はじめまして。こへび隊の兼松です。
私は今、作家さんと地域をつなぐ調整役として、現地で活動しています。
具体的には、作品を制作・設置する集落にお伺いして、作品のプランやコンセプト・
制作スケジュールなどをお話ししてご協力をお願いしたり、設置場所の地権者の方
にご了承をいただり、実際に制作に必要な道具や作家さんの滞在先を手配したりと、
作家さんが現地でスムーズに制作に取り組んでいただけるよう、いろいろな
お手伝いをしています。
美術館やギャラリーに作品を展示するのとは異なり、ある地域=ひとさまの場所で
作品を制作するには、そこで日々生活を営んでいらっしゃる方々のご理解とご協力
は欠かせません。
私がお手伝いしている作品のひとつ、川西・仁田集落で展開する「KAMIKOANI」。
これは、秋田県上小阿仁村にある小屋を3棟かたどって移設し、山間集落として
厳しい現実を共有する、上小阿仁村と仁田集落の長期的な交流をめざす作品です。
つまり、移設される小屋とともに、アートを介した2つの集落の交流そのものが、
「作品」の大きな柱になっているわけです。
これまでも、作家の芝山昌也さんは、何度か仁田集落にいらっしゃいましたが、
上小阿仁村での制作がひと段落されたこともあり、5月12日仁田の「おかめ」という
お店で地域の方との交流会をもつことになりました。
当日は、過去の芸術祭でも、積極的に制作に参加してくださっている「みこし会」の
エネルギッシュなみなさん、地域内での調整役として親身になって御協力くださっている
4役のみなさん、総勢10名以上の方がお集まりくださいました。
芝山さんから作品の制作状況や、今後の展開などについてお話しを伺いつつ、
それぞれの方が熱をもって地域への想いを語ってくださり、「いっしょに頑張っていこう!」
と気持ちをひとつにすることができたように思います。
当日の様子は、みこし会のメンバーで、第一回の芸術祭(正確にはその前段階の
「ステキ発見」プロジェクト)から協力していらっしゃる、山田さんのブログにも
アップされていますので、ぜひご覧ください。
山田さんのブログ サンタの写真日記
アートを介してどのような繋がりが生まれていくのか。
2つの集落のこれからを楽しみに、微力ながらできることをお手伝い
していきたいと思います。