Photo by Miyamoto Takenori + Seno Hiromi

作品情報

作品について

土市の国道沿いの空家はかつて歯科を営んでいた。昔は診察台があった2階の部屋に足を踏み入れると、雨が激しく窓を叩き始める。さっきまで外は晴れていたのに、と驚く間もなく稲妻が鳴り響き、家が震えだす。明滅するガラス戸には不思議な人影が映り、蛍光灯がパチパチと不規則に音をたてながら点滅、やがて停電が起こる。作家は、身体で感じる嵐を演出し、屋根の下も安全な空間ではないというメッセージを伝える。

作品情報

作品番号 T219
制作年 2009
エリア 十日町
集落 土市
つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。