ニヒリズムに耐えられなかった私たち人間は、壊れた本能の補完物として、多くの「怪物」を生み落としてきた。今、私たちが望んだ「美しい世界」は実現されたのだろうか? 「怪物」は我が物顔に振る舞い、世界の至る所で愚かしい戦争や争いが現在も続いている。この展覧会は、個人の立場から、辺境から、アートを回路として行われるささやかな蜂起だ。〈未来〉を照らし出すための、物質と言葉と環境によるインスタレーションをギャラリー湯山にて公開。
企画展最終日に石川雷太が主宰する、ノイズ・パフォーマンス・ユニット「Erehwon」が演奏を行う。
企画展イベント 「Erehwon/ノイズパフォーマンス」
6/25(日)13:30~14:30
「Erehwon」
石川雷太が主宰する、ノイズ・パフォーマンス・ユニット。昼間光城(メタルパーカッション、エレクトロ二クス担当)とともに1997年より活動。鉄板や工業用スプリングなど金属廃材の打撃音・摩擦音のライブ・ミックスによる演奏を行う。インダストリアル・エイジの「光」と「影」が映し込まれたそのサウンドは、現代に生きる我々にとって最もリアルで最も基礎的な、潜在的なBGMだといえる。
日時 | 2023年4月29日(土)~6月25日(日)の土日祝 |
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場所 |
ギャラリー湯山 |
料金 | 共通チケット、もしくはギャラリー湯山個別鑑賞料(一般300円、小中学生150円) |