8月13日(土)、宮本亜門さんのお話し会&ワークショップ「違うからおもしろい、違わないから素晴らしい」が開催されました。
こちらは現在開催中の「越後妻有の林間学校」の授業の1コマで、亜門さんの授業はとても楽しく、かつ刺激的でした。その様子をレポートします。
1部では、亜門さんがどのような道を歩んで「演出家 宮本亜門」となったか。
演舞場であやされた幼少期。
ダンスの楽しさとそれをさらけ出すことの恥ずかしさの狭間の思春期時代。
ニューヨークのブロードウェイをめざすこと。母親の存在。父親とのエピソード。
沖縄との出会い...など。
亜門さんのこれまでのお話を写真を見せてもらいながら聞きます。
とにかくステージや会場内と亜門さんは動きます。そして会場のこどもたちや参加者は、
亜門さんの話にどんどん引き付けられていく様子が伺えました。
2部では、だれもが知っている童話を取り上げて、裏側のストーリーを探るワークショップを
おこないました。
まず参加者の小学生の子に「あかずきん」のあらすじを聞きます。
そこから、「みんなの好きな登場人物はだれ?」ということで、あかずきんちゃん、おかあさん、
おばあさん、おおかみの4グループに分かれます。
そしてそれぞれのグループに亜門さんが「なんでその登場人物がすきなの?」という質問をしていきます。
やはり一番人気はあかずきんちゃん。
「あかずきんちゃんはかわいいから」
「主人公だから」
「おかあさんは家事仕事が忙しくて手があけられなかった」
「こども一人でおつかいに行かせたのは、ひとりでがんばって、というおかあさんのやさしさ」
「おおかみが食べたくなるくらいおばあちゃんはかわいらしいんだよ」
「人里はなれた山の中で住んでいるおばあさんは少しさびしそう」
「変装しきれていなくて眠っているおおかみは少しまぬけ」
「おおかみは、母親が変装好きの10人兄弟末っ子っぽい」
「おばあちゃんたちを、丸飲みにしたオオカミはえらい!」
みんなの意見を聞いているうちに、人食いオオカミがドジでちょっと間抜けな
悪役オオカミになってきました。
最後にもう一度「好きな登場人物はだれ?」という質問では、
オオカミが半数以上の人気になっていました。
話の裏側、それぞれ登場人物の人となりを想像する/創造することは、
亜門さんのそうぞうする方法を教えてもらい、ものごとを少し別の見方でみるおもしろさを知ることができました。
「人と違うからおもしろい!でも元をたどればみんなおんなじなんだよ。」そんな亜門さんのメッセージを受け取った授業でした。
スタッフ:柳取
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