真夏の夕べ、空が薄暗くなりかけたとき、鉢の山景色に
透きとおった歌声が染み渡りました。
8月16日、フォークミュージシャンの神様とも言うべき、
小室等が絵本と木の実の美術館へやってきました。
愛娘こむろゆいとのユニット「ラニヤップ」としての登場。
鉢に小室等、長年の小室ファンにはどうしてそのような場が持たれたのか、
気になる方もいらっしゃると思いますが、
約30年前に出版された「はたけうた」という絵本の文章に小室等が曲を付け、
小室等が歌い、田島征三がライブペインティングをした。
また、1988年に絵本「とべばった」が出版された当時、
田島征三が作詞・小室等が作曲した「とべばった」が作られました。
コンサートは2部構成で、第1部ではラニヤップのアルバム「ここ」からの演目や、
小室等のソロを披露。終戦記念日の翌日であったからか、谷川俊太郎作詞の反戦歌
「死んだ男の残したものは」を熱唱。
静まりかえった体育館の中で、ほどよい緊張感の中、心に響く強い詩と
繊細な歌声のハーモニーが見事でした。
第2部は田島征三が登場し小室等のギターに乗せて、
絵本「学校はカラッポにならない」の朗読から始まりました。
「等さん、征ちゃん」の掛け合いで、長年の付き合いを感じさせる
絶妙な空気感に会場が沸きました。
エアコンも無い
扇風機も微かな風
照明の熱気
集まる虫達
虫の鈴の音
小室等さんはじんわりと汗をかきながら歌い続けました。
流木オブジェが闇の中に浮かび
余韻が際立つ素晴らしいコンサートとなりました。
小室さんに体育館の中で歌った感想をお聞かせいただいたところ、
『とても歌いやすく、音の響きも良い』
とお墨付きをいただきました。
通常の何も無い体育館だと、共鳴しすぎる音も、たくさんのオブジェがあることで、
音が効果的に反射し、程よく音を吸収していたようです。
鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館の次回のコンサートは10月下旬を
予定しています!
八月も残す所10日ですが、
鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館
管理スタッフ 天野耕太
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