大地の芸術祭では、たくさんの経験をしました。妻有の自然、子どもたち、そして多くのアーティストや作品たち。私たちの作品は、土とのふれあいをテーマとし、子どもたちの記憶をオブジェにしようと試みたものです。一番心に残ったことは、事前準備では、不安だったり心配だったりしたことが、ワークショップ当日、ゼミ生それぞれの思いが通じ、活動が響きあい、想像以上に生き生きとした活動に変化していったことです。ひとりのゼミ生が、それを「ミックスアップ」だと指摘してくれました。移り変わる活動の中で変化し成長すること。このことを経験できたことに全員が驚き、とても大切なものを得ることができたように感じています。
作品番号 | D089 |
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制作年 | 2003 |
エリア | 松代 |