激動する世界の中でアートは希望となりうるか
今、私たちは激動の時代を生きています。地球環境の崩壊、ウクライナ、ガザ紛争に象徴されるように世界は分断され、増え続ける難民は1億1000万人を超え、人口の10人にひとりが飢餓状態にあります。年間の国際旅行者数は14億人を超え、グローバル化が加速しています。AIやデジタル化、あるいは科学技術の発展は、「人間とは何か」「生きるとは何か」という問いを私たちに投げかけます。このような世界にあって、アーティストの直観と生理はどのように反応し、作品が生み出されているのか。地域型芸術祭をはじめ、アートを媒介に人々はどのように活動し、世界に向き合おうとしているのか。2016年、瀬戸内アジアフォーラムとしてスタートし、瀬戸内国際芸術祭と大地の芸術祭において回を重ねてきたアジアフォーラムを、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」が開催される今年、越後妻有において開催します。大地の芸術祭が始まって約四半世紀。そこで耕されてきた思想を、アーティスト、思想家、研究者、様々な人々とともに語り合うことを通して、さらに開かれ、発展させていきたいと思います。
※日英同時通訳あり
作品番号 | E099 |
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制作年 | 2024 |
時間 | 13:00-17:00 |
料金 | 1,000円/パスポート提示で500円(事前予約可、定員50名) |
エリア | 十日町 |
集落 | 越後妻有文化ホール |
マップコード | 140151012*76 |
公開期間 | 2024/9/6 |
場所 | 越後妻有文化ホール(十日町市本町1丁目上508−2) |