ギャラリー湯山では、「2023年の越後妻有」にあわせて4期にわたる企画展を開催。企画展第3弾は、多様な表現を駆使した最新作で古民家空間を変貌させる、阪田清子の個展をご覧いただけます。
【作品コンセプト】
時に、人々は苦難に直面するとその経験を言葉で表現することが難しく、言葉が失われてしまうことがあります。また、時間の流れや環境の変化により、その経験・記憶の継承が困難とされています。作品「思い出せない言葉」は、頑なに開けなくなってしまった記憶を書籍に喩え、観る人と記憶の喪失を想いながら、繋ぐ・開く回路を考える空間になれたらと願っています。(作家コメント)
■ギャラリートーク
8/11(金祝)14:00~15:00
■オープニングパーティー
8/11(金祝)15:00~16:00
Photo Nakamura Osamu
Photo Nakamura Osamu
Photo Nakamura Osamu
Photo Nakamura Osamu
阪田清子(さかた きよこ)
美術家。「不確かな立ち位置の集合体」をテーマに、家具や日用品・自然物などを素材として用い、日常を問いただすインスタレーション作品を発表。近年の展覧会に「Sea Lane – 島々への接続」金沢21世紀美術館(2022/石川)、「Sugar and Salt」SoolSool Center(2021/韓国)、「Present Passing: South by Southeast」Osage Gallery(2019/香港)、「新・今日の作家展2018―定点なき視点」横浜市民ギャラリー(2018/横浜)、「水と土の芸術祭」ゆいぽーと(2018/新潟)、「大地の芸術祭 もう一度見たい名作展」越後妻有里山現代美術館MonET(2017/新潟)、「PYEONGCHAG BIENNALE」(2017/韓国)、など。
Photo Nakamura Osamu
世界有数の豪雪地帯越後妻有。その雪をよく知る新潟のアーティスト2人が、2006年に実施した空家プロジェクトの「湯山の家」を常設の「ギャラリー湯山」とし、雪の魅力と可能性に迫る作品を展開。
2023年度 企画展情報
■第4弾【ファイナル企画展(仮)】
10/7(土)~11/5(日)の土日祝
これまで関わってきた作家による作品でギャラリー湯山の12年の歴史を振り返る。
日時 | 2023年8月11日(金)~9月24日(日)の土日祝 |
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場所 |
ギャラリー湯山 |
料金 | 共通チケット、もしくはギャラリー湯山個別鑑賞料(一般300円、小中学生150円) |