北川フラム塾 第55回 珠洲と「さいはての朗読劇」

開催概要

北川フラム塾は、地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。

前回に引き続き、「北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ」は、芸術祭に関する様々な分野の専門家にお話を聞くとともに、「大地の芸術祭」だけでなく他の地域の芸術祭(「瀬戸内国際芸術祭」や「奥能登国際芸術祭」など)に関する取り組みも紹介していきます。


<プログラム>

北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ 第55回 珠洲と「さいはての朗読劇」 ゲスト:阿部海太郎(作曲家)、長塚圭史(演出家)、池谷内吉光(珠洲ちょんがり研究会会長)

今回の北川フラム塾は、珠洲での活動をテーマに開催いたします。

珠洲の暮らしや民話、民謡などの調査を経て創作され、スズ・シアター・ミュージアムで2022年に上演された「さいはての朗読劇 『珠洲の夜の夢』」にて、企画・音楽を担当された阿部海太郎氏と構成・演出を担当された長塚圭史氏、さらに珠洲ちょんがり研究会会長である池谷内吉光氏の3名をゲストにお迎えし、トークセッションとパフォーマンス(朗読:長塚圭史 演奏:阿部海太郎 民謡:池谷内吉光)を一挙にお楽しみいただけます。


ゲストプロフィール

阿部海太郎(あべ うみたろう)

作曲家。クラシック音楽をはじめ世界の伝統的器楽への造詣をベースに、巧妙な編成による音色と独創的な旋律で詩的な世界を浮かび上がらせる。舞台、ドラマ、映画、さまざまなクリエイターとの作品制作などで作曲を手掛けるほか、コンサート企画やアルバム制作も行う。

主な仕事に、蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品、舞台『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』『リア王』(2026)、映画『木挽町のあだ討ち』(2026)、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』シリーズ(2015~)、NHK連続テレビ小説『らんまん』など。近年は、音楽を通して社会と文化の関わりを問い直す取り組みも積極的に行っている。

奥能登国際芸術祭(2021)でスズ・シアター・ミュージアム内の音楽を手掛け、『さいはての朗読劇』(2022、2023)では企画と音楽を担当したほか、2025年に珠洲市の飯田高等学校で開催されたコンサート「珠洲交響詩『朝の光が照らすカーテン』」の企画にも携わった。

長塚圭史(ながつか けいし)

劇作家、演出家、俳優。1996年演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を旗揚げし、作・演出を担う(2017年劇団化)。

2011年にソロプロジェクト「葛河思潮社」を始動、2017年に「新ロイヤル大衆舎」を結成。2021年4月、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督に就任し、『王将』-三部作-(2021/構成台本・演出・出演)、ミュージカル『夜の女たち』(2022/上演台本・演出)、『アメリカの時計』(2023/演出)、『花と龍』(2025/演出・出演)などを手掛けるとともに、「劇場をひらく」取り組みも進めている。

このほか近年の作品に、舞台『チ。―地球の運動について―』(2025/脚本)、阿佐ヶ谷スパイダース『さらば黄昏』(2025/作・演出・出演)、『リア王』(2026/演出)など。奥能登国際芸術祭『さいはての朗読劇』では、「珠洲の夜の夢」(2022)に構成・演出、「うつつ・ふる・すず」(2023)に演出で参加。2026年読売新聞読書委員に就任。神奈川新聞日曜版で「雨あがる」を連載中

池谷内吉光(いけやち よしみつ)

珠洲ちょんがり研究会会長・二代目長吉。昭和50年に「珠洲ちょんがり保存会」に入会。これまでに、庭まつりの復活や酒造での酒屋唄の再現、また、小学校児童への田植唄の指導を行うなど、地域の宝である伝統文化の保存や継承に取り組んでいる。令和4年に珠洲市文化功労賞受賞、令和5年に北國風雪賞受賞。


北川フラム

1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学美術学部卒業(仏教彫刻史)。1982年、株式会社アートフロントギャラリーを設立。主なプロデュースとして、「アントニ・ガウディ展」、「アパルトヘイト否!国際美術展」、「ファーレ立川アートプロジェクト」など。アートによる地域づくりの実践として「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」などの総合ディレクターをつとめる。


■地域芸術祭 関連書籍


<詳細・お申込み>

[日時]
・2026年5月27日(水)19:00~21:00(18:50開場)

[開催場所]
・ヒルサイドプラザ(代官山)
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29 ヒルサイドテラス内

[参加費]
・会場参加(一般):2,000円
・会場参加(学生):500円
・通年参加(一般):15,000円(定額プラン制)
・通年参加(学生):5,000円(定額プラン制)
※今回は当日のオンライン配信は実施いたしません。アーカイブ動画用のチケットは4月中旬以降に販売予定です。
※アーカイブ動画では、内容を一部カットする場合がございます。ご了承ください。
※学生プランの方はお申し込み後に学籍情報についてご回答いただきます。
※通年プランはこちらから申込みいただけます。

<アーカイブ>

[過去回ゲスト]
・第1回 南条嘉毅(アーティスト) 、川村清志(国立歴史民俗博物館)
・第2回 平田オリザ(劇作家・演出家)
・第3回 木奥惠三(カメラマン)
・第4回 木内俊克、砂山太一(建築家)
・第5回 田尾陽一、矢野淳、佐藤研吾(福島県飯舘村での活動に注力する方々)
・第6回 吉見俊哉(社会学者、東京大学大学院情報学環教授)
・第7回 福田敏也(「奥能登国際芸術祭」コミュニケーションディレクター)
・第8回 坂茂(建築家)
・第9回 川俣正(美術家)
・第10回 鴻池朋子(アーティスト)
・第11回 加治屋健司、粟田大輔(中原佑介『社会のなかの美術』編者)
・第12回 モデレーター:北川フラム
・第13回 玄田有史(東京大学社会科学研究所 教授)
・第14回 田中泯(ダンサー)
・第15回 津田大介(アクティビスト)
・第16回 浪越隆雅(株式会社マイファーム)
・第17回 小野塚知二(東京大学特命教授)
・第18回 椹木野衣(美術評論家)
・第19回 木畑洋一(歴史学者)
・第20回 さわひらき・SIDE CORE(アーティスト)
・第21回 西村幸夫(國學院大學教授・観光まちづくり学部長)
・第22回 佐竹右行(元グラミンユーグレナ CO-CEO)
・第23回 ラグジュアリー・ロジコ[豪華朗機工]、マリア・フェルナンダ・カルドーゾ、弓指寛治(「奥能登国際芸術祭2023」参加アーティスト)
・第24回  北川フラム
・第25回  佐藤悠(アーティスト)
・第26回 深澤孝史(アーティスト)
・第27回 三尾徹(金融専門家)
・第28回 東浩紀(哲学者)
・第29回 梅田哲也、多田淳之介(「内房総アートフェス」参加アーティスト)
・第30回 暮沢剛己(美術評論家)
・第31回 尾花賢一、竹内公太(「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」参加アーティスト)
・第32回 甲斐賢治(せんだいメディアテークアーティスティックディレクター)
・第33回 モデレーター:北川フラム(磯辺行久の視点から見る越後妻有)
・第34回 ルデル・モー、エカテリーナ・ムロムツェワ(北アルプス国際芸術祭2024)
・第35回 遠藤利克、鵜飼哲(南飛騨Art Discovery参加アーティスト、マルシェ企画/株式会社多美人生開発)
・第36回 北川フラム
・第37回 ジェイコブ・モー、Torus Vil.(アーティスト)
・第38回 大西若人(朝日新聞社)
・第39回 小野正嗣(小説家)
・第40回 北川フラム「建築家・原広司と芸術祭の歩み」
・第41回 北川フラム「瀬戸内国際芸術祭2025」
・第42回 レオニート・チシコフ、マリーナ・モスクヴィナ(「瀬戸内国際芸術祭2025」参加アーティスト)
・第43回 藤原辰史(農業史研究者)
・第44回 安藤礼二(文芸評論家)
・第45回 ニキータ・カダン(アーティスト)
・第46回 北川フラム「地域課題と芸術祭が目指す姿」
・第47回 クリスティアン・バスティアンス(アーティスト)、アンナ・アリエワ(ウクライナ国立美術館の学芸員)
・第48回 黒川創(作家)
・第49回 「みんなの学校プロジェクト」平川理恵(教育者)
・第50回 占部まり(医師/宇沢国際学館代表)
・第51回  椹木野衣(美術評論家)
・第52回 田口康大(一般社団法人3710Lab みなとラボ)
・第53回 原聖(言語社会学者)


過去のフラム塾(第2シーズン)の様子

2021年12月13日木奥惠三

(左)2021年10月11日 南条嘉毅 、川村清志 /(右)2021年11月22日 平田オリザ


過去のフラム塾(第1シーズン)の様子

2020年12月27日小松宏誠作品「Winter Circlet 」清掃・メンテナンスワークショップ

2020年11月1日「オーストラリア・ハウス」秋の会(雪囲い)

2020年10月20日高野ランドスケープを講師に迎えた環境整備ワークショップ

2020年10月3日(土)清水ミュージアムでの川俣正作品制作ワークショップ

2020年9月13日(日)カサグランデ&リンターラ建築事務所作品「ポチョムキン」清掃ワークショップ

2020年8月30日(日) 稲刈り体験ワークショップ

8月22日(土)作家・鞍掛純一との松代城清掃ワークショップ

8月22日(土)作家・鞍掛純一と作品「大地のおくりもの」を彫るワークショップ

7月24日(金)作家・淺井裕介と作品「チョマノモリ」清掃ワークショップ(photo by YONEAYMA Noriko)

開催概要

日時 2026年5月27日(水)19:00~21:00(18:50開場)
場所

ヒルサイドプラザ(代官山)
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29 ヒルサイドテラス内

料金
・会場参加(一般):2,000円
・会場参加(学生):500円
・通年参加(一般):15,000円(定額プラン制)
・通年参加(学生):5,000円(定額プラン制)

関連イベント

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