ギャラリー湯山2022年度のスタート企画として、「越後妻有 大地の芸術祭 2022」の開幕に合わせ、「巳巳展×外山文彦展」を開催いたします。
1階(外山文彦展)と2階(巳巳展)、階を隔て2つの個展を同時開催する本企画には、「大地の芸術祭」から生まれたこの“場”そのものへの意識がキーワードとして内包されます。展覧会の基軸として、築110年の“古民家”ギャラリーに対しそれぞれが異なる視点から向き合うことを置きました。2つは単独の個展としても成立するものですが、スペースが持つここにしかない特性を、企画展としてより浮き彫りにさせたいと意図したものです。ここギャラリー湯山は新潟県内の作家らで運営委員会を組織し活動することになった2012年から数えれば10年となりますが、1階と2階とで異なる個展を構成する展示は初となります。
2作家は共に60年代の生まれ。かつ、大学での専攻は理数系で、そこから現代美術のフィールドで活躍するという興味深い共通項はありますが、2016年の「地下光学展」(東京・Dungeon)を除けば一緒に活動した形跡はなく、制作へのアプローチもかように異なるものです。それぞれの表現を、またそれらが織り成す世界を、お愉しみいただければ幸いです。
日時 |
日程:4/29(金祝)~6/26(日)の土日祝開館(22日間) 時間:10時~16時 |
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場所 |
ギャラリー湯山/新潟県十日町市松之山湯山446(「ナステビュウ湯の山」付近) |
料金 | 一般300円、小中学生150円 |