使われなくなった農具や民具を素材に自らの手で作った楽器で奏でる他に例を見ない楽団。音楽経験不問の呼びかけのもと、集まったフツーの人々と第一線で活躍する凄腕のプロが同じ地平に立ち、ともにつくり上げたステージで生まれる音楽の化学反応。その目撃者になってください。
[出演]岡淳、相川瞳、植松透、岡部洋一、古木佳祐、越後妻有かぷかぷ楽団
ミュージシャン岡淳が率いる市民楽団。宮沢賢治の短編童話『やまなし』に登場するオノマトペ「かぷかぷ」から命名された。使用する楽器は地域に眠る農具や民具を素材に楽団員自らが作る。メンバーは”音楽経験を問わない”という募集で多様な地域から集まり、年齢もバックグラウンドもさまざま。 練習には楽譜を使わず、「ドンドン」「ダダッタ」「かぷかぷ」などの口唱歌が主に用いられる。
【新メンバー募集中!】
農具楽器を制作したり、演奏の練習をしたり、「越後妻有かぷかぷ楽団」の活動はさまざま。この機会に、アーティストと一緒に音楽に親しみ、大地の芸術祭に参加してみませんか? 楽器経験の有無は問いませんので、興味がある方はぜひどなたでもご参加ください。ご見学やご参加希望の方はお問い合わせ先の電話番号までご連絡ください。
【地域イベント出演】
7~8月には、津南町内のイベントにも参加予定です。(詳細が決まり次第更新いたします)
【稽古日】
以下よりご確認ください。
岡淳 Oka Makoto(団長、テナーサックス、フルート)
一橋大学在学中より宮ノ上貴昭&スモーキンなどで、ジャズシーンにデビュー。1990年にバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。1994年に帰国後はサキソフォビアをはじめ様々なセッションで演奏する他、女優室井滋の「しげちゃん一座」にも参加。2013年に『音楽水車プロジェクト』を立ち上げ、音楽を奏でる水車や古い農具民具を使った楽器の制作に取り組んでいる。同プロジェクトで中之条ビエンナーレ2021、大地の芸術祭2022、2024、瀬戸内国際芸術祭2025に参加
相川瞳 Aikawa Hitomi(パーカッション)
東京藝術大学音楽学部器楽科打楽器專攻卒業。「森山威男グループ」「大友良英スペシャルビッグバンド」などのグループに参加の他、ミュージカル、舞台、現代音楽、スタジオワークなど様々な現場で活動中。「打つ」という打楽器本来のスタイルにおいても、歌心を大切にした繊細で温かみのある音色を引き出すことを持ち味にしている。2025年6月に、林正樹とのDUOで自己のリーダーアルバム2枚目となる『Ten To Sen』をリリース。
植松透 Uematsu Toru(パーカッション)
NHK交響楽団首席ティンパニ奏者。オーケストラやソリスト活動の傍ら、幼児と音楽の関わりを打楽器の視点から捉える活動も長年続けており、全国の幼稚園や特別支援学校、被災地などを訪れ子どもたちとの音楽遊び活動を展開している。また各地で講演会やセミナーを開催、ETVの教育番組にも数多く出演する。現在は埼玉県ときがわ町の自然豊かな山あいを拠点に地域の人々や子どもたちとの交流を通して楽しく心豊かな音楽作りを日々模索してる。また演奏活動の合間には無農薬手植え手刈りの稲作も!
岡部洋一 Okabe Yoichi(パーカッション)
都内のブラジルライヴレストランでプロ活動スタートさせつつ、ジャズ~ロックの様々なアーティストとも共演。Baden PowellやDavid Sanbornなど来日大物ミュージシャンとの共演も多い。 2021年には、東京パラリンピック閉会式に、シシドカフカ主宰の打楽器アンサンブル、el tempoのメンバーとして出演。スピード感あるフルボディな鬼グルーヴと、超人的に幅広い音楽対応力で、人の心に火をつけるアーティスティックな打楽器奏者。
古木佳祐 Huruki Keisuke(ベース)
歌手の母、ピアニストの父の音楽一家に生まれ幼少の頃よりジャズ、ワールドミュージックに親しんで育つ。実家が経営していた飲食店で行われるセッションに参加するようになり、コントラバスを山下弘治氏、ジャズピアノを飯沼五洋氏に師事。即興演奏に必要な音楽理論を独学で身につけ、10代よりプロとしてのキャリアをスタートする。人それぞれの作曲や音楽性への深い理解力には定評がある。
注意事項
・館内の他のアート作品の鑑賞をご希望のお客様は、別途入館料が必要です。なお作品鑑賞は施設開館時間内(17時まで)にお済ませください。
・未就学児は保護者の膝の上での鑑賞は無料です。お席が必要な場合は小中高生用チケットをご購入ください。
・本券のお客様のご都合による払い戻し・再発行はできません。
・紛失・盗難等について主催者は責任を負いません。
・営利を目的とした転売は、いかなる場合も禁止します。
・天候、その他のやむを得ない事情でイベントの開催が中止となった場合は、大地の芸術祭公式HPにてご案内いたします。
日時 | 2025年9月7日(日)14:00開演(13:30 開場) |
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場所 |
越後妻有「上郷クローブ座」仮設劇場(新潟県津南町上郷宮野原7-3) |
料金 | 大人1,500円(前売1,000円)、小中学生500円、未就学児膝上鑑賞は無料 ※上郷クローブ座・香港ハウスの作品をご鑑賞の方は、 別途共通チケット提示または入館料が必要。 [販売場所]販売場所:Peatix(オンラインチケット) |
備考 |
【主催】 【問い合わせ先】 |