越後妻有の“冬のごちそう”をめぐる大人気ツアー 12集落の魅力をご紹介

2025/12/6

お問い合わせ窓口

越後妻有の各集落を訪ね、地域のお母さんたちがツアー限定で用意する特別な食体験「雪見御膳」を味わうツアーです。「雪見御膳」は、雪国ならではの保存食や季節の知恵が詰まった越冬料理を、集落のおもてなしとともにいただく冬限定のプログラム。かつて冠婚葬祭で使われていた大切な漆器に盛りつけられ、家庭のあたたかさと歴史を感じられる“ここだけの食卓”が広がります。お母さん・お父さんたちと交わす会話や、料理にまつわる物語も魅力のひとつ。ゆったりと流れる時間の中で、心もお腹も満たされる旅をお楽しみください。

 

Photo Yanagi Ayumi


「1/10(土)出発 越後湯沢駅発着】冬を楽しむ! 越後妻有の小正月ツアー(2泊3日)」
「小中学生限定 越後妻有の林間学校2026・小正月」

1月10日(土)【小谷集落】松之山エリア(三省ハウス)

小正月行事「鳥追い」の後の雪見膳は、築70年の木造校舎の宿「三省ハウス」の団子の木で飾られた食堂で、揃ってお楽しみいただきます。地元とサポーター、スタッフみんなでつくる小正月ツアーの雪見御膳です。

 


冬のエチゴツマリコース [まんぷく雪見御膳便]

運行日:1/24(土)~2/7(土):毎週土曜日、2/14(土)~3/7(土):毎週土・日曜日
旅行代金:一般(高校生以上)15,000円、小中学生12,000円、幼児3,000円 ※バス代、昼食代、ガイド代、作品鑑賞料(「越後妻有の冬 2026」共通チケットを含む)、消費税含む
発着場所:越後湯沢駅


▼参加集落・日程

  • 1月24日(土)上新田【十日町エリア】
  • 1月31日(土)東下組【十日町エリア】
  • 2月7日(土)東部地区【十日町エリア】
  • 2月14日(土)15日(日)松代【松代エリア】
  • 2月21日(日)浦田地区【松代エリア】
  • 2月22日(日)下川手【松之山エリア】
  • 2月28日(土)室野【松代エリア】
  • 3月1日(土)上郷【津南エリア】
  • 3月7日(土)新町新田【川西エリア】
  • 3月8日(日)松乃井【川西エリア】

▼魅力が詰まった参加集落をご紹介(催行日順)

1月24日(土) 上新田【十日町エリア】

上新田は、縄文時代から人々の営みが続く歴史深い地域です。野首遺跡や国宝・笹山遺跡に並ぶ土器がここからも発見されており、今も地中には未発掘の遺物が眠っているともいわれています。また、大正時代に上州の菓子職人が踊りを伝えたことから、上新田独自の「八木節」が受け継がれてきました。雪見御膳では、元気なお母さん・お父さんがその踊りを披露してくれるのも見どころのひとつです。


1月31日(土)【東下組】十日町エリア

大地の芸術祭施設「うぶすなの家」では、元気いっぱいのお母さんたちがあたたかくお迎えします。地域の誇りである慶地の棚田で育ったおいしいお米も、雪見御膳で味わえる楽しみのひとつです。食後は、十日町名産の「十日町小唄」とともに盛り上がる和やかな時間も。笑顔あふれるおもてなしをぜひお楽しみください。

Photo by Nakamura Osamu


2月7日(土)【東部地区】十日町エリア

「着物の街十日町」の中心エリアで、1980年頃には生糸の生産工場もありました。雪見御膳では、十日町名物の明石縮も会場でご覧いただけます。新しいことに意欲的なお母さん・お父さんが多く、大地の芸術祭が大好きな方々からのあたたかいおもてなしも魅力です。地域の文化や熱気を感じながら、特別な食の時間をお楽しみください。


2月14日(土)15日(日) 【松代】松代エリア

豪雪地帯にある松代は、行事ごとを大切にするお母さん・お父さんが多く、地域の団結力の高さが魅力です。雪見御膳では、清らかな水で育ったお米や地元野菜を使ったお料理をお楽しみいただけます。地域の団結力とおもてなしの心が光る、特別な食のひとときをどうぞご堪能ください。


2月21日(日)【浦田地区】松代エリア

越後妻有の西端、松之山温泉に近い浦田は、特に豪雪地帯として知られる地域です。雪見御膳では、チームワークばっちりのお母さんたちが、他の集落ではなかなか味わえないトゲのある山菜「やちあざみ」や、木から煎じるお茶「くろもじ茶」など、浦田ならではの食や文化をおもてなししてくれます。

 


2月22日(土) 【下川手】松之山エリア

美人林で知られる下川手集落は、冬には4メートルを超える積雪に包まれ、雪の幻想的な景観が広がります。雪見御膳では、松之山温泉「ひなの宿ちとせ」の協力のもと、料亭の料理と地元のお母さんたちの郷土料理の両方を味わえるのが魅力です。特別メニューとして、松之山温泉でゆっくり浸かった「湯治豚」や、地元産の酒米を使った日本酒も提供されます。


2月28日(土) 【室野】松代エリア

豪雪地ならではの迫力ある雪像も見どころのひとつ。五感で楽しめる奴奈川キャンパスもあり、お子様連れの方も一緒に楽しめます。ご参加のお母さん・お父さんたちは、地域の魅力を伝える心強いサポーターです。明るくパワフルで笑顔あふれるお母さんと、気さくで頼もしいお父さんが皆さまを温かくお迎えします。


3月1日(日)【上郷】津南エリア

津南町から唯一参加する上郷集落は、清らかな湧き水に恵まれ、コシヒカリだけでなく野菜の生産も盛んな地域です。雪見御膳では、2015年から続く「上郷グローブレストラン」で活躍する女衆たちが、皆さまを笑顔でお迎えします。


3月7日(土)【新町新田】川西エリア

濃川河岸段丘の上に広がる新町新田は、朝日をたっぷり浴びたお米が自慢の地域です。山菜や野菜も地元産で、晴れれば地元の方も見とれるほど美しい雪原が広がります。雪見御膳では、実家に帰ったような気楽さでおもてなししてくれるお母さん・お父さんが皆さまを迎えます。「絶対また来ます!」とハグして帰る方が続出するほどの温かさ。


3月8日(日)【松乃井】川西エリア

この地域には、ジェームズ・タレル作の「光の館」があり、世界中から観光客が訪れます。信濃川西側の平野部には一面の田園風景が広がり、日本一のコシヒカリを育む大地のほか、そばや地酒、餅など自然の恵みを生かした美味しいものもたくさんあります。雪深いこの地で暮らすお母さんたちは、普段から助け合い支え合いながら元気に生活しています。チームワークと芯の通った優しさで、明るくもてなしてくれるお母さんたちと楽しくおしゃべりしながら、美味しい料理とお酒を堪能できます。


団体旅行でも雪見御膳をお楽しみいただけます(1~3月限定)

雪見御膳は、大地の芸術祭オフィシャルツアーに参加するほか、団体旅行などにあわせて貸切でお楽しみいただくこともできます。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。今年はこちらの集落の皆さんが担当してくださいます。

【南鐙坂】十日町エリア

四方が山に囲まれ、豊かな水量を誇る信濃川が流れる河岸段丘の上にある南鐙坂。里山の豊かな自然を活かし、この地で育ったおいしいお米とお蕎麦、そして地域の魅力がつまったお料理をみなさまにお召し上がりいただきたいです。おもてなしの会場は、豪雪地帯ならではの家づくりが息づく多目的古民家「あぶざ館」。お母さんたちのリーダー岡村さんのご自宅でもあります。ゆっくりとお過ごしください。 

お問合せ

TEL:「大地の芸術祭の里」総合案内所025-761-7767(9:00-18:00/火水休)
MAIL:officialtour@tsumari-artfield.com

お問い合わせ窓口

「大地の芸術祭の里」総合案内所
住所 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1, 71-2 越後妻有里山現代美術館 MonET
TEL 025-761-7767
E-mail info@tsumari-artfield.com
つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。