2009年8月アーカイブ

前回に続いて、こへびバスの話題。帰ってばかりでは困るので・・・。

 

妻有にこへびバスが到着するのは、水・日のお昼と金曜日の深夜だ。日中、多くのこへびは各々の活動に出ているので、水・日のこへびの到着は静かなもの(待っている側としては)。夜、宿舎へ戻ると少し肩身の狭そうな一団が待っている。金曜夜便は深夜の到着ながら、まだ起きていたこへびの歓迎を受けての到着だ。長く妻有に関わっている面々も多い便なので、再会を喜ぶ場面もある。

 

このように、こへびは常に出入りを繰り返している。一週間すれば、少なくとも40人中20人は入れ替わっていると思う。

 

こんなにも出入りがありながら、芸術祭の運営を担っているのは不思議な話。ポストも規則も何もないなか、各々が自らの持ち場を見つけ、互いにカバーしあいながらやっている。僕は6月末から、ほとんど妻有にいるが、このことが、一番感じる、こへびの特徴だ。「ダメな部分もいっぱいあるけど、みんな一生懸命にやっている」、そんな前提がそれを支えている気がする。会期前にフラムさんが、こへびに大切なこととして、「安全運転」と「人の悪口を言わない」という2点(だけ)を話した理由が分かってきた。

 

一方、その時にいるメンバーによって雰囲気が変わるのも、こへびの特徴で、「誰が来る?」と、バス到着前夜には、必ず担当者に確認してしまっている。新しいメンバーが来るということは、こへび隊にとって、(概ね良い意味で)ドキドキなことなのである。

 

 

こへび  小野 立

妻有の地で活動するこへび達。彼ら(僕ら)は、様々な場所から妻有へやってくる。フットワーク軽く、要所要所に現れる地元こへび、赤や紫の自家用車を飛ばしてやってくる新潟こへび、海外を拠点にしているこへびも、日本での時間を妻有で過ごしにやってくる。製作期に活躍した香港大学チームは、20人以上の編成で海を渡ってきた。

 

主力は首都圏チームで、そのこへび達の足(へびだけど)となっているのが、こへびバスだ。毎週2、3便のバスが妻有―東京間を往復している。

 

今日の一コマは、活動を終えたこへび達を乗せたバスが、東京へ出発しようとしているところ。水曜日の18時30分。

 

 

IMG_0788.JPG 

水曜と日曜の夕暮れ時は、別れの時間。週末のみの参加から、数週間にわたっての滞在まで、活動した時間は違えど、みな、妻有の地で頑張った仲間として送り出されていく。

 

この日も多くのこへびが帰っていった。高い意識で活動・生活ともに若いこへびを引っ張ってくれた方、元気な挨拶と返事で朝のミーティングを明るくしてくれた彼女、自分の役割を全うしようと奮闘する姿が、皆に元気を与えていた彼・・・。

 

みんな、帰られちゃ困るんだよ。

 

 

こへび隊  小野立

こんにちは。こへび隊の小野です。

 

大地の芸術祭開幕後、ブログ(こへび担当分)の更新が滞ってしまい、申し訳ございませんでした。ブログ更新の体制が整わないまま、会期に突入してしまい、長期滞在こへびの誰もがブログを担当することができない状態が続いてしまいました。正直なところ、まだ体制は整っていないのですが、今後は少しずつでも現地の様子をこへびの目線で伝えていければ、と思っています。

 

さて、今日紹介するのは、(今さらですが)会期前日のひとコマ。妻有中に問題がゴロゴロ、運営体制もボロボロのなか、どうにかお客さんを迎えられるようにしようと、夜中(明け方?)まで会議、作業を続けているところです。

 

 

 

芸術祭を取り巻く環境もめまぐるしく変わり、今年の会期序盤のこへびは、まさに過渡期。今年からの若こへびばかりでの苦しいスタートでしたが、それぞれの頑張り、地元の皆さんの支えで、どうにかここまでやってきました。

 

「今年のこへびは、どうにもならないんじゃないか」という状態も、情熱的なニューフェース、明るく頼もしい中へびたち・・・。多くの人が交わるなかで、熱く楽しく、少しは頼りになる集まりになってきたと思います。

これからも、もっともっと多くの仲間と芸術祭を支え、盛り上げていけたらいいなぁ。

                      

【中へび】

主に学生時代、草創期の大地の芸術祭を支え、社会人となった現在も、各々                     の技能、経験を活かして大地の芸術祭をサポートしているこへびの総称。

「学生・長期滞在・未熟」という、こへびのイメージとは異なる存在であることを表

すために生まれた言葉で、今年の春ぐらいから使われている。本質的には、こへびと

変わらない。(非公式解説:小野)

             

 

こへび 小野立

 

茶処「ほれの」は、川西の中心、千手温泉の駐車場にて開いている案内所です。

「ほれの」とは、「さあさ、どうぞ」の意味。とても大事な言葉です。

 

ここ 茶処「ほれの」では、川西の元気なお母さんたちが日々、いらっしゃるみなさんを

おもてなししています。

 

23日に越後の伝統料理「ちまき」つくりのワークショップを開催することになりました。


笹で包んだもち米をゆでて、甘いきなこをかけて食べるシンプルなものですが、

どこか懐かしいおふくろの味です!

 


この地方では、昔から主食として、またはおやつとして食されてきた夏の保存食です。

以前はどこのご家庭でも、田休みに「ちまき」は作られていましたが、最近では、残念ながら

作るご家庭が減ってきております。

 

笹の包み方、すげの結わえ方等、ちょっと難しいように感じられますが、覚えてしまえば簡単!


皆さんでチャレンジしてみませんか!

 

 

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     日  時:  8月23日(日) 午前11時~
    場  所:  茶処 ほれの
    参加費:  500円
    連絡先:  025-768-3630(清水フード 渡貫)

            *先着30名様(親子での参加、仲間での参加も大歓迎です)
            *作った「ちまき」はお持ち帰りしていただきます。

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ほれの、おまえさんがた!

茶処「ほれの」は、てっつあまっつあしたおもてなしをモットーとしてますて!

てっつあまっつあ(ひと手間かけた)した「ちまき」つくりしてみねかの!!

簡単だすけ、すんま覚えられるぜの!

 

 

 

 

 

 

「車座おにぎり」は、この地を訪れた旅人を、地元のコシヒカリおにぎりでもてなし、

お互いの交流を深める試みです。

 

8月8日(土)、小荒戸の広場に、赤いのぼり旗が立ちました。

第一回目の「車座おにぎり」の始まりです。

お昼時、心配していた雨もやんで、お客様がどんどん集まってきました。

軽トラックの荷台がテーブルに早がわり!高さといい、広さといい、ちょうどいい塩梅でした、

そこに、おにぎり・漬物・冷たい麦茶が並びました。

 

コシヒカリおにぎりも、新鮮な野菜の漬物も、おいしい!おいしい!の連発でした。

なかでも、糸かぼちゃが珍しいようで、初めて口にされる方も多かったようです。

 

「バナナですか?」

「どんな形なんですか?まるごと見たい!」

といわれても、

「どうしよう・・・すぐには・・・」

あたりをキョロキョロしていると・・・なんと!すぐそばの畑にありました!

「よかった、コレですよ!!」

と指差して、納得してもらえました。

 

おもてなしの「お返し」に、かわいい双子の兄妹のお客さんがリコーダーと

ピアニカの演奏を始めました。

とても上手で、なごやかな雰囲気になりました。

 

ほかに「私は友達を連れてもう一度来ますから、それをお返しにします!」

という人もいました。

 

最初、私たちはこの暑い夏に、おにぎりなんて絶対できない!ムリムリといってきましたが、

終わってみれば、楽しく交流ができて、有意義な一日でしたし、たった一時間ほどで

100個ほどのおにぎりは完食!!でした。

 

また地域に全部で800円の寄付をいただきました。

感謝の気持ちをありがとうございました。

 

まずは初回の「車座おにぎり」大成功!!

 

 

 

 

大地の芸術祭が始まってから、はや、二週間が過ぎました。

ここで、まつだい案山子隊の活動をレポートします!


 

まずは、ほくほく線まつだい駅に行ってみました。
前回の大地の芸術祭では、ここにガイドの方々が詰めていた記憶があるからです。

「ここじゃなくて農舞台なんですよ。」と駅の案内所の方に言われて、農舞台までの地図を渡されました。まつだい案山子隊のいる所の正式名称は、まつだい「農舞台」/「大地の芸術祭の里」総合案内所というんですね。


その場所は農舞台のピロティーの一角にテントがあって、当日は、二名の隊員の方が待機していました。すぐ、わかりました。
皆さんも、行かれたら、まずは声をかけてみてください。
挨拶なんかが一番よいかも。


その日の当番は、お知り合いの西潟さんと富澤さんでした。
早速、インタビューです。

聞いてみたお話を要約すると、


   1.      まつだい案山子隊ガイドの方々は、20名くらい。
   2.      二人一組で一日のローテンションをくんでいます。
   3.      ボランティアなので、ガイド料は無料。
   4.      案内所に詰めているのは、午前10時より午後4時までです。

ガイドが終わってほっとしている午後4時まで過ぎの時間。
お二人の今日の感想をお伺いしました。


「どこをみたらいいんでしょうね。」と言うお客さんがたくさんいました、とのことです。
「そうですよね。総合案内所ですから。どこに行きたいのか。
どれくらいの見る時間があるのか。
お客さんの都合を聞きながらわかる範囲でアドバイスしますよ。」

「時間にゆとりのある人には、車に同乗させてもらったりしながら、
一つ一つのアートについてガイドします。」と言って、ガイドマニュアルをみせ
ていただきました。


「千葉からの女性二人。宿は湯沢なんですが、松代のアートを見に来た
と言う方々を、松代城まで案内しました。」


「道すがら、作品や野の花や草。私たちの小さい頃の暮らしなど、
アートだけではなくて、松代の城山周辺のこと、こへび隊のことなど、色々な話ができて、とても楽しかったですよ。」
今日一日の事を思い出しながら、楽しそうに、話してくれます。


「ガイドをしてみて、なにが一番うれしいですか。」と私はお二人に尋ねてみました。
「ありがとうございますと言われたときが、一番うれしいですね。」


そうですよね。
インタビューしているときのお二人のお顔が、生き生きしていましたもの。


実は、私は、松代に住んでいながら、城山周辺のアート作品については、今まで、詳しく見たことがないのです。


私も、まつだい案山子隊の方々のガイドをうけながら、作品も含めて、野の草花のことや、昔のこと。歩きながら、もっと、色々深いお話を隊員の方から,聞いてみたいと思ってしまいました。

 

 

                                               若月忠一

こへび隊二年目の池田サツキです。

長らくお待たせしました!こへびブログの復活です!!

 

ふだんは作品管理チームで空き家や小学校で受付などをしていますが、

昨日はじめてガイド研修にいってきました。

 

こへびがガイドとして乗り込むのは、北まわり・南まわりという一日コースの

ツアーです。平日は日代わり、土日は全ルート運行します。

 

天候は雨ときどき曇り。

午前11時ころ、十日町駅前にぞくぞくとお客様が集まってきました。

老若男女、一人参加の方から家族連れまで、多種多様な面々が並びます。

 

作品ごとに、鑑賞時間はだいたい10分から15分で、ルートによって違いはありますが、

だいたい10作品程度まわります。

車中では、新潟県について、芸術祭について「へぇ~」な話が続きます。

けして、ゆっくりじっくり作品を味わうことはできないけれど、ほかでは聞けない

面白い話を聞けるのが、ツアーのイイところなのかもしれません。

 

そしてもうひとつ。この芸術祭の魅力は作品だけではありません。

今日、作品管理で会った女の子の一言。

「私ここに友達つくりに来てるけん!!」

 

こへび隊、アーティスト、地元の方、そしてお客様とのステキな出会いが

この芸術祭にはあふれています。

 

ツアーガイドとして、20名くらいのお客様とともに、まる一日過ごさせていただきました。

作品だけじゃない妻有の魅力を伝えきれたか、正直とても不安です。

けれど、一期一会なんていわずに、長いお付き合いをさせていただきたい、そして

していただきたい。

 

そんな想いを胸に、毎晩飲んだくれるこへびの池田サツキでした。

ぜひそんな出会いの現場に立会いたい方、ツアーガイドとして、ぜひ

こへび隊に参加してくださいね!!