こへび隊の近藤です。
黎の家 ゴールデンウィークスペシャルレストランのレポートの続きです。
(前編はこちら)
夢のようなファンタスティックな料理という名の作品を展開してくれた幻のレストラン「黎の家」まるで別次元に迷い込んだような数日間でした。
ここで紹介されたお料理について少し綴ってみます。
一皿目の「サラダ」は山菜を使っているのにどうして独特の苦みがないんだろうと不思議に思った方も多いのでは。
実はフキノトウの香りをオイルに抽出して材料にしていたからだそうです。そのフキノトウの香り成分フキノリドは胃腸の働きを助けます。シェフいわく山菜をハーブのように扱ったとのこと。雪のように白く冷えたグラタンの上を覆っているのは彩り豊かなオーガニックエディブルフラワー、食べられる花です。(花を食べるなんてロマンティック)野菜などにも劣らないほどのビタミンやミネラルが含まれています。大地、雪、花と見立てた三層のこのサラダは見た目は花籠のように美しく、おいしくて身体にもやさしいサラダなんですよ。
ニ皿目の「津南ポークと春野菜のラグー」はフワッとした食感で煮込んだほどに深みがあり、ソフトな口当たりでボリュームもありお腹が膨らみます。
そしてスイーツの「雪下人参のロールケーキ」は現地特産の雪下人参が効いています。この人参は冬の間雪下でじっと過ごしているのです。そのために栄養が蓄えられ糖度が増し、春には甘い人参となるのです。(なんだか想像するだけで愛おしくなってきます)豊富にある雪(といったら地元の人に怒られるかな)をうまく生かした方法ですね。生で食べてもおいしいですが、スイーツの素材にもぴったり。雪下人参はデトックス効果のあるアスパラギン酸やコラーゲンを作る原料となるグリシン、皮膚の潤いを保つ助けをするセリンなどのアミノ酸の含有量がふつうの人参と比べて多いのが特徴だそうです。
これらのお料理は運ばれてくると思わず顔がほころび、にんまりとしてしまうお客様も多かったのではないでしょうか。卵形のサラダの上蓋を開けた瞬間の表情を見るのがとても楽しみだったのは私だけではなかったはず。
こへび隊 近藤美恵子
●親子でケーキを食べに来てくれました

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