中は、あまり考えていなかったのですが、「残したもの=美術館の一部」なのですよね。僕の運んだ鉄琴たちは、どのようなかたちで、皆さんの前に姿を現すのでしょうか。「絵本と木の実の美術館」、ますます楽しみです。

 

 

真田大掃除③.JPG 

さて、今回の作業で、何より印象的だったのが、小学校の体育館で大勢の集落の方々が仕事をしている光景です。おそらく、この小学校は、ほとんどの人たちにとって、自ら、または、子、孫が学んだ学校でしょう。その小学校が廃校になりながらも、「みんなの小学校」であり続けていることに、僕は胸を打たれました。そして、自分の母校のことを想いました。

 

僕の母校も山あいの小さな小学校で、全校生徒は50名ほど。それでも、活気に満ちた小学校でした。学芸会や運動会は、まさに地域の行事。そして、遊具が地域の人たちの手作りでした(古い電柱とタイヤを組み合わせた、巨大な遊具たちで、毎年、補修の日がありました)。そこは、今思えば、みんなの小学校でした。

今はもう、その校舎も遊具もありません。近くに新しい校舎が、既製のジャングルジムやシーソーとともに建っています。生徒数も一桁になりました。そして、僕自身も「仕方のないこと」だと言い聞かせ、上京しました。

 

田島さんは以前、この美術館について、集落に流れてきた時間や、集落の人たち、集落そのものが絵本なのだと仰っていました(僕の理解、記憶違いだったら、すいません)

去年から今年にかけての、僕の鉢集落での体験は、本棚の奥にしまったはずの物語が、ふと目の前に差し出されたような、そんな体験ばかりです。

 

こへび隊  小野立

 4日(土)に、十日町クロステンで行われた企画発表会の模様をレポートします。当日は、300名に近いと思われる多くの参加者に加え、衆参両議員の方々の応援や、テレビ・新聞の取材も駆けつける盛大な発表会となりました。冒頭のスピーチでは、十日町市長は「不況だからこそ、祭りによる内需拡大」を、福武会長は「若い(人向け)と思われがちな現代美術を使ってお年寄りが元気になる、世界ではじめての試み」と、新潟県知事代理は「地域に自信を与えてくれる」と述べられ、それぞれの期待と興奮が語られました。

 

 

企画発表①.jpg 

 

 続く、北川さんによる企画発表では、「人間は自然に内包される」を代表とするいくつかのコンセプトが紹介され、なかでも「地域・世代・ジャンルを超えた恊働」が強調されました。今回新たに、海外では、オーストラリア、カンボジア、香港、フランス・ナント、国内では、秋田の上小阿仁村、瀬戸内の豊島、新潟市、そして、以前にも増して多くの大学との「つながり」が実現します。新企画のなかでは、特に、十日町のシャッター商店街が開く映画「しゃったぁず・4」や、松代商店街の裏に現れる「巨大コタツ」、そして地域に伝わる伝統を呼び起こして本当の結婚式をやってしまう「花嫁行列」に、会場から大きな歓声が湧きました。どんな作品になるのか、今から楽しみです。また、参加された地域内外からのアーティストのみなさん、おひとりおひとりに、会場から大きな拍手が贈られました。

 

 

企画発表②.jpg 

 

 最後は、地域サポーターのみなさん、NPO、こへび、新潟市のサポーター、全て一挙に登壇です。まずは、作家スタッフと一緒にスピーチされた地域や、「かあちゃん」たちへの謝辞を述べられた地域など、各地域の代表の方々より、それぞれの取組みと芸術祭への意気込みが語られました。続く、こへびも、この夏を汗と涙!?で頑張る宣言。新潟市「水と土の芸術祭」のサポーターからは、妻有で地元の方と飲んだお酒やクワガタの想い出など、アートだけではない芸術祭の魅力も紹介されました。この会場に、地域内外からジャンルを超えて集まった全員が、芸術祭を運営するスタッフであると同時に、それを楽しむお客さんでもあるような、渾然一体となった空気のなか(考えてみれば、本来の「祭り」というのはそういうものですね)、私自身も急遽登壇することになり、すべてを記憶、メモすることができないほど、濃密な時間を過ごさせていただきました。

 

 

企画発表③.jpg 

こへび隊・藤本

4日の夜に、大地の芸術祭の企画発表会が行われました。

7月26日~913日、約350の作品で展開されます。北川さんから作品の一部が

紹介されましたが、前回よりも盛りだくさんで、今からワクワクで楽しみです。


企画発表会では、地元サポーターのスピーチやこへび隊からのメッセージがありましたが

あり、作家に負けない位の熱い言葉がありました。(自分も少し発表しました。)

皆さんと一緒に大地の芸術祭を運営したり補助したり助けあいし、やっていきましょう。

頑張りましょう。明日はこへびのみなさんから、発表会の模様をお届けします!


                         アートネットかわにし 渡貫

外観.jpg 

こんにちは。三省ハウス(三省地区コミュニティ施設)管理人です。

 

こへび隊の山崎さんが先のブログに記されていましたが、

山崎さんが作ってくれたサインは館内にあります。

ぜひ一度、お越しください。

 

三省ハウスは20年前に閉校になった小学校を改修して、現在、宿泊施設として利用している

場所です。松之山エリアの三省地区・小谷集落の丘の上にあります。

 

教室として使われていた場所に2段ベッドを設えて、116名×5室で80名の方がお休み

いただけるようになっています。

1階には2つの教室の壁を抜いて作られた広い食堂があります。

夏には屋外テラスも。食事や交流が楽しめます。

多くの方が一晩に宿泊することもあり、そんな時に特こそ周囲の方々へのマナーが大切です。

山崎さんがかわいいサインをここにプレゼントしてくれました。

 

 

07夏 033.jpg 

「学校」としての役割を終えた建物が、建物に残る記憶を留めながらも、生まれ変わること。

あかりが点り、蒔ストーブやご飯が炊かれて、人が集い、出会い、交流する。

そんな場面を目の前にしながら、場所の温度が少しずつ上がっていくように感じられます。

 

雪の下の茶色い土のなかから、スイセンの芽が出始めました。

今年はブナが花ひらき、秋には実を結ぶことでしょう。

春を告げるツバメも学校に迷い込んできました。

雪をかいて、床を磨いて、窓を開けて、また多くの方々とお会いできるのを楽しみに

お客様のお越しをお待ちしています。

 

5/35には「山菜をたのしむ宿泊パック」も開催。里山のごちそうを探して、歩いて、

いっしょにおいしくいただきましょう!

 

 

 

                                            飛田晶子

 

こんにちは、こへび隊の山崎絵梨です。

昨日に続きまして、誰も知らない隠れたプチ作品をご紹介したいと思います。

 

   

 

「ちょこっとPR:よるはしずかに」です。

 

昨年の夏に三省小のコミュニティー施設に泊まった時に、はき慣れないせいかスリッパの音

がどうしても響いてしまって...もしかしてこれは寝ている人にとっては、すごくうるさいか

も...と思っていたら、スリッパの足音からキャスターを引く音、携帯電話のバイブレーショ

ン、あれ?人の話し声に混じってカエルが鳴いている。

いろんな音が気になるようになってしまいました。

 

そして居ても立ってもいられなくなり、作ったのがこれです。

バクを描いたのは、人が寝ている時に邪魔をして夢を食っちゃうから、です。

迷惑かもしれないからといって、せっかくの妻有の夜をしーんと過ごしてはつまらないの

で、ちょっと心の片隅に覚えておいてね、という小さなお願いです。

 

はじめは、三省小の食堂にあったのですが、現在は喫煙コーナーお引っ越ししました。

見かけた方は、ちょっと心の片隅にとどめておいていただけると宿泊されている方、

近隣の住民のみなさんに安眠が約束されるかもしれません。

妻有の夜の小さなお願いでした。

 

こへび隊 山崎絵梨