絵本と木の実の美術館 春の企画展「少年からみた魚と、少女からみた魚」

開催概要

絵本と木の実の美術館の空間絵本は、7年をかけ育ててきたビオトープを舞台に、新たな物語「とわちゃんとシナイモツゴ」を表現した場所として踊りだします。外に飛び出した空間絵本の誕生を前に、少年と魚の絵本『つかまえた』の原画の一部と、少女と魚の絵本『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』の習作を展示します。2つの絵本の世界をお楽しみください。


絵本『つかまえた』と『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』

『とわちゃんとシナイモツゴ』
真冬の池の中で見た、シナイモツゴの夢。魚の目から見た池の中や川の流れと、その外に生きる「にんげん」の女の子。新しい切り口で「いのちのケハイ」を描く、田島征三の最新作!(出版時期検討中 ひだまり舎)

『つかまえた』
夏のある日、川の浅瀬に大きな魚がいるのを見つけた。水の中で懸命にのばした指が魚にふれると、ぼくは無我夢中でそれをつかまえた。幼少期の実体験を元に描かれ、2020年に話題となった一冊。(偕成社)


生きものが暮らす場所「ビオトープ」をアートに

2014年夏、休耕田に泥んこになって作ったビオトープ。池の中央には集落の男性たちが集めた丸太が土台になった、8の字型の「鉢の島」が浮かびます。小川を通る山の地下水は、ビオトープの池に流れ込み、田んぼをめぐって谷の下を通る鉢沢川へ流れています。

生活や農業の近代化により一度姿を消した生きものたちが、このビオトープに少しづつ帰って来ています。種類は年々増え、今では絶滅危惧種の水生生物も生息するようになりました。

定期的な生きものの観察会に加え、専門家による水質調査や集落内の生物調査も継続中です。里山の豊かさや、守るべき生きものたちのことを、田島征三のアート作品として絵本と木の実の美術館から発信していきます。

ビオトープ生きもの観察会の様子

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

山と山に囲まれた場所に鉢という集落があります。その中心にある小学校は廃校になり、集落の人々と絵本作家・田島征三によって小さな美術館になりました。カラッポになった校舎を舞台に、最後の在校生と学校に住みつくオバケたちとの物語が、絵本『学校はカラッポにならない』となり、その物語が校舎いっぱいに広がります。体験型の“空間絵本”美術館として、訪れる人を楽しませています。みんなの笑い声を食べるトペラトト、夢をぺしゃんこにするドラドラバン。学校にひそむたくさんのオバケたちに会いにきませんか?

Photo by Ishizuka Gentaro

開催概要

日時 2021年4月24日(土)~6月27日(日)
休館日:水・木
※4月24日(土)より春の開館
※5月4日(火)~6日(木)臨時休館
※7月14日(水)~24日(土)臨時休館
場所

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

料金 一般800円、小中300円 幼児無料
備考

※5月4日(火)~6日(木)臨時休館いたします。

5月3日、大地の芸術祭を運営するNPO法人越後妻有里山協働機構内の社員2名が、新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。そのため5月6日まで「絵本と木の実の美術館」を休館致します。お客さまにはご迷惑をおかけしますが何卒ご了承ください。
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