香港ハウスにてリモートオープニング開催

2021/9/18

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香港ハウスでの新作公開を記念して、8月29日(日)にリモートによるオープニングセレモニー「『アートとの絆~半部屋@香港ハウス』シェアリングセッション」が開催されました。今回のセレモニーは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、完全オンライン体制で行われました。香港ハウスのプロジェクトの主催であるArt Promotion Officeが主催となり、アーティストのラム・ドンパァンをはじめ、桑原悠津南町町長、大地の芸術祭総合ディレクター北川フラムが参加し、香港の食・音楽文化の披露や香港ハウスの新作「1/2 Step House 半歩屋」についてのトークが繰り広げられました。

1. 音楽パフォーマンスでスタート!

Haw Par Musicがオープニングソング「介」を披露。曲に合わせて制作されたMVも公開されました。曲名「介」は、“あいだ”という意味。本曲とラム・ドンパァンの大地の芸術祭作品「1/2 Step House 半歩屋」は、コロナ禍の人との距離が遠くなっていることに思いをはせる点に通ずるものがあります。

Performer: Haw Par Music

2. 互いの国の郷土料理を作りあう

香港のお菓子「老婆餅(ラオポーピン)」を、上郷のお母さんたちが作りました。香港では中の餡に糖冬瓜(とうとうがん)を使用しますが、日本では手に入れることができず、代わりにかんぴょうの甘煮で餡を作りました。

ご協力いただいた上郷のお母さんたち(左から睦さん、和子さん、千代子さん)

津南町長がリモートで老婆餅を試食

つぎに、香港のWill Leungシェフによりお披露目された日本の郷土料理はお寿司。花を連想させるこだわり満載のお寿司「花の恋」を作っていただきました。

日本のお寿司をアレンジした「花の恋」

3. 「1/2 Step House 半歩屋」についてのトークセッション

作家のラム・ドンパァン(林東鵬)と、制作に携わった香港大学芸術学部の学生による「1/2 Step House 半歩屋」のお話がありました。

ラム・ドンパァン(林東鵬)(右下)が作品について解説

香港大学芸術学部の学生たち

4. 香港で人気の邦楽を合唱!

香港で1番知られている日本の曲は吉川晃司の「モニカ」ということで、最後はみんなで「モニカ」を合唱して終了。

日本語と広東語の「モニカ」をそれぞれの場所で歌いあうシーン


ラム・ドンパァン(林東鵬)「1/2 Step House 半歩屋」

香港ハウス
営業時間 10:00~17:00(土日祝日限定~10月31日まで)
料金 一般500円/小中250円

photo by Kioku Keizo

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