 
          十日町は、シルクの産地としての歴史を持つ。その地名の由来が示すとおり人々の交流の拠点として、平安時代にはすでに街としての形態を成していたらしい。中国大陸から日本に養蚕の技術が伝えられたのは紀元前2世紀。越後妻有に定着した時期は定かではないが8世紀には、東大寺にシルクが献納されたという記録が残っている。信濃川流域の安山岩を円環状に配置する。毎冬の平均3メートルに及ぶ積雪の中から、早春の雪解けと共に最も背の高い石から順々に頭を出す。ひとつずつゆっくりと数が増えていくリズムは、越後妻有が持つゆったりとした歴史の流れを表現する。
| 作品番号 | T027 | 
|---|---|
| 制作年 | 2003 | 
| 時間 | 日中 | 
| 料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) | 
| 休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 | 
| エリア | 十日町 | 
| 集落 | MonET | 
| マップコード | 140181290*25 | 
| 公開期間 | 2025/4/26-11/9(祝日を除く火水定休) | 
| 場所 | 越後妻有里山現代美術館 MonET 敷地内 |