【越後妻有里山現代美術館MonET】井原宏蕗「雪の下を想像(創造)する」

開催概要

越後妻有里山現代美術館 MonETの企画展「ホンヤラドウーSnow Meeting」(ディレクション:BankART1929)の関連イベントとして、参加作家、井原宏蕗によるワークショップ「雪の下を想像(創造)する」を開催します。

雪深い越後妻有の環境を生かし、雪そのものを型として使う、冬ならではのワークショップ。雪を詰めた箱の中に、指や道具を使ってくぼみや跡をつくり、その形に水性樹脂を流し込んでレリーフ彫刻を制作します。流し込みは一度きり!雪の詰め方や気温によって、形がはっきり写し取られることもあれば、樹脂の熱で雪が溶け、思いがけない形が生まれることもあります。使用するのは、作家が彫刻作品にも用いるジェスモナイトという素材。石のような質感を持ちながら、雪と組み合わせることで思いがけない表情を見せてくれます。

偶然や自然の働きに身を委ねながら、この瞬間にしか生まれないかたちをつくります。完成した作品は、世界にひとつだけのかたちとして、お持ち帰りいただけます。

日時|2/21(土)13:00-15:00
会場|越後妻有里山現代美術館MonET及び周辺
料金|一般1000円、小中学生500円 ※会場にてお支払いください
対象|小学生以上
人数|10名(小学生以上)
持ち物|汚れても良い服装と靴、型取りをたいもの(任意、20cm程度)

※屋外でのワークショップとなります。防寒対策をお願いします
※水性樹脂は服につくと落ちにくい場合があります。汚れても良い服装でお越しください。


作家プロフィール

井原宏蕗

1988年大阪府生まれ。東京都在住。生物が生きることで生み出した副産物や生物の習性などに着目し、それらを生物が作った彫刻として自立させる作品を制作している。
雪上に残る動物の足跡は、風化して消える刹那的な生命の痕跡である。その形を型取りし反転させることで、踏みしめられた空間を彫刻として立ち上げ、絶えず生まれては消える生命の証を残した作品を展開する。

(写真は企画展「こたえは風に吹かれている」 オープニングギャラリートークの様子 Photo by Nakamura Osamu )


関連作品

Photo by Nakamura Osamu

《足跡を裏返す_1》2022

開催概要

日時 2/21(土)13:00-15:00
場所

越後妻有里山現代美術館MonET及び周辺

料金 参加費|一般1000円、小中学生500円

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