【大地の芸術祭×オイシックス・ラ・大地】「食のジャーニー:ゲートシティ大崎館内アート展」開催

2025/10/29

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オイシックス・ラ・大地株式会社が開催する企画展「食のジャーニー:ゲートシティ大崎館内アート展」が、2025年11月3日(月)よりスタートします。Oisix商品パッケージデザインやスムージーなどのコラボに続き、「大地の芸術祭」と一部連携した本企画では、芸術祭参加アーティストの中﨑透がオイシックス・ラ・大地株式会社の歴史や食の繋がりから着想を得た作品を展開します。制作管理には、芸術祭主催者団体のひとつであるNPO法人越後妻有里山協働機構、および芸術祭の作品制作を手掛ける株式会社アートフロントギャラリーが携わっています。

主催:オイシックス・ラ・大地
制作管理:NPO法人越後妻有里山協働機構、株式会社アートフロントギャラリー
協力:ゲートシティ大崎管理組合

展示イメージ

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アートで見る「食」の繋がり

「大地の芸術祭」にも参加するアーティスト、中﨑透が、食に関わる「作る人」、「食べる人」、「届ける人」の想いや繋がりを表現した特別な作品を制作。ゲートシティ大崎の館内全体を使い、作品の空間に入り込むようなインスタレーション形式(※)で展示します。アート作品を鑑賞するだけでなく、食の課題解決に繋がるマルシェイベントも同時開催します。

(※)ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、場所や空間全体を作品として観客に体験させる表現手法のこと

展示イメージ

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【淺井裕介作品も特別公開】

企画展にあわせて、通常非公開の淺井裕介作品「八百万の物語@Osaki Farm」が特別公開されます。会場では、これまで公開の機会が限られていた貴重な作品が展示され、アーティストの新たな表現に触れることができます。

本作は北海道から沖縄まで、日本全国の農家さんの土44種を使って泥の絵を描いた作品。普段は絵を描く場所で土堀から始めるアーティストが、今回は、オイシックス・ラ・大地株式会社が関わる2700近くもの農家さんの中から、特に縁の深い36の農家の方に土を提供してもらい、完成した作品です。

ここに集まった、普段出会うことのない土同士が隣り合う不思議さにドキドキしつつ、それらが育てている食物のリストからそれぞれの土地を想像したりしながら一気に描き進めました。土の一粒の中には、太古の昔からつい昨日までのたくさんの命の繋がりやその成長を見守るエネルギーが詰まっていると思っています。この作品もその小さな声に耳を傾け、環境も性格も違う様々な土たちが語る小さな物語を拾い集めるようにして絵を描いていきました。自分が様々な環境の中で物を作る際によくお手本としている植物全般にとって大切なことは、完成させることではなく、いかに環境の中で変化し、成長していくかだと思っています。
(淺井裕介コメントより)

淺井裕介「八百万の物語@Osaki Farm」撮影:木奥恵三


開催概要

食のジャーニー:ゲートシティ大崎館内アート展

開催期間|2025年11月3日(月祝)~24日(月祝) 10:00~19:00  ※期間中は土日もご覧いただけます
会場  |ゲートシティ大崎(東京都品川区大崎1丁目11番2号)※JR山手線大崎駅から徒歩1分
料金  |無料

<11月3日(月)~24日(月)>
◆アート作品の展示
展示場所:ゲートシティ大崎の共有部(イーストタワー1階、3階)、雨晴食堂(ウエストタワー3階)、オイシックス・ラ・大地のエントランス(イーストタワー5階)

◆「雨晴食堂」での期間限定メニュー提供
ゲートシティ大崎にある、オイシックス・ラ・大地とシダックスコントラクトフードサービスが連携して運営する職域食堂「雨晴食堂」にて、規格外野菜を使ったイベント期間限定メニューをお楽しみいただけます。

<11月14日(金)、15日(土)> ※2日間限定
◆マルシェ「未来へつなぐ、おいしいマルシェ」
食の社会課題をテーマに、アップサイクル食品、規格外農産物、環境に配慮し製造された食品などを販売します。
場所:B1Fアトリウム

◆アート作品の観覧スタンプラリー
ゲートシティ大崎内に設置されたアート作品を巡るスタンプラリーです。マルシェ内のオイシックス・ラ・大地ブースで用紙を配布し、すべて集めた方には景品として、オイシックス・ラ・大地商品をお渡しします。(各日先着100名)


中﨑透

武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中﨑透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる(-2021)。2011年より「プロジェクトFUKUSHIMA!」に参加、主に美術部門のディレクションを担当。近年の主な展覧会に個展「FICTION TRAVELAR」水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」(新潟)など。令和4年度(第73回)芸術選奨新人賞(美術部門)受賞。

オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校などで給食事業を展開する「シダックスコントラクトフードサービス」、病院、高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。


これまでの大地の芸術祭とのコラボ商品

『ふぞろい野菜を使ったスムージー』(2024年)
監修:CRAZY KITHCEN

「ほっこりおいしい お湯でたべられるごはん」(2024年)
デザイン:原游

能登さくら駅ダンボール(2024)
デザイン:原游

森を守るダンボール(2023年)
デザイン:原游

「たがやす、たねまく、たくましくそだつ。たすけあう、たたえあう、そしてたのしむ。」(2022年)
デザイン:田島征三

「OiSEASONING オイシーズニング」(2022年)
デザイン:原游

「しっとりシャケほぐし」「鶏そぼろ」(2022)
デザイン:原游

「潮風と雪解け水が育てた北海道函館牛乳」(2021年)
デザイン:原游

「有機栽培アフリカンルイボスティー(発酵)/有機栽培アフリカンルイボスティー(非発酵)」(2021年)
デザイン:原游

「有機魚沼産コシヒカリ(白米2kg)」(2018年)
デザイン:淺井裕介

「CUBE WATER きりしま」(2017年)
デザイン:田島征三

お問い合わせ窓口

「大地の芸術祭の里」総合案内所
住所 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1, 71-2 越後妻有里山現代美術館 MonET
TEL 025-761-7767
E-mail info@tsumari-artfield.com
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