こんにちは~!
京都の片田舎からやってきました・・・自称兼業芸術家夫婦(大西 治・大西 雅子)です。
今回、室野の棚田(棚田バンク)周辺とあちらこちらに作品を置く事になりました。
5月16日・17日、作品を置かせてもらう地主さんにご挨拶と説明をさせてもらい、農舞台前に、
ひとまずという事で作品を一匹置いてきましたぁ。
えっ?兼業芸術家って何よ?って?
それはですね・・・兼業だからです・・・農業との・・・・。
ご存知ですか?皆さん。よっぽどのことがない限り、芸術では食べて行かれへんのですよ。
ただの道楽もんですからねぇ~。好きなもん作って・・・見せびらかして・・・お金使って。
しやし~せめて可愛い子どもにはひもじい思いをさせんようにと・・・米も作ってます。
作ることに芸術も米も変わりないやろ~的な気分でね。おかげさんで、飢える事は無くなりま
したが、農業の抱える色んな問題に否応無しに直面してしまいました。
田舎に住んで約20年・・・・いろんなことが見えてきます。
この「大地の芸術祭」もちょっと・・・無茶苦茶やなぁ~って思ってました・・・正直な話。
だって、京都のちょっとした田舎ですら、私らエセ芸術家を受け入れてくれた感じ(あくま
で感じですよ)になったのは住み始めて10年たった頃。いつまでも他所もん扱いです。
しやし・・・きっと地元の人は、訳わからん美術作品に、訳わからん作家さんとやらに、勢
いばっかしの学生さん。
きっと・・・地元の人は嫌な思いしてる人・・・いてはるやろな~って。
だって、ものの良し悪しが違うんですもん。
田舎の暮らしは「守りと継続」、美術は「破壊と構築」。そんな感じですやん。
でもね。
思ったんです。
根本的な何かが違っていても、一緒に笑いあうことで何かが生まれる事もあるんやないかって。
違うから・・・知らん振り~ってアカンでしょ。違っていても、共通すること探せばええんち
ゃうんって。私らも田舎に住んで20年・・・いつまでも他所もんやけど、仲良しはできました。
田舎の閉塞感を打破するのは、誰にでも共通する言語・・・・笑顔・・・ちゃうかなぁ~って。
お年寄りから子供まで・・・笑ってたら・・・楽しいですやん。
楽しいことやったら・・・頑張れますやん。
米を作って、思ったこともあります。
うちの地域・・・農業人口の平均年齢・・・だいたい・・・75歳くらいですかね~。
年々、田んぼが空いていきます。米作りをはじめたのも、誰もしないから~ってこともあった
んですけどね。農村の過疎化・高齢化は恐ろしい勢いで進んでますよ。お年寄りが今の田舎景
観をメンテナンスし、食料自給率をまだ40%でも維持させてるんですよ。後10年たったら~
あそこと、ここのおじいさんが亡くなって、あの田んぼこの田んぼが空いてくる。じゃぁ~誰
がその田んぼを耕作するんだ~!ですよね。
そこで、エセ芸術家は考えるんです。
何とか・・・美術で田舎を・・・農業を・・・救えることはできないかと。
いやぁ~おこがましい限りです。自分もろくに食べられないのに、救うなんて・・・。
ちょっとでも・・・です。
ちょっとでも何かのお役に立てたら、ええかなぁ~ってね。
そこで思いついたんがこの作品「ゲロンパ大合唱」です。
目的はね・・・笑顔・・・・田畑で作業する人たちが笑顔になるもの。そんなちょっとした笑
顔がいっぱい集まったらひょっとしたら・・・田舎に住む人も増えるし、農業に従事する人も
増えるかもしれんでしょ?
そんなこんなで・・・思いついた「ゲロンパ大合唱」。
実は、かえるの形した青草堆肥製造マシ~ンなんですよ。農業でなかなかの重労働・・・草刈
りで出る草と嫌気性微生物をゲロンパの中に入れて熟成させます。まぁ~本当は小一年置いと
くべきなんでしょうけど、そこは1ヶ月ほどで体積は3分の1くらいに~菌のはびこる堆肥が出来
上がります。・・・と思います。
田畑の隅に・・・ゲロンパがいたら・・・少しは楽しいかなぁ~ってね。嫌な草刈も、楽しめ
る時間にならんかなぁ~。たいした役には立ちませんが・・・・気は心。
ゲロンパ達の苦悩の制作工程ブログ・・・・http://blogs.yahoo.co.jp/geronpa2009
お暇な時にでも、覗いてみてください。
大西 治・大西 雅子
コメントする