原倫太郎+原游 、平石博一

日本

原倫太郎 |
1973年生まれ。サインドベルグ・インスティテュート修了。「変換」することで見えてくる世界を構築する。デジタルイメージをアナログ的手法で表現することで、オリジナルのイメージが崩れノイズが発生し、意味が変容していく。完全ではなく流動的で、日常にかなり近い何処かに存在している世界の表現を追求している。「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞」特別賞、原游との共著絵本『匂いをかがれるかぐや姫〜日本昔話Remix〜』 が「第11回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門奨励賞を受賞。

原游 |
1976年生まれ。東京藝術大学大学院研究課程修了。絵画の可能性を探求し、幾つかのシリーズを展開。キャンバスを顔に見立てて描く「顔」シリーズは、戯画的表現を楽しむ絵画であり、複数の作品を同一空間に展示する集合体としてのインスタレーションでもある。チラシなどに描かれた日用品を大量に描きこんだ「飛ぶ教室」シリーズは、描かれたモチーフを本来の用途を離れた記号としてキャンバス上に浮遊させ、絵画空間に新たな景色を表出させる。原倫太郎との共著絵本『匂いをかがれるかぐや姫〜日本昔話Remix〜』 が「第11回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門奨励賞を受賞。

平石博一 |
1948年生まれ。作曲家。1972年 グループ展「ミュージック・スペース」での発表以来、ミニマル音楽の可能性を追及し続けている。独奏曲、室内楽、オーケストラ、電子音楽などその作品は幅広い。また、奏者の空間配置などによって実現される音楽の空間性にも関心を持ち、実験的な演奏会を実施してきた。舞踏ダンサーや映像作家、美術家とのコラボレーションも多く手掛けている。近年、作曲の中心をコンピューターに移し、空間音楽パフォーマンスに力を入れている。

撮影:立須崎隆善(原游の写真)

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