妻有アーカイブセンターでは10年間にわたって、大地の芸術祭に関する資料からその他の地域プロジェクト資料までを蓄積してきています。今回は、各地のアートプロジェクトのチラシや資料を「古紙市」としてお披露目します。入手が困難なペーパー類もお持ち帰りできる貴重な機会です。
Photo Kioku Keizo
2009年に川俣正が指揮するインターローカル・アート・ネットワーク・センターの会場になったのち、深いつながりを持ち続けてきた清水小学校が、アーカイブ/ライブラリー施設として進化。新作の展示はもちろん、芸術祭の資料や、地域に根差すアートプロジェクトの資料や、美術評論家の故・中原佑介寄贈の約3万冊の蔵書をはじめとした芸術関係の巨大なライブラリーとしても活用されており、建物内部ではサイトスペシフィック・アーカイブを公開。これまでの大地の芸術祭の全ドキュメント、川俣正の1980〜2005年の活動資料を保存する。
川俣正
1953年北海道生まれ、フランス在住。主な展覧会・プロジェクトに2010年-13年「川俣正・東京インプログレス」(東京)、1997年「椅子の回廊」(Festival d’automna Paris、サルペトリエール病院サン・ルイ教会、フランス)、1996-99年「ワーキング・プログレス」(アルクマー、オランダ)、1987年「Destroyed Church」(ドクメンタ、カッセル、ドイツ)などがある。著書に『アートレス マイノリティとしての現代美術』(2001年、フィルムアート社)がある。
日時 |
8/16(土)、17(日)10:00-17:00 ※資料がなくなり次第終了 |
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場所 |
妻有アーカイブセンター(新潟県十日町市清水718) |
料金 | 個別鑑賞料一般600円/小中学生300円、もしくは共通チケット |