Share
織物を織る前に、乾燥のため、吊るした状態の糸を「綛糸」という。作家は「現代の糸」とも呼べるLANケーブルを二子集落の民家に吊るし、冬の「綛」を象徴する。LANケーブルのビニールを剥いで取り出した赤・青・緑・茶の4色の電線を編んでつくられたのが、平集落に設置された「ねこつぐら(猫の家)」。通常は藁でつくられるが、今ではその技を伝承する人はごくわずか。作家は、秋山郷で土地の名人に編み方を習い、失われつつある伝統をLANケーブルという現代の素材を使って再現した。
芸術 / 総合ディレクター
芸術 / 伊藤誠
芸術 / カタルシスの岸辺
芸術 / イリヤ&エミリア・カバコフ
芸術 / 安野太郎
芸術 / ブルック・アンドリュー
最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。
大地の芸術祭公式メールマガジン「大地の便り」(無料)は、芸術祭の情報やイベント、サポーターの活動などをお届けするメールマガジンです。