築250年の古民家と日本画、そして地元のみなさん

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NPO法人越後妻有里山協働機構 スタッフの山田です。
現地で、団体の受け入れやお客さんのご案内などをしています。

それ以外にもいくつか、作品や作家を担当しています。
その中で、松代・田野倉にある築250年の古民家と作家 内田あぐりさんも担当しています。

田野倉の家は、2009年から日本画家 内田あぐりさんと武蔵野美術大学日本画コース有志の
みなさんが関わり、小さな日本画の寺子屋を目指しています。
この夏も、1日に集落の皆さんと線描のワークショップを行い、内田さんや学生のみなさんの作品と
いっしょに家中に絵が展示がされています。

今日、様子をうかがうために4日ぶりに田野倉の家に行ってきました。
この家の作品管理は毎日日替わりで集落の方が当番で入ってくれています。

○当番表 当番が終わると祭りスタンプを押しています
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たまに伺うと、お客さんとのいろんな出会いやお話をしてくれるので、
それを聞くことがとても楽しみです。
今日も当番のちょうぜん(長左エ門=屋号)さんのお母さんが迎えてくれ、
今日のできごとなどを話してくれました。


○今回の展示の様子
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今日の入館者は10名。
朝一番に、お隣高柳の和紙工房の職人さんと数名の方がいらっしゃったとのこと。
田野倉は、"三九郎きつねの伝説"(村人がきつねにばかされた伝説)が残っていますが、
旧高柳町も"狐の嫁入り"行事があることから、お祭りにお互いが行き来するなどの交流をしています。
その高柳は狐の嫁入り以外にも、茅葺きの里としても有名で、高柳・荻の島にある一軒の
茅葺き屋根を来春にまるごと葺き替えることになり、その参考にとこの田野倉の家を訪れたそうです。
もちろん作品もいっしょに見て行かれました。

夕方訪れた家族連れは娘さんが「すごいすごい!」とたくさんの作品を見て帰って行かれたとか。

とにかく来られる方はゆっくりと見ていかれるそうで、ちょうぜんさんは「来週日曜も当番だから、
忘れなかったらお茶を持ってこようかね」とおっしゃっていました。


そして皆さんが驚くのが、高柳の方々も見に来られた茅葺き屋根。
田野倉の家は2009年に茅葺きを半分葺き替えています。
葺き替えときには、大島からやってきた親方と職人とともに、集落のお父さん、お母さんが
手伝ってくれましたが、その手際の良さに驚き!
親方らからは特に指示は出なくても、それぞれが役割を持って仕事を進めていっていました。
田野倉集落では最近(といっても20年ほど前)まで茅の葺き替えを集落でやっていたこと、
今は杉の木が植わっているのですが、集落内には4カ所の茅場(すすき)があり、
10軒くらいがまとまって毎年順番に屋根を葺き替えていたことを作業の時に聞き、驚きました。
この田野倉の家のおじいちゃんも若い頃、ご自身で葺き替えていたのでした。


このように作品管理に入ってくれているお父さんやお母さんを通して作品のこと、家のことや
集落のことにふれることができます。
田野倉の家に限らず、作品に行かれた際にはぜひ、地元の皆さんとのお話しを楽しんでください!


○2009年春 茅の葺き替えの様子
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昨日、今日とあちこちの集落で盆踊りが開催されています。
今晩は田野倉のお隣の集落、莇平集落でも!
日比野克彦さん、明後日朝顔でつながった全国のサポーターも集います。
これから、行ってきます!


スタッフ 山田

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