2018参加作家オルガ・キセリョーワが「STARTS PRIZE」受賞

2020/6/22

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2018年大地の芸術祭に参加したオルガ・キセリョーワさん(ロシア/フランス)が、ヨーロッパの科学芸術賞「STARTS PRIZE」を受賞しました。

STARTS賞(Science + Technology +Arts)」は、欧州委員会により、私たちが直面する社会、環境保護、経済の課題解決に向けた科学、テクノロジー、アートを繋ぐ革新的なプロジェクトに対して与えられる賞で、受賞作はアルス・エレクトロニカ(オーストリア)、ボザール(ブリュッセル)、Wagg(オランダ)で特別展示されることになります。

オルガさんの受賞作「EDEN – Ethique – Durable – Ecologie – Nature(エデン-倫理-持続-生態系-自然)」は2012年から始まり、現在も続くプロジェクトで、2018年の大地の芸術祭で発表された作品「EDEN」もその一環です。

多くの国の科学者と協働し、テクノロジーをアートに導入することで、樹木の記憶や樹木同士のコミュニケーション、そして大陸を越えてつながる樹木のネットワークを知覚し、インスタレーションするこのプロジェクトは、絶滅の危機にある植物種を復活し、新たな「エデンの園」を創造することを目標としています。自然環境が危機に瀕し、パンデミック下に世界がある今こそ、樹木を通じて世界が国境を越えて一体であることを伝えるオルガさんのバイオアートは、高く評価されたのでしょう。
≫STARTS Prize

オルガ・キセリョーワ「EDEN」, Photo by KIOKU Keizo
(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018出展)

オルガ・キセリョーワ/PROFILE


オルガ・キセリョーワ(ロシア)は国際的なアートと科学の分野において重要な人物であり、科学者として作品にアプローチする。彼女は科学的な方法を正確に配慮すると同時に科学、生物学、地球物理学との協働を呼びかけ、実験、計算、分析を進める。主な展示は、モダンアートミュージアム(パリ)キアズマ現代美術館(ヘルシンキ)、ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)、カルティエ財団現代美術館(パリ)、ポンピドュ・センター(パリ)ビルバオ・グッゲンハイム美術館(ビルバオ)、NCCA(モスクワ)、ダカール・ビエンナーレ(2002年)、ティラーナ・ビエンナーレ(2003年)、モスクワ・ビエンナーレ(2011年)、イスタンブール・ビエンナーレ(2013年)、ヴェニス・ビエンナーレ(2019年)を含む。彼女の作品は、ポンピドュ・センター、ルイス・ヴィトン財団、ZKM、モスクワ現代美術館、ニューヨーク近代美樹幹などの世界的に重要な数々の美術館で展示されている。またパリのソルボンヌ大学で現代美術を教え、アート&ニューメディアプログラムの学長、国際アート&サイエンス機関の主任である。
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