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家はそこで暮らす人びとの生活を見守り、静かに年齢(築年数)を重ねていく……。家の誕生から家と住人がともに過ごした年月の「一日・いちにち」を慈しみながら振り返る行為を通して、家に新たな生命を吹き込み、長寿を願う作品。家の年齢(築年数)は88歳、主の柳キノさんは80歳。作家による聞き取り調査がきっかけとなり、キノさんは自分史を書き、作品と一緒に倉のなかの大切な品々を展示したという。
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