【日帰り】車で巡る野外作品コース(中里・津南・松之山エリア中心)

ドライブで野外作品を中心に巡るコースをご紹介します。自然に溶け込むようにある作品を鑑賞し「大地の芸術祭」をより深く感じ、知ることができます。
2000年の初回の恒久作品から、2024年の第9回展新作までをお楽しみいただけます。山の緑や棚田、紅葉など季節の移ろいを楽しんだり、作品が自然に包み込まれ、さらに大地を五感全開で堪能できます。巡りやすい気候となってきました。お見逃しのないよう、計画を立ててみてください。
※野外展示は通年を通してご鑑賞いただけますが、火水定休日には一部作品ご鑑賞いただけません。

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9:15 越後湯沢駅 レンタカーを借りる
40分
10:00 田んぼ道から感じる風の音
【新展開】「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」ダダン・クリスタント
インドネシアの農民が鳥よけに使う、「カクラ・クル・クル」をモチーフに、風が竹音を奏でます。一斉に奏でる心地よい音は田んぼや草花の匂いとともに来訪者を包み込む。2024年は地域の農業活動、住民、自然から着想を得た新しい風車を取り入れた。
5分
10:20 清津川を眺め休憩できるスポット
「ポチョムキン」カサグランデ&リンターラ建築事務所
ゴミの不法投棄が問題視されていた河川敷を、官民一体の公共事業として、建築家の力で自然豊かな公園となった。中には、当時の産業廃棄物も作品となり展示されています。ベンチやブランコもあり、清津川を眺め休憩することができる。
5分
11:45 窓から見える里山の景色
「たくさんの失われた窓のために」内海昭子
公園の中に突如として現れる大きな窓。部屋の窓から見える風景は「私の風景」となる。窓から見える風景を通して外に広がる妻有の風景をもう一度発見するための窓。風を浴び揺れるカーテンが幻想的。
5分
12:00 車窓から見る
「日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)」リチャード・ウィルソン
ロンドンにある作家の自宅をもとに、実物大の構造だけ、方位を保ったまま妻有に移動させた。距離的にも文化的にもかけ離れた土地を空間的に関係させた試み。車窓からしっかりと見える大きな、道沿いの作品。

10分~20分
12:30 地元ランチを堪能
【昼食】越後妻有ならではの野菜や味付け
昼食は、越後妻有で有名なお蕎麦や、地元産の野菜を使った料理を楽しめる。
大割野商店街や、水沢グルメ街道など定食屋さんが多くあります。お好きな料理で午後からの作品巡りに力をつけて。(写真はイメージ)
14:00 里山の中の美術館
「かささぎたちの家」キム・クーハン(金九漢)
集落からの要望で子どもたちの遊べる場として公園と作品を掛け合わせた。「森羅万象、還地本處」の物語が描きこまれた家はすっぽり窯で覆われ、家ごと約1ヶ月焼かれて完成した。かささぎとは、韓国では幸せを呼ぶ鳥と言われている。
「ドラゴン現代美術館」蔡國強 (ツァイ・グオチャン)
中国福建省徳化の登り窯を移築。長い月日が経ち、作品に緑が増えており鑑賞スペースは涼しい風が通る。山の傾斜を生かした作品。
「カモシカの家族」ゲオルギー・チャプカノフ
越後妻有で使用された農機具を溶接してつくられた。ロータリーの刃、瞳のビスなどの素材を活かし、森に現れるカモシカの姿はまるで本物のように見える。山の緑・空の青・カモシカの黒が映える。
「森」本間純
豪雪地でよく見られるかまぼこ型ガレージの中には、地域で集めた鉛筆による《森》がつくられている。約1万2千本の鉛筆が立っている。中をのぞくと、窓から見える本物の森と重なり合う。
「再生」栗村江利
芝生のベットに置かれた大理石の枕。大空や木々を臨み、風を感じ、ゆっくりした時間を過ごせる。
「0121-1110=109071」イ・ジェヒョ(李在孝)
3つの球体に出会う。巨大な球体は、木を組み合わせてつくられている。作品はいずれ植物に覆われ、周囲の環境と調和して自然の一部になってゆく。
40分
15:40 等高線を描いたカラフルな彫刻
【新作】「不思議な石」elparo
「等高線」をヒントに拡張された彫刻群! 別の銀河星からの隕石 ?  あるいは、地球が再生する様子 ?  そんな「ミステリアスな現象」を、彩り豊かなオブジェとして作品化。鑑賞者により捉え方が変わる作品。時間、季節によっても見え方が変わるかもしれない。
30分
16:20 里山に巨大な陶芸作品が出現
【新作】「キューブ」楢木野淑子
地元集落からの協力で、2つの大きなオブジェを里山に設置。華やかで優しいタイムカプセル(時間の箱)のような、未来へ託す希望のような作品。
15分
16:50 ライトアップ作品
「光り織」髙橋匡太
越後妻有文化ホールの「雁木」を思わせる約110メートルの庇を彩る光の作品。地域の自然と文化を糸のような光で表現した。光のプログラムは月ごとに変化し、季節の移ろいを感じさせる。温かい気持ちになる作品。
「THE BIRTH OF THE SPRING」ジョゼ・デ・ギマランイス
広域エリアに点在しているジョゼ・デ・ギマランイスの作品。
雪解けをテーマとした彫刻作品。越後妻有の6エリアを表す図形がにぎわいの光を放つ。
40分
18:00 越後湯沢駅 レンタカー返却

開催概要

日程 7/13(土)~11/10(日)
始点/終点 越後湯沢駅
交通手段
備考

各地から直接お車でお越しの場合もご参照いただけます。

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