春に巡る十日町・中里エリアのドライブコース

十日町・中里エリアにある作品を中心に組んだ日帰りのGW期間中のコースです。周辺の主要施設のみならず、春から再開する屋外作品もお楽しみいただけます。ドライブコースですが、越後湯沢駅まで新幹線を使用し、レンタカーで巡ることも可能です。ぜひ旅の参考にしてみてください。

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7:48 東京駅出発
約1時間27分
上越新幹線
9:16 越後湯沢駅到着、レンタカーを借りる
約30分
9:50 越後妻有を代表するアート作品へ
「Tunnel of Light」マ・ヤンソン / MADアーキテクツ
全長750mの清津峡渓谷トンネルを外界から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として途中の見晴らし所と、終点のパノラマステーションで作品を展開する。自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用しながら、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気をつくりだし、歴史あるトンネルを再生。
※GW期間(4/27~5/7)は混雑緩和を図るため、事前予約制による入坑の制限を行います。事前にチケットをご購入ください。
約15分
10:45 窓を通して見つめる越後妻有
「たくさんの失われた窓のために」内海昭子
窓から見える風景を通して外に広がる妻有の風景をもう一度発見するための窓。揺れるカーテンは風を映し、自然を邪魔することなく慎ましく咲く花のような作品を目指した。
約5分
11:00 廃棄物の不法投棄場がアートで美しい公園に
「ポチョムキン」カサグランデ&リンターラ建築事務所
田園風景に突如出現する、廃棄物が不法投棄されていた場所をガラスや石、鉄などを使った公園にした作品。自然を取り込んでいる≪ポチョムキン≫は、現代人と自然の関係について考えるポスト産業時代のアクトポリスとして佇んでいる。
約5分
11:15 離れた土地を空間的に関係させる
「日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)」リチャード・ウィルソン
ロンドンにある作家の自宅をもとに、実物大の構造だけ、方位を保ったまま妻有に移動させた。ロンドンと妻有という距離的にも文化的にもかけ離れた土地を空間的に関係させた試み。
約40分
12:00 茅葺き民家で地元食材を使ったランチを
うぶすなの家
築100年を迎える茅葺き民家を「やきもの」で再生したレストラン。集落のお母さんが地元のお母さんが食材や里山で採れた山菜を持ち寄り、季節の小鉢とメインの一皿を提供する。お母さんたちとの交流もお楽しみのひとつ。
約25分
13:30 自然の中で光と向き合う時間を過ごす
「光の館」ジェームズ・タレル
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』から、伝統的な日本家屋における親密な光に、自らが制作してきた光の作品を融合させることを着想してつくられた作品。屋根がスライドして天井が開き四角く切り取られた空は、私たちが普段気に留めていない光の変化を実感させる。
約25分
14:30 小学校が丸ごと「空間絵本」美術館に
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
鉢集落に残る木造校舎を利用し、アーティスト・田島征三が描いた絵本「学校はカラッポにならない」が展開される空間絵本美術館。絵本の物語が校舎いっぱいに広がる。空間絵本の余韻を味わえる「Hachi Café」や野外に暮らすヤギ、ビオトープもお楽しみのひとつ。
※4月下旬公開
約16分
15:45 駐車場の屋外作品
「アスファルト・スポット」R&Sie建築事務所
作品は駐車場である。しかし、それは地形の一部で、既存の道の延長でもある。駐車場の中にアウトドアの展示スペースを創り出す。
※駐車される場合は、駐車スペースを示す白線内のみでお願いいたします。それ以外での駐車はご遠慮ください。
約5分
16:00 最後は越後妻有を代表する現代美術館へ
越後妻有里山現代美術館 MonET
建築設計は、札幌ドーム、京都駅ビルなどを手掛けた原広司+アトリエ・ファイ建築研究所が担当。館内には、名和晃平、目[me]などの著名なアーティストの15作品が常設されている。また館内にあるミュージアムショップでは、「大地の芸術祭」のお土産を購入できる。
約45分
17:41 レンタカー返却、越後湯沢駅を出発
約1時間19分
19:00 東京駅到着

開催概要

日程 2024/4/27~5/6(施設は火水定休)
始点/終点 東京(越後湯沢経由)/東京(越後湯沢経由)
交通手段 電車、車
備考

東京から直接お車でお越しの場合もご参照いただけます。

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