こんにちは。こへび隊の米山 耕です。夏の芸術祭から、こへび隊に加わっています。
農舞台では9日から"アーティストと学ぶ 「雪国のかたち―藁と道楽神」 展"が開催されています。この展覧会では、小正月の行事に使われる道楽神などと呼ばれる藁や木で作られる人形たちと、藁の道具や、藁造形作家の村上裕介さんの作品を見ることができます。ぼくも5~7日のあいだ、展示の準備を手伝ってきました。
初めて展覧会の準備に関わったのですが、その中で貴重な体験をすることができました。自分の祖母に村のサイノカミの話を聞いて、そのときに燃やす藁のカミサマを作ってもらい、今回の展覧会に展示することになりました。サイノカミは藁や竹などを使って大きな塔のようなものを建て、燃やし、無病息災を祈る小正月の行事です。ぼくも小さいころからサイノカミを体験していましたが、祖母の実家のものはずいぶん様子が違っていたことを知りました。祖母の作ったカミサマのキャプションは僕が書きました。これも初めてだったので手間取りましたが、より詳しくこの行事を知ることができました。
また、村上裕介さんの藁のマンモスの作品の制作も手伝うことができました。藁の束を長さごとに分けるところから始まり、途中までできていた作品が倒れるハプニングもありましたが、竹の骨組み全体を藁で覆うところまでを手伝いました。村上さんの作業態度はひたむきで前向きで、格好よかったです。妻有にいる間はほとんど一緒にいたので、温泉に行く車の中やごはんのときなど、村上さんといろんな話をすることができました。藁に関わるようになったきっかけ、藁の技術を得るために生活した青森での生活、多様な活動をしている仲間たちの考え、拠点である福井での活動。何かを求めて動いていれば得ることができるんだということを思いました。
今回、展覧会の準備に関わってみて、参加している人たちが一所懸命に展覧会を作り上げているということを実感することができました。一つとしてだれかが作っていないところはありません。目に入らないところにも労力が働いています。作品も、会場も。
ぜひ農舞台に来て、展覧会を見、冬の妻有を体験してください。
道楽神もマンモスも、必見です。
<村上裕介さんの作品 とても力強いです>

<制作の様子 その2>
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こへび隊 米山 耕
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