「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2021」は延期となりましたが、7月22日~10月31日の期間に「今年の越後妻有」を開催。2大拠点施設の越後妻有里山現代美術館 MonETと、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」、松代城がリニューアルオープン。それに伴い公開される新作作品をご紹介します。
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]は、越後妻有里山現代美術館 MonET(英:Museum on Echigo-Tsumari)に改称し、常設作品の入れ替えを行い、リニューアルオープンいたします。名和晃平、中谷ミチコ、“目”などの著名な現代美術作家をむかえ、「大地の芸術祭の里」の拠点として構えます。
【新作作家】
名和晃平(日本)/中谷ミチコ(日本)/目(日本)/森山大道(日本)/イリヤ&エミリア・カバコフ(ロシア)/マルニクス・デネイス(オランダ)/ニコラ・ダロ(フランス)/ ※順不同
※ニコラ・ダロ作品は公開日調整中
【アクセス】
・最寄駅JR飯山線、ほくほく線「十日町」駅より徒歩約10分
※十日町市総合観光案内所(十日町駅西口)にて電動自転車の貸し出しも行っております。レンタル料 1日1,500円(税込み)
「Force」名和晃平
Installation view, “Japanorama. A new vision on art since 1970,” Centre Pompidou-Metz, Metz, France
Force, 2017, dimensions variable, mixed media ©︎Centre Pompidou-Metz
「遠方の声」中谷ミチコ
(Photo by Nakamura Osamu)
「movements」目(イメージ図)
農舞台+城山のアート作品全体をフィールドミュージアムとしてリニューアルオープンいたします。自転車を使ったダイナミックな東弘一郎の新作をはじめ、農舞台には越後妻有の代表作家、イリヤ&エミリア・カバコフの新作4点が登場。「棚田」(2000年)、「人生のアーチ」(2015年)とあわせて、カバコフの作品群“カバコフの夢”を展開します。世界的な彼らの作品がこれほど集結するのは他に例をみません。秋には農舞台裏の城山に新作2点が追加され、MonETの新作1点とあわせた全9作品の“カバコフの夢”が完成します。
【新作作家】
イリヤ&エミリア・カバコフ(ロシア)/東弘一郎(日本)
【アクセス】
・ほくほく線まつだい駅南口連結
「10のアルバム 迷宮」イリヤ&エミリア・カバコフ
(Photo by Kioku Keizo)
「アーティストの図書館」イリヤ&エミリア・カバコフ
(Photo by Kioku Keizo)
「廻転する不在」東弘一郎(イメージ図)
城山の頂にそびえる展望台「松山城」に3作家の新作を展開。城を模した外見と内部の現代アートというコントラストが見るものを圧倒します。農舞台+城山のアート作品全体をフィールドミュージアムとして楽しんでいただけます。
※松代城の作品は土日のみ公開
【新作作家】
エステル・ストッカー(イタリア)/豊福亮(日本)/鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志(日本)
【アクセス】
・農舞台~松代城を結ぶシャトルバス(土日祝のみ、無料、行きのみ)
・レンタサイクル2時間300円
※バス及びレンタサイクル共にフィールドミュージアム券、松代城券購入者のみ利用可。農舞台にて受付。
「憧れの眺望」エステル・ストッカー
(Photo by Kioku Keizo)
「樂聚第」豊福亮
(Photo by Kioku Keizo)
住所 | 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1, 71-2 越後妻有里山現代美術館 MonET |
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TEL | 025-761-7767 |
info@tsumari-artfield.com |