十日町市の北限、5軒の家が暮らしを紡ぐ願入集落。市街地とは時間の流れが違うこの場所で、作家は「場所の気配を形にしよう」と試みた。最終的に場所が決まったのは会期の40日前。当初予定されていた工法では時間も人出も足りず、試行錯誤のなか、地元の土建屋さんが編み出した画期的な工法でつくられた作品である。胎児を守る胎盤を意味する「胞衣(えな)」が象徴するように、土の中、何かに守られたような神聖で穏やかな空間が生まれた。[作品設計=柗井正澄]
| 作品番号 | T134 |
|---|---|
| 制作年 | 2006 |
| 時間 | 日中 |
| 料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
| 休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
| エリア | 十日町 |
| 集落 | 願入 |
| マップコード | 140429277*15 |
| 公開期間 | 2025/5/31-11/9(祝日を除く火水定休) |
| 場所 | 「うぶすなの家」(新潟県十日町市東下組3110)周辺 |