2011年4月アーカイブ

本日代官山ヒルサイドスクエアにて開催中の「ヒルサイドマーケット」に                     まつだい「農舞台」が出店しています。

 

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出店者が自分たちの手で作り上げた食材やその土地土地の特産物を持ち寄って開かれる         1日限りの市(いち)。まつだい「農舞台」は越後妻有の春の里山で採れた自慢の山菜を販売中です!!         

店頭スタッフがおすすめの調理法などもご紹介させていただきます。                      越後妻有の新鮮な山菜は美味しいですよ~。

 

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ヒルサイドマーケットは16:00までとなっております。皆さまぜひお出かけください。

 

ヒルサイドマーケット詳細はこちら

こへび隊の江口奈緒です。

416日、17日に行われた第3回の「大地の手伝い」報告です。

 

今回わたしたちのチームが行ったのは、

1日目:〈松代・室野集落〉佐藤貞夫さん宅の片付け手伝い

2日目:〈松之山・浦田集落、北浦田集落、田麦立集落〉震災被害の聞き取り調査訪問と「大地の手伝い」呼びかけ

 

416日(土)1日目

 

わたしたちがお手伝いに伺った佐藤貞夫さん宅は、まだ雪に包まれていました。

松代の室野集落に独り住まい貞夫さんは、冬のあいだ、横浜の娘さん宅で過ごし、震災後1ヵ月が過ぎた頃に、被災した我が家へ帰ってきたところでした。

 

「仕事の前にまあ一服しようや」と、貞夫さんはわたしたちをお茶とお菓子でもてなしてくれました。

四国八十八カ所を巡った話や化石のコレクションの話、こへび隊の友人の結婚式のために貞夫さんがつくったお手製「お品書き立て」を見せながら、笑顔で楽しく過ごさせてくれました。

 

震災後、帰宅して間もないのに、家の1階はきれいに片付いていました。

「何か力になりたい」とやってくるわたしたちを受け入れるとき、迎え入れる側にも気遣いがあることを実感。

 

わたしたちは、地震でものが散逸した2階を整理して掃除し、破れてしまった障子を張り替える作業をお手伝いしました。

 

 

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持参した軍手やマスク、手ぬぐいなどのほかは、貞夫さん宅にあった備品ですべて事足りましたが、個人宅の片付けなどでまわるときには、ガムテープやヒモ、はさみ、工具など、簡単なものは車に積んでおくのがベターかも。

 

でも、散らかった家の中というのは、ほんとうにプライベートな空間。

きれいに掃除された居間にお邪魔するのとは意味が違います。

貞夫さんがわたしたちを信用して受け入れ、震災の被害を共有させてくれたことに背筋の伸びる思いでした。

 

貞夫さんは何回も「ありがとうね」とつぶやいていました。

「こんなにしてもらってどうやって返したらいいか」という貞夫さんの言葉に、集落のなかで助け合って暮らしてきた妻有びとの「恩と礼」の気質を感じました。

 

夜は、三省ハウスのすぐ下にある「上屋敷」という屋号の空家に泊まりました。

深夜に、ドン、と下から突き上げるような震動を感じて全員目覚めました。

えっ、また地震?

テレビもなく、深夜だったので、「震度3ぐらいじゃない?」なんて言いあって再び就寝しましたが、朝起きてみると、壁が少し剥落し、破片とともに寝ていたことに気付きました。

震度5弱だったとか。でも、これといった被害はなく、みんな無事でした。

 

417日(2日目)

 

2日目は、松之山の浦田地区を車で廻りました。浦田地区は、長野県北部で発生した地震の震源地・栄村のすぐそばで、倒壊した家や、隆起した道路、崩れ落ちてむき出しになった山肌、雪の表面でわかる田んぼの激しいひび割れなど、ぱっと見るだけでも地震の大きさが感じられる状況でした。

 

集落をまわると、あちこちの家に赤・黄・緑の紙が貼られていました。行政がひととおり地域を廻って簡単な調査を行った結果が貼ってあるのです。赤は危険、黄色は要注意、緑は調査済み。

 

人が住んでいるお宅を探して、11軒訪問し、「大地の手伝い」の趣旨をお話しして、わたしたちが力になれることがないか聞いていきます。ほとんどのお宅は、「とりあえずの片付けはもう済んだから大丈夫」、とのお話でしたが、何軒かのお宅では、おうちの中の被害状況を見せてくれました。引っ越すしかない、との声も。

半壊した小屋の屋根の上で作業している方にもお会いしましたが、「この作業は危なすぎて、手伝わせられない」とのことでした。

飛び込みで伺った1軒のお宅で、「来てくれたんならやっちゃうか」と、倉庫の片付けを手伝うことができました。

 

 

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今回、松之山でお会いしたみなさんは、笑顔で対応してくださいました。

「自分たちでなんとか片付けたから大丈夫よ!」という言葉に、助け合って暮らしてきた地域の強さを感じる一方で、集落を去っていく人がますます増えるなか、今後への不安を感じて、元気をなくしている様子も伝わってきました。

 

「作業」としてわたしたちが手伝える部分はきっと、ほんのわずかだと思います。

でも、東京から若い人たちがやってくることで、「もう壊れたままでいい」と諦めていたものを、「人がくるなら直そうか」と思ったり、「せっかくだから、お茶でも飲んで話しをしようか」と思ってくれたり、そんな些細な部分かもしれないけれど、気持ちを分けあうことで元気になっていけたら、と願います。

 

 

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この大地のお手伝いを通して、ひとりひとりが、地域の人びとと顔の見える個人として絆をつくっていく機会になるといいなと思います。

 

 

こへび隊 江口奈緒

 

こんにちは。富山県から参加している、大学生こへびの守田です。

4月910日、第2回の「大地のお手伝い」で大地をお手伝いしてきましたのでご報告させていただきます!

 

1日目。今回のこへび隊は私を含め女性3名!

スタッフの伊藤さんを含め女性4人での活動となり、

和気あいあいな雰囲気でした。

まずは上新田の「田中文男文庫」の清掃をしました。

何カ所か壁が落ちているものの、幸い大きな被害はないようでした。

床を掃いて1時間程度で作業は終了。

次は農舞台で荷物を運ぶお手伝いをしました。

農舞台も至る所に地震の損傷がみられ、なかでもエレベーターが

使えないことが何かと不便でした。

午後は上湯集落へ地震についての聞き取り調査に行きました。

途中、被害の大きかった室野・浦田集落に立ち寄り(車内からでは

ありましたが)被害状況を見てきました。

各家の軒先に建築の調査がはいったことを知らせる赤や黄色、

緑の張り紙があったり、道路がひび割れていたりと、被害の大きさを

目の当たりにしました。

 

上湯集落到着後、まずはヘルメットを被り「夢の家」の被害を

確認しました。思っていたよりも被害は深刻で、割れたガラスや

土壁が散乱していました。

その最中にも余震があり地震を肌で感じました。

しかし、幸いにもベッドや浴槽などの作品自体はほぼ無傷でした。

1日も早く家が直って「夢の家」に宿泊できる日を私も心待ちに

しています。

作品同様、集落の家も大変な被害をうけていました。

聞き取り調査では集落のお母さん方から地震が起きた時の様子など、

貴重なお話をきくことができました。

こへび隊のお手伝いが必要であれば何でも言ってください!

とお伝えしました。

みなさんお元気そうでなによりでした。

 

 

2日目。地元こへびも加わり朝の体操!

浦田集落お手伝いチームが出発後、雪アート作品「光のたね」の

LEDライトが残っていないか点検・回収しました。

3回目の点検ということでしたが、かなりの数が見つかりました。

今後も根気強い点検が必要です!

その後は春の田植えに向けて苗箱を洗いました。

苗の病気を防ぐための大切な作業ということで、素晴らしい流れ作業により600()を洗いました。

午後は桐山のクロード・レヴェック「静寂あるいは喧騒の中で」の清掃をしました。地震の被害はあまりありませんでした。

ただ、この作品は(昨年夏の会期前にも清掃にいったのですが今回もまた)生き物の楽園となっていて掃除がなかなか大変でした()

しかし、改修工事のため休業していた「芝峠温泉雲海」に久しぶりに行けたので良かったです!

夕方にはみなさん東京にむけて出発され、私も電車で富山に帰りました。

 

妻有にはまだ2〜3mの雪が残っていて驚きました。

雪が溶けてみないとまだまだ被害の実態はわからないそうなので、

今後ますますこへびの力が必要となってくると感じました。

地震によって大きな被害があり、いまだに余震が続いています。

しかし、この震災を通してこへびと妻有の間に新たな発見があったり、

新たなつながりが生まれると思います。

ピンチはチャンス!という言葉は適切ではないかもしれませんが、

そんな可能性も感じる2日間でした。

 

こへび隊 守田詠美

 

こんにちは、こへび隊の山田です。

4月2〜3日(土日)の、第1回の「大地の手伝い」について報告です!

 

今回清掃をしたのは以下の作品、宿泊施設です。

◇1日目

  東川集落「最後の教室」

  星峠「脱皮する家」

◇2日目

  秋山郷「かたくりの宿」

 

この中では、「最後の教室」が一番損傷が多く、作品の扇風機が散らばったり、

壁や天井が崩れたりしていました。

幸い倒壊などの恐れは無いとの専門家判断をいただいていたため、皆でヘルメットを被って、一丸となり、割れたガラスや崩れた壁などを一つ一つ慎重に掃除していきました。途中、管理人の小野塚さんに差し入れのみかんをいただき、一息つきながら、作業をしていきました。

 

ボルタンスキー作業のコピー.jpgのサムネール画像 

 

 

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星峠の「脱皮する家」は、天井の煤が床に落ちた程度で、目立って大きな被害はありませんでした。こちらは宿泊施設でもある作品なので、お客様が気持ちよく泊まれるよう、丁寧に掃き掃除、拭き掃除をしましたので、みなさんまたいらしてくださいね。

1日目の終わり、農舞台にてスタッフ&こへびみんな(25名くらい?)でテーブルを囲み夕食に。震災以来の顔ぶれに、笑顔も会話も弾みました。

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その後、小谷集落の「上屋敷」(普段は空家)にて宿泊となったのですが、そこでもいつもとは違って皆が1つの家族のように協力し合い、こたつに足をつっこみながら個々に妻有への想いを語り、次の日に向けて早めの就寝をしたのでした。

2日目は秋山郷の「かたくりの宿」へ。

道中、落石によって道幅が狭くなっていたりしましたが、無事に到着し、清掃作業へ。

「かたくりの宿」は5月には営業を開始する廃校になった小学校を利用した宿泊施設です。地震による損害は少なく、客室も温泉も無事で、春からはゆったりと宿泊できそうですよ! それでも崩れてしまった体育館の壁を掃除したり、窓を拭いたり、 床を磨いたり。1日がかりで作業をし、宿の名物でもある温泉(もともと校長室!)に入れていただき、夕方には東京へ向けて、車で帰路につきました。

この地震・活動を通して、過疎地域では若者の手が足りない事を再認識しました。

 

 妻有では雪が解けだして、ふきのとうが顔をだしていました。農舞台では、田植えの準備が進んでいました。もうすぐ春がやってきますね! そしてこの春、こへび隊はさらに元気に妻有を盛り上げていきます! 4月は毎週末越後妻有に集結し、「大地のお手伝い」をしていきますので、地震による被害でお困りのこと......例えば、家屋内の掃除/家具の移動/ゴミの片付け/買い出しなど、どうぞご相談ください!みんなでニョロニョロ、そして元気にお手伝いに伺います!!

 

こへび隊 山田冴子

クロード・レヴェック「静寂あるいは喧騒の中で」、みかんぐみ+BankART1929「BankART妻有」などの作品が点在する松代地区桐山集落。

この集落の区長さんでもあり、芸術祭の協力者のお一人でもある小山征一さんが先日事務所に遊びに来てくださいました。

「征一さん!こんにちは~」とご挨拶に行くと、テーブルの上に黄緑のかわいいものが。

 

 

ふきのとうです!!

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まだまだ雪の残る越後妻有ですが、春は確実に近づいてきているんですね。

雪が解けて、作品のメンテナンスを終えて、1日も早くお客さまにお会いできるよう

頑張っていきたいと思います。

今日からこへび隊のみなさんが作品の復旧作業を手伝いに来てくれています。

 

お世話になっている地元のみなさんにも、サポーターのみなさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

いつもありがとうございます。

 

スタッフ小黒