火の周り、砂漠の中

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作品について

建物の中央に位置する円形の部屋は、星が瞬く里山の夜空のような空間となった。囲炉裏部屋として設計されたこの空間には火を囲んで人が座れるベンチが設えられている。壁の裏側に取りつけた蛍光灯の光が表面に開けた直径1センチメートルほどのたくさんの穴から漏れて室内を照らす。不規則に開いたこの1001個の穴は、アラビアンナイトの物語「千夜一夜」からで、作品タイトルもこの時期の米国のイラク攻撃に言及していることが読み取れる。夏山の木々のような深緑一色の部屋に囲炉裏の煙が上がる時、穴から漏れる光が一層強く映し出される。同じ地球上の異なった場所で同時期に起こっていることを自分の場所で想うことで、よりこの場所に生きることの意味を考えるのではないか。土地の事象に直接関わった作品ではないが、この場所も地球の出来事に関係していることを静かに強く、作品が来訪者に語っていた。(*)

アーティスト

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現在公開中

  • 作品番号

    D057

  • 制作年

    2003

  • エリア

    松代

  • 集落

    農舞台

  • マップコード

    298179365*35

  • 作品の公開期間

    通年

  • 住所または詳しい場所

    まつだい「農舞台」(新潟県十日町市松代3743-1)内

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