Photo by OGOSHI Kenichi
作品について
「花あかり」とは、本来は春に満開の桜であたりが明るく感じられる様を表す。作家は深い雪に閉ざされる越後妻有の冬景色に想いをよせ、真っ白なカサブランカで「八月の花あかり」を灯した。家の片隅には、集落の人びとから借りた飯茶碗が置かれ、集落の径庭で育まれた草花が日替わりでいけられた。常設館では、日頃植物の足もとに隠される剣山が主役となった。細い剣が整然と立ち並ぶ小さな鉄の塊が、越後三山の尾根に見立てられた作品。
作品情報
| 作品番号 | K050 |
|---|---|
| 制作年 | 2006 |
| エリア | 川西 |
| 集落 | 小白倉 |
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